山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

NHK ウェルかめ に期待

2009-09-28 | 山里
NHK朝ドラが今日から「ウェルかめ」に変わった。
よく知らないけどアカウミガメが絡むドラマらしい。
大阪のウミガメ協議会を大分取材したというけど
豊橋の表浜ネットワークの田中さんも多少モデルに加わってるんじゃないかと
思わないでもない。
なぜなら、豊橋でウミガメを保護している田中さんはサーファーだから。

...ただ、主人公のお父さんが「プロのサーファー」ってのには、タイミングよすぎて少々苦笑い。

このドラマによって、虐待かつ自然破壊としてのウミガメ放流会に、ますます拍車がかからないことを願う。
ウミガメ虐待放流会は、どんどん盛んになっていっているように感じる。
ウミガメ協議会を取材しているなら、きっといい影響を与えてくれるだろう。



そういうわけで、NHKで、いい番組が放映される予定だという情報。


「ウミガメ保護の大転換」
2009年10月2日(金) 午前7時45分~8時
NHK総合(東海) NHKニュースおはよう東海

内容
絶滅が心配されるアカウミガメを守ろうと、
町をあげて取り組んできた三重県紀宝町。
20年以上続けてきた子ガメの放流会などの保護活動を中止し、
自然に近い保護のあり方を目指します。
新たな挑戦を追いました。

篠島 素潜りの漁師さん

2009-09-28 | 
篠島で。息を止めて海に潜り魚や貝を獲って来る素潜りの漁師さんが舟に乗っていくところ。
この時間、帰って来たはずなんだけど、違う埠頭にでも移動するんでしょうか。
ほとんどの人が上半身裸で帰還してきて、
ワイルドでかっこいい感じ。
ネットカフェでパソコン見てる兄さんよりは、やっぱりいいですねー。

しかし、漁師はかっこいいとかステキとかロマンティックとか、そんな感傷的な商売ではないことも、島を垣間見て、ひしひしと感じます。
生死をかけて家族のために稼ぐ、1秒1秒が勝負なのです。

篠島では、素潜りのことを、くぐり、といいます。


篠島のタコとアイナメ、恵那の抜き菜

2009-09-28 | 山里
昨日、篠島に行きましたところ、すもぐりの漁師さんからとってきたばかりのタコとアイナメをたくさんいただきました。感激です。

一方で、夜、恵那の山里に行ったところ、野菜をたくさんたくさんいただきました。その中に、抜き菜がありました。成長中の大根畑で、間引きした大根の葉です。
スーパーの大きなビニール袋に一杯くれたのですが、それが、すぐにゆでても大丈夫なぐらい、完璧に洗ってくれてあったのでした。

抜き菜はこの時期ときどきいただくことがあるのですが、洗うのにものすごく手間がかかります。
これだけの抜き菜を洗うのにどれだけ時間と労力をかけてくれたのだろうと思うと、これまた感激でした。

早速ゆでて、前に篠島でもらった「にし」の抜き身(これも手間かかりそう)の冷凍してあったのと一緒に炒めていただきました。
最高です。

篠島も、恵那も、「聞き書き」でお世話になっている人たちとのおつきあいです。

黄色の染料 コブナグサ採取

2009-09-28 | 植物利用
今年もコブナグサ採取の時期がやってきました。
うちの庭はさながらコブナグサの畑。昨年も採取したにもかかわらず、昨年よりよく茂っています。
生え始めてから、抜かずにとっておいたら、このところ伸びて伸びて、歩くのにも苦労するほどになり、ずっと我慢してやっと本日採取。歩けるようになりました。
もう2、3日早く採るとよかったのですが、採る時間がなく。穂がすっかり出ています。
長いものでは50センチ以上も伸びています。1本が地を這って枝分かれして伸びているので、1本抜くとごっそり取り除かれる感じです。
採ったものはわらでしばって軒下に干しました。

コブナグサは八丈カリヤスともよばれ、八丈紬を染める黄色の染料になります。

採取していると甘いいい香りがしてきます。
ヒメジソに似た香りです。
日本のイネ科でいい香りのあるものは少ないと思います。
私の知る限り、いい香りのするイネ科植物は、熱帯地方に生えるレモングラスだけです。