山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ジャワ人のかわいい自然観・人生観

2009-06-28 | 山里
インドネシア・ジャワ島の知人からメールが来ていた。
「自分には花もない、小鳥もない、ガールフレンドもいない」……。

彼女がいない、とふと嘆くのは、別に珍しくはないけど、
花と小鳥がガールフレンドと並んで語られるってのは
なんとも詩的で素敵ではないか!(本人にとってはほめてもらうとこじゃないだろうが)。

ジャワのジョグジャカルタ周辺の人たちは声のいい小鳥をよく飼っていて、4つも5つも鳥かごを軒先にぶら下げている家もある。小鳥を飼うのは富の象徴。レコードもなかった時代に、人々は小鳥の声を音楽の代わりとして愛でていたのだそうだ。
そのため、バティックの柄にもよく小鳥が描かれている。
ジョグジャカルタには有名な鳥市場があって、小鳥そのもののほか、鳥かごやえさなどの小鳥グッズもたくさん売っている。
特にキジバトみたいな声の鳥が多かった。

話を戻すと、小鳥に加え、花が入ると、とたんに情景が鮮やかになる。
ジャワ人はそんなふうに、小鳥や花を人生の友として求めているのかと思うと、とてもかわいらしく豊かな感じがする。

聞き書き活用検討会議

2009-06-28 | 山里
生活スタイルを少し変えたら、一日のうちどのタイミングでブログを書いていいのか分からなくなってしまった。なのであまり書けないでいた。

今日は助成金報告のために昼少し前から全力疾走で会議テープを起こしアンケートの集計をして報告書を書き……19時の発送に間に合ってしまった自分がコワイというか何というか……
さすがの私も指と腕が痛い。特に右手の薬指。
友人から、キーボードたたくときの力が強すぎと指摘され、
そんなことはないと反論してみたが、確かに強すぎる(自覚)。

普段、大きなヘッドホンをしながらキーを打っているので、自分のキーを打つ音が聞こえず、ついつい、耳からの音声に負けないようにバン!バン!と打ち込んでいたらしい(別に負けても支障ないのだが)。

新しいキーボードも、すでにAのキーが磨り減ってきた。


昨年11月30日に行った聞き書き活用検討会議の記録もほぼできた。そのうちHPにアップできるだろう。
聞き直してみて、非常に面白い内容だと思った。
渋沢さん、駒宮さん、原島さんなど、有識者中の有識者といった方々が発言してくれている。

ついでに、5月9日の総会のテープも起こしているが、これもまた面白い。
これは公開するかどうか検討中。
こちらも駒宮さん、原島さん、粥川さん、小澤さんほか、山里文化研究所のそうそうたる会員さんたちが面白いお話をしてくれている。
自分(私)のしゃべっていることがおかしくて、笑っている。