山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

色とりどりの島の路地

2009-09-01 | 
ここだけ切り取ると、日本じゃないかもと思うような路地。
こんな細い路地がいっぱいあって、
ペンキは船の塗装やさんが塗っているらしい。
船に塗るあまったペンキか?

篠島には犬が少ないが(これには理由があり)、
猫も、島にしてはかなり少ない。
こんなところを猫が歩いてくれるとうれしいんだけど。

篠島 休漁の朝 若い漁師たち

2009-09-01 | 
素もぐりの漁師さんは毎日8時前に港に集まって、漁に出るかどうか決める。
素もぐり組合があって、みんなで決めたら守らないといけない。
一人だけ勝手に漁をしてはいけないことになっている。

篠島は若い漁師さんが多い。
今日はお休みを決めて、そのまま港でとぐろを巻いているということで
みんなのんびりと、楽しそうにダベッていた。
私が人探しをしていると、親切に教えてくれた。

なんだかカッコイイ~~!

都会のサラリーマンとはまったく違うこういう生活が、
実は日本中にいっぱいあるのだ。
テレビで放映されるのは東京中心のニュースやドラマばっかり。
それがすべてだと思わされるけど、
そんなの無縁な暮らしの方が普通にあることに
どれだけの都会の人が気づいているだろう。


しかし、こうやってヒマそうに群れている男達っていうのは、どこの国でもおんなじ感じなのかしら。

網の色

2009-09-01 | 
ピンクと緑、補色の組み合わせできれい。
網を通している紐のところ。
右側の円柱型のは木でできた浮き。

網の色は漁師さんの好みらしい。
網屋さんに頼んで好きな色に染めてもらう。

これは2記事前の茶色っぽい網をつくろっている漁師さんの網。
茶色っぽい網は、「かち色」というそうだ。

船の上で網をつくろう

2009-09-01 | 
船上で網をつくろう人も何人かいた。
せっせせっせと一心不乱にやっていた。
きのう、今日と風が強かったり、シラスは不漁だったりして休みだから
そんな光景があちこちで見られた。

三枚網というのは、網をつくろうのがめんどうなので、最近の若い漁師はやらなくなったという。
冬の間は網づくりに時間をかける。
漁の休みのときも忙しいのです。

三枚網をつくろう

2009-09-01 | 
港の横で、網をつくろう人。
三枚網というもので、大きい目の網2枚の間に、細かい目の網1枚がはさまっている。魚がぶつかると細かい目の網が大きい目の網に袋状になって入るという原理が、鳥屋の網の「たな」と同じ。

糸をまきつけた道具で、器用にすいすい網を作っていた。
昔は一からすべて網を作っていたんだって。スゴイ。
クロダイを多く獲っていて、クロダイは岩場にいるので、網がすぐ破れちゃうらしい。

奥さんはそういうことやらないの?と聞くと、そんなに仕事させたら怒られるって。
島だから逃げるとこないからいいじゃん、というと
「それがいっぱいあるだてー」と笑っていた。

篠島の秋の始まり

2009-09-01 | 
久しぶりに篠島に行きました。
愛知県と三重県の間にある島です。

いろんな話を聞いてきました。6回目。
今回、道端で何人かの人とお話しして、やっと篠島を身近に感じるようになりました。
お話できたのは漁がいろいろ休みだったからです。
漁から帰ってきた漁師さんの写真が撮りたかったのに、2日もいて全然ダメだった。

7月、8月に行こうと思っていたのが、梅雨が長引き、晴天を待っていたら、今日になってしまいました。

今日は雲ひとつない天気。

新しいレンズと、三脚が同行。
久しぶりにKISSで、ほんとに久しぶりに三脚使って撮る。

KISSを使わなくなったのは、ピントが合わせにくい(ファインダーが見にくい)せいだったことを思い出す。まったくのんきなもの。
三脚使うと、基本、マニュアルフォーカスにしないと扱いにくい。
しばらくは我慢。