フランス政府と、ルノー(ゴーン)との悶着がいよいよこじれてる様子。
ルノーはご存じ、フランスの 「国営企業」 という経緯を持ちます。
その政府が、株式比率でルノーに大きな決定権を持つようになります(来年4月)。
そして、困った事に、フランス政府はルノーに対し、「日産を完全合併せよ」 と圧力を掛けてる様子。
現状、日産 は ルノー傘下とはいえ ブランドは存続させてもらってます。
言うなれば、今は 「フランスの日産」 みたいなワケです。
ところが、この 政府圧力 に ゴーンさん が屈すれば、「日産」 というメーカー(ブランド)自体が消滅する事になる。
って事は、日本の 「日産」 の看板が全て 「ルノー」 に変わり、ルノーの車種も併売されるなんて事もあり得るのかな(汗。
そんな事にでもなったら、かの国から見て必要性が無いと判断された店舗とかバンバン潰されかねない…。
嫌だな。
一応、日産を尊重する立場をとるゴーンさんですが、もしブランドを守る判断で 日産 との契約を破棄するとなれば、巨大な後ろ盾を失う事になる。
素人考えですが、今の日産に 独り立ち ができるかとなったら、かなり厳しいように思えてならない。
良くも悪くも、「ゴーンさんあっての日産」 で 会社消滅の危機から浮上でき、今の業績があるワケです。
その構図が、どういう形になるにしろ変わる事になる。
自動車業界も再編の動き、決して穏やかじゃない。
一応、日本を代表する自動車メーカー 日産 です。
なんとか 最悪のシナリオ にだけはならんで欲しいものです。