ムラサキツユクサは勢力が強くて、花壇に植えておくとどんどん増えてしまう。しかも結構丈高くなって、重みでばったり倒れてだんだん暑苦しく見えるようになる。
これが意外にも、刈りこむと小さい丈のまま咲く。草丈15㎝ぐらいでもかわいく咲いている。そんな姿を5月から見るのだけど、今もなお咲き続けている。
刈らなければもうあまり咲かなくなる頃なのだけど、8月の今もなお毎朝花開く。そして午後にはしぼんでしまう。
咲く時間が短いのは野草のツユクサも同じ。
ツユクサは別名、月草と言った。室生犀星の詩に出てくる。秋っぽい花。
立秋も過ぎてしまった。夜中になると星がきらめく。旧暦なら七夕の頃だ。