山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

渓谷のダイモンジソウ

2008-10-11 | 植物
講座で柿其渓谷へ。
水しぶき、というより水もやがかかるようなところで、真っ白なダイモンジソウが咲いていました。。深まる秋の中で研ぎ澄まされているようでした。

本日は雨の予定だったのですが晴れに転じました。よかった。
水の色が光できれいに見えました。

講座の後、お通夜があって、その後少し用があって事務所に帰ってきた。
人が死ぬというのは、それが知っている人でなくても涙を誘われます。それは、遺族の方の気持ちを思うから。一方で死んでいく人はどういう気持ちだったのでしょう。
病気で、まだまだ生きたいのになくなっていく人は無念だろうと思うけれど
自分に置き換えると、生きているということは誠に楽ではないことで、死んでしまったほうがはるかに楽だからなるべく早く死ねたらいいと思っているのだし、つまりは修業のために生かされているのだと思ってあきらめて生きているということである。そういう意味で、死ぬということは楽になれるということで、遺族は悲しいけれども本人にとっては安楽なゴールであり、ただただ「お疲れ様でした!」とゴールを祝ってあげたくなる、といったら、不謹慎だと怒られるのでしょうねぇ。
そういいながら自分が死ぬと決まったらじたばたするのだろうか。
まだまだ生きたいと思える人はエライと思う。

今日はどんどん冷え込んでいます。
明日の朝はものすごく冷え込むらしい……
一気に紅葉が深まるでしょう。
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