坂折棚田のある恵那市中野方の唄。作詞者がわかっているから、古謡ではない。こんな唄を聞いたら、みんな行きたくなるだろう。
安江 潮 作詞
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麦は穂に出た ゲンゲは咲いた ヒトツバタゴも咲いたげな
ヒトツバタゴの花咲くころは なぜか心もうきうきと
ミヤマツツジが品(しな)よく咲いて 百丈岩間にヒカリゴケ
村は茶どころ 山ふところに お茶の香りと 茶つみ唄
あすは天気かお笠置山に 白い朴葉の葉が光る
月が出た出た お笠置山に 丸いごへたのよな月が
今年や豊作 そよ吹く風に めれたばやしが乗ってくる
山で山栗 川ばたグルミ 里のカヤの実 つるし柿
春日権現 若宮愛宕 たんぼ八幡 不動滝
物見岩から南を見れば 美濃と三河と木曽川と