8月5日の山行で出あったイワセントウソウです。
イワセントウソウはセリ科の植物の中でも特に小さなものです。5月の初めごろ、登山道わきなどで花を咲かせているのによく出会います。
今は種になっています。先日掲載のミツバもそうですが、セリ科の花は白い小さな花の集まりで、上手な丸い形になっています。特にこれから咲くオオバセンキュウなどは、半球上の大きな花火のようです。
このイワセントウソウは、花は小さな花火のようですが、種は線香花火の終わりがけのように、外に向かって線を描いています。
大きな木の洞の入口のコケの上で、スポットライトを浴びてすっくと立っているかのようでした。