6月中旬に北海道に行きました。前半はアイヌの植物を使った布やかごづくりを見に、後半は森林の研修会です。
写真は、オヒョウの皮を干しているところ。浦河町で見せていただきました。
オヒョウはシナノキより少し早く、6月上旬には皮をむいてしまいます。
樹皮をはいで、外皮は取り除き、内皮をこのように干します。こうして干しておけば、何年も保存できるそうです。
これだけあればかなりのものが作れます。
広い作業場で盛大に干したりするのかと思ったら、裏庭でちょこちょこっとやるのですね。植物布づくりは昔のアイヌでは職業的なものではなく誰もが家庭でやっていたということです。
オヒョウは今では少なくなり、入手しにくいそうです。山の奥深くに行かないとないとか。使うときには、木を買い取り、1本切り倒して皮を全部はぐそうです。そうすると切り株から萌芽更新するので心配ない。昔は樹皮の3分の1だけをはぐ、ということをしたが、今のやり方の法が合理的で木にもいいようだと言われました。
庭にも何本かオヒョウが植えられていますがまだ小さいのです。
オヒョウは直径15センチぐらいのものがいい。樹齢30年ぐらいで育つそうです。
意外に成長の早い木です。
岐阜県中津川市の恵那山の標高1200~1300mあたりにオヒョウがとってもたくさんあると言ったら、驚かれて、採りにいきたい、といわれました。
オヒョウはアイヌ語ではアツといい、これで織った着物をアツシというのです。
写真は、オヒョウの皮を干しているところ。浦河町で見せていただきました。
オヒョウはシナノキより少し早く、6月上旬には皮をむいてしまいます。
樹皮をはいで、外皮は取り除き、内皮をこのように干します。こうして干しておけば、何年も保存できるそうです。
これだけあればかなりのものが作れます。
広い作業場で盛大に干したりするのかと思ったら、裏庭でちょこちょこっとやるのですね。植物布づくりは昔のアイヌでは職業的なものではなく誰もが家庭でやっていたということです。
オヒョウは今では少なくなり、入手しにくいそうです。山の奥深くに行かないとないとか。使うときには、木を買い取り、1本切り倒して皮を全部はぐそうです。そうすると切り株から萌芽更新するので心配ない。昔は樹皮の3分の1だけをはぐ、ということをしたが、今のやり方の法が合理的で木にもいいようだと言われました。
庭にも何本かオヒョウが植えられていますがまだ小さいのです。
オヒョウは直径15センチぐらいのものがいい。樹齢30年ぐらいで育つそうです。
意外に成長の早い木です。
岐阜県中津川市の恵那山の標高1200~1300mあたりにオヒョウがとってもたくさんあると言ったら、驚かれて、採りにいきたい、といわれました。
オヒョウはアイヌ語ではアツといい、これで織った着物をアツシというのです。