Nov.23(Wed.)
■今日という日。
昨夜ひさしぶりに睡眠を補助する薬を服用したら、途中2回起きたものの、朝9時まで眠ってしまい驚く。そして1時間ほど用事をしたらまた眠くなる。ベッドに入ると、2時間眠っていた。11時間睡眠。以前はこんなに効かなかったのになあ。
雨。強い雨。自宅から出ることなく来客を待つ。
午後、パソコンマンO君が来宅。自宅PCのメンテナンスをしてもらう。リモートでも出来る程度のことだったが、雨の中、近くに用事があるからと我が家まで来てくれた。O君、安倍晋三ファンクラブの重鎮と仕事する機会も多いそうだが、推しが亡くなった今、あの界隈の人々は大変だそうだ。他にも金持ちがやっている規格外の子ども食堂の話も興味深かった。そして何より仕事全般順調そうでよかった。もっといろいろ話を聞きたいので、近々食事をする約束をする。
夜、本多劇場へ。KERA・MAP公演『しびれ雲』(24)観劇。
ささやかな事件の連なりだが、架空の方言で全編貫くというのは、物語の穏やかさとは相反して、なんとも過激な試みである。なんといっても役者が大変だ。
観劇後、知人から教えてもらった劇評に「受容」というワードが出てきて、言われてみれば確かにそうだと思うと同時に、分断が加速する今、どうしてこの芝居を作ったのかと考える。意識的だったのか、それとも無意識だったのか。
終演後、珍しくロビーにKERAさんがいたのでご挨拶。曰く「今日の夜は客席が静かだったよ。もともとこんな感じを狙ったんだけどね」。
すぐさま経堂に戻る。22時を過ぎているので食事ができる店が限られる。数日前に行った店のラストオーダーが23時だったのを思い出し、再訪。さすがにこの時間だと客は僕以外ひとり。注文する料理を誤ったのか、今回はどれもいまひとつ。まあ、味につべこべ言うような値段ではないのだが。店の位置付けを僕の中で変更。
帰還すると、SNSがサッカーの話題一色だ。何かスゴいことがあったようだが、よくわからない。斜に構えているわけではなく、心底興味がないのだ。