山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

環境教育プログラム会議と高校での講座・昨日の自然観察講座

2006-07-10 | 森林環境教育
午前は、ある企業さんが社会貢献で行おうとしている環境教育のプログラム検討会議。初めての会議でアイデア出しなどを行いました。
山里文化研究所が行うプログラムはここではすでに決まっているのでもっぱら聞き役。
大手の企業さんは、こういった社会貢献の環境教育を行うケースがよくあり、特に中部圏ではトヨタ系列の会社などもがんばっています。
昨年はデンソーさんがいろいろな環境教育の賞をとられ、うれしく思いました。

高校では、メタセコイアとコメツガの「種子のいれもの」(○○ぼっくり)を使い、ペイントして小物を作ってもらいました。
生徒たちは動物や顔を作るのが好きなようで、少々意外でした。明日も続きます。

その後、愛知県庁で「あいち環境学習推進協議会」のプログラムチーム会議。
昨年から継続していますが、終了後ほかの一人の委員さんと、昨年会議日当だけでたくさんのプログラムを執筆したことを思い出し、少々ため息をつきました。
でもこの会議にはそうそうたる実力者がこられているので、その方たちにお会いするのはいい勉強になります。特に今年はプログラムチームに水辺研究会のKさんが入ってくださったので、会議に行く楽しみが増えました。


昨日は、スタッフとして運営にたずさわっている夕立山森林塾の講座の一つ「夏の自然観察」を行いました。せんえつながら、講師もさせていただきました。
場所は恵那市の笠置山で、あまり知られていませんが、頂上付近はブナ、ミズナラ、ホオノキ、ヒノキの天然木などを主体とするブナ林です。
ヒカリゴケは2年前より増えてきれいでした。
午前と夕方、雨に降られ、帰りは道路に水が出ました。山で雨が降るとあなどれません。

夕立山森林塾の講座もこれで一区切り。肩の荷が下りたところです。
でもそれ以外の仕事が山積状態で、大変ですが事業主としては喜ばしいことです。
受託に追われて自主事業がなかなか進まないのがジレンマです。