久しぶりにあたたかい一日。
昨日は木曽谷と伊那谷の間にある権兵衛峠の下、権兵衛トンネルの手前まで行った。
昔、権兵衛峠は塩の道の難所として有名だった。
日本列島の真ん中に屏風のように中央アルプスが立ちはだかり
そこを何とか越えていくのが権兵衛峠だった。
数年前、その屏風をドーンと突き抜ける権兵衛トンネルができて
木曽と伊那は「隣町」となってしまった。
まあ、便利になったわけ。
木曽地方にも、伊那地方にも、大きな利益があったことは
間違いないと思うし、便利になったのはよいことだと思う。
権兵衛峠の下、トンネルの入り口上に、集落がある。
空がとても狭い、こんな時期にはほんとうに、寒々したむら。
どの家にも薪がたくさん積んであって、
ここではまだまだ薪風呂がどの家でも活躍しているらしい。
山の水を集落のあちこちに細い管で引き入れて利用している。
小さくて、とても美しいところなのだけど
トンネルを通る車の音が、ひっきりなしに聞こえてきた。
便利な道が近くにできても、
これはかなり迷惑だ。
音は夜中でも容赦ない。
昔からここで、雪降る夜、星降る夜にこたつに当たりながら
静かに穏やかに暮らしてきた人にとっては、
降ってわいた災難だろう。
(ひょっとして、にぎやかになってよかったと思ってる???)
リニアの駅ができると言われている私のすんでいるところも
ひとごとではない。
正確な場所はまだ決まっていないけれど、
近くに大きな駅ができるし、近くをリニアという超特急が通る。
今さらそんな電気くい虫みたいな乗り物、社会がゆるすのだろうか、または
本当に可能なのだろうか、と思うけれど
一応は決まったということで、中津川市にも恵那市にも対応課ができて
それに向かっていろいろ動き始めている。
正直、迷惑施設。
こんなこと言ったら中津川・恵那から干されるかもしれない。
何年かかかる駅と線路の工事、
何年もさまざまな工事中が続く家のまわりの地域、
それに伴う騒音と振動と交通止めと迂回
開通後の電磁波、騒音、振動、交通渋滞、
なにより、風景の破壊。
そして、自然の破壊。
シデコブシとハナノキがどこでもかしこでも咲き乱れているこの地の
どこを掘り返すといえよう?
何のために名古屋からこの田舎に引っ込んできたんだか。
それに私は東京へはバスで行きたい!
まちを牽引する人たちは(=行政や商工系の人たち)
都市の便利さと快適さと産業と雇用と発展と豊かな自然の調和した理想的なまちが
実現するようにと、きっとがんばってくれるのだろうと思うが
私はそんなものはほしくない。
でも、私以外の人はほしいのだと思うので(多分ほしいほうが普通なので)
ほしくないというエゴイスティック人は、
自分に合った場所に移住するしかないのでしょうね。
まあ、駅の場所が決定し、工事が始まるまでのしばらくの間、
いろいろ考えてみようと思います。
年があけたら行われる中津川市長選挙
リニアの扱いあたりが争点になったら興味もわくけど
リニアを長年誘致してやっと決定した今になって反対なんてするわけないし
そもそも、定期的な市長選じゃなくて、市長リコール騒動を経て急遽行われるものだから
争点はその問題となったミックス事業やら図書館問題になるのだろう。
と思っていたら、候補者の一人、中川氏がリニアの電磁波問題のことに触れているらしい。
私は、インフルエンザもやってこないような
わりと世の中から隔たった暮らしをしていて、
ニュースはテレビとネットでしか見ていない(新聞を取っていない)から
全然実感しないけど
中津川市の巷では結構市長選のことが大騒動になっているとか。
ふーん、そうなの?って感じです。
昨日は木曽谷と伊那谷の間にある権兵衛峠の下、権兵衛トンネルの手前まで行った。
昔、権兵衛峠は塩の道の難所として有名だった。
日本列島の真ん中に屏風のように中央アルプスが立ちはだかり
そこを何とか越えていくのが権兵衛峠だった。
数年前、その屏風をドーンと突き抜ける権兵衛トンネルができて
木曽と伊那は「隣町」となってしまった。
まあ、便利になったわけ。
木曽地方にも、伊那地方にも、大きな利益があったことは
間違いないと思うし、便利になったのはよいことだと思う。
権兵衛峠の下、トンネルの入り口上に、集落がある。
空がとても狭い、こんな時期にはほんとうに、寒々したむら。
どの家にも薪がたくさん積んであって、
ここではまだまだ薪風呂がどの家でも活躍しているらしい。
山の水を集落のあちこちに細い管で引き入れて利用している。
小さくて、とても美しいところなのだけど
トンネルを通る車の音が、ひっきりなしに聞こえてきた。
便利な道が近くにできても、
これはかなり迷惑だ。
音は夜中でも容赦ない。
昔からここで、雪降る夜、星降る夜にこたつに当たりながら
静かに穏やかに暮らしてきた人にとっては、
降ってわいた災難だろう。
(ひょっとして、にぎやかになってよかったと思ってる???)
リニアの駅ができると言われている私のすんでいるところも
ひとごとではない。
正確な場所はまだ決まっていないけれど、
近くに大きな駅ができるし、近くをリニアという超特急が通る。
今さらそんな電気くい虫みたいな乗り物、社会がゆるすのだろうか、または
本当に可能なのだろうか、と思うけれど
一応は決まったということで、中津川市にも恵那市にも対応課ができて
それに向かっていろいろ動き始めている。
正直、迷惑施設。
こんなこと言ったら中津川・恵那から干されるかもしれない。
何年かかかる駅と線路の工事、
何年もさまざまな工事中が続く家のまわりの地域、
それに伴う騒音と振動と交通止めと迂回
開通後の電磁波、騒音、振動、交通渋滞、
なにより、風景の破壊。
そして、自然の破壊。
シデコブシとハナノキがどこでもかしこでも咲き乱れているこの地の
どこを掘り返すといえよう?
何のために名古屋からこの田舎に引っ込んできたんだか。
それに私は東京へはバスで行きたい!
まちを牽引する人たちは(=行政や商工系の人たち)
都市の便利さと快適さと産業と雇用と発展と豊かな自然の調和した理想的なまちが
実現するようにと、きっとがんばってくれるのだろうと思うが
私はそんなものはほしくない。
でも、私以外の人はほしいのだと思うので(多分ほしいほうが普通なので)
ほしくないというエゴイスティック人は、
自分に合った場所に移住するしかないのでしょうね。
まあ、駅の場所が決定し、工事が始まるまでのしばらくの間、
いろいろ考えてみようと思います。
年があけたら行われる中津川市長選挙
リニアの扱いあたりが争点になったら興味もわくけど
リニアを長年誘致してやっと決定した今になって反対なんてするわけないし
そもそも、定期的な市長選じゃなくて、市長リコール騒動を経て急遽行われるものだから
争点はその問題となったミックス事業やら図書館問題になるのだろう。
と思っていたら、候補者の一人、中川氏がリニアの電磁波問題のことに触れているらしい。
私は、インフルエンザもやってこないような
わりと世の中から隔たった暮らしをしていて、
ニュースはテレビとネットでしか見ていない(新聞を取っていない)から
全然実感しないけど
中津川市の巷では結構市長選のことが大騒動になっているとか。
ふーん、そうなの?って感じです。