■今日という日。
11時半、オンライン会議。提出したネタの反応いまひとつ。全員のネタがそんな感じだった。そういう日であったか。
用賀駅まで歩いて、田園都市線で二子玉川へ。駅構内の『しぶそば』で花巻そばを食べる。器がすっぽり隠れるほどの海苔に慄きながら食べる。
友人がよかったと言っていた
『線は、僕を描く』(15)を観る。
(※以下、少しネタバレします)
水墨画というテーマは興味深かった。
出演者もよかった。
ストーリーも定番の展開とはいえ悪くなかった、ただし全体の4分の3までは。
そこで主人公の事情の詳細が明らかになるのだが、それがとても残念なものだった。正直、頭にきた。釈然としないので、後で調べたら、その部分は原作から大きく変えられていた。なんであんな改変をしたのだろうか。その方が観客の心を動かせると思ったのか。完全なる改悪である。
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現実を想起させる事件事故や災害をフィクションに取り入れる時は、もっと真摯に向き合ってほしいよ。あんな取ってつけたような使い方、現実にも物語にも失礼だ。
もうひとつ残念だったのは、主題歌。楽曲自体に罪はない。組み合わせの問題。和食の最後に洋風のデザートが出てきてしまった。そんな印象。余韻が台無しとなってしまった。なぜあんな曲調のものをもってきたのだろうか。おそらく何らかの力学が働いているのだろう。というか、邦画、最後の出演者&スタッフクレジット部分に主題歌が流れることが多いけど、いらないことの方が多い。インストじゃダメなのか。
高島屋の中の伊東屋で届いたノートを受け取る。3冊。今は年に1冊のペースだから3年分だ。
夜は家人(大)と
『中山商店』へ。祝日の前日のせいかとても混み合っていた。