4月15日に書いたサトイモ科の鉢植えのその後。
鉢を替えてあげたら、すぐに一段と隆起。下の矢印から土までのところは、色が白くなっている。これが一気に隆起したところ。
一方、鉢から飛び出していた根(上の矢印)は、棚の上から宙に浮かせておいたら、1日2センチのスピードでぐんぐん伸びたけれど、根の先を無理やり受け皿にくっつくように置いたら、伸びが止まった。
着地するまで伸び続ける性質があるらしい。
これは気根ではなく支柱根で、植物体を支える役割をする。
東山植物園大温室で見たこの植物の大人な姿から推察すると、
この支柱根によって「樹高」を稼ぐ作戦に出ているらしい。
植物は光の奪い合いをしている。空に向かって陣地取り合戦をしている。
だから森林ではできるだけ樹高を稼ぐ必要があって、あるものは幹を高くして樹冠を高い位置にもっていくし、あるものは、幹を作るエネルギーを節約してつるとなって他の樹木にまきつき、高い位置を確保する。
このサトイモ科は、幹の代わりに支柱根をどんどん伸ばして、普通「地上部」の本体部分を高くしているというわけみたい。
ああ……
そういう植物の競争を考えるだけで、熱帯の鬱蒼とした植物の精気に満ちた空気を感じてシアワセ。
いいですねえ。
でも蚊とか毒蛇とかはいやです。考えたくない。できれば植物だけでいいのだけど、全部セットだからそういうこと言ってはいけません。
ところで、この植物は東山公園に2種あるのだけど、見分けがつかなかった。名前だけが違っていた。
鉢を替えてあげたら、すぐに一段と隆起。下の矢印から土までのところは、色が白くなっている。これが一気に隆起したところ。
一方、鉢から飛び出していた根(上の矢印)は、棚の上から宙に浮かせておいたら、1日2センチのスピードでぐんぐん伸びたけれど、根の先を無理やり受け皿にくっつくように置いたら、伸びが止まった。
着地するまで伸び続ける性質があるらしい。
これは気根ではなく支柱根で、植物体を支える役割をする。
東山植物園大温室で見たこの植物の大人な姿から推察すると、
この支柱根によって「樹高」を稼ぐ作戦に出ているらしい。
植物は光の奪い合いをしている。空に向かって陣地取り合戦をしている。
だから森林ではできるだけ樹高を稼ぐ必要があって、あるものは幹を高くして樹冠を高い位置にもっていくし、あるものは、幹を作るエネルギーを節約してつるとなって他の樹木にまきつき、高い位置を確保する。
このサトイモ科は、幹の代わりに支柱根をどんどん伸ばして、普通「地上部」の本体部分を高くしているというわけみたい。
ああ……
そういう植物の競争を考えるだけで、熱帯の鬱蒼とした植物の精気に満ちた空気を感じてシアワセ。
いいですねえ。
でも蚊とか毒蛇とかはいやです。考えたくない。できれば植物だけでいいのだけど、全部セットだからそういうこと言ってはいけません。
ところで、この植物は東山公園に2種あるのだけど、見分けがつかなかった。名前だけが違っていた。