一応、ここでは 「旧車」 という括りでまとめてみました。
綺麗なフォルムの2台、判りますかねぇ?
マツダの 「ルーチェ」、じゃないんですよー(笑。
こちら、初代 「シルビア」 なんです。
当時、日産も マツダ同様に 「ロータリーエンジン」 を実用化するため奮闘してました。
この 流麗な 「シルビア」 は、正に日産ロータリーエンジン を搭載する 専用車 として華々しくデビュー 、するハズでした(汗。
が、残念ながらエンジンの実用化に漕ぎつけず頓挫。
初代 「シルビア」 は既成エンジンを載せてスタートする事に。
実現していたら、この車は 「コスモスポーツ」 と並んで世に賞賛されたのでしょうが、不幸な生い立ちに。
現存数の少ない、希少な車です。
こちらも 「シルビア」。
小学生当時、まるでモーターショーから飛び出したような姿に見惚れたものです。
実用的だったかは微妙ですが、こうした 「夢」 を感じさせる車が日産には沢山あったような気がします。
こちらはご存じ、「ハコスカ」 と親しまれてる 「スカイライン」。
その中のホットバージョン 「GT-R」 です!
当時 「羊の皮をかぶったオオカミ」 の代名詞のように扱われてました。
私の友人の父が大好きだったなぁ。
「GT-Rだ! ハコスカ以外は無い!!」 って叫び、実際に自家用車は全てハコスカGT-Rに拘ってた(汗。
熱いオッサンだった。
はい、これが ケンとメリー(ケンメリ) の 「スカイライン GT-R」です!
これは 「本物」 ですね。
「GT-R」 は、どれも外観の特徴がベースモデルとあまり変わらないため、「なんちゃって GT-R」 が物凄く沢山出てきちゃいました(汗。
「GT-R」 のエンブレム(模造品が沢山売られてた…)を付け、オーバーフェンダー を付け、「これ GT-Rだぜ!」 って車ばかりに。
実際にボンネット開けたら L20が入ってたり(普通のスカGじゃん…) なんてねー。
ケンメリ GT-R は、最終的に 197台が生産されたといいます。
この数字、トヨタの 「2000GT」 の236台より少ないんですヨ。
排ガス規制で、ハコスカよりややタルくなってたらしいけど、超希少車という意味で凄い!
こちらは 初代 「フェアレディ Z」 。
「フェアレディ」 から ロングノーズは引き継いだものの、全体のフォルムはいきなり跳躍した人気の車。
近年でも、某マンガで取り上げられるなど、時代を超えた魅力を感じます。
フェンダーミラーが似合う車って、珍しいです。
こちらはリア側。
いい 「お尻」 してると思いませんか?(笑
鉄のバンパーが時代を感じますが、こうしたデザインの車って最近は意外と少ないのでは?
意外と、86/BRZ がイケてるかな。
これ、初めて見た!!
初代 「フェアレディ Z」 なのだけど、その中で最も過激なモデル。
「フェアレディ Z 432」。
「スカイライン GT-R」 と同じ S20 エンジンを積む ホットバージョン。
432は、4バルブ、3キャブレター、2カムシャフトの略。
つまり、ツインカムエンジンなのだけど、あの当時に 4バルブという技術力は驚愕に値する(汗。
生産台数には不明な点が多く、400台前後という説が有力。
実際にはもっと少ないかな。
レース用ベースモデルとして 「フェアレディ Z 432R」 というのも存在したが、こちらは 10台あるかどうか。
これも 「GT-R」 同様、432バッヂ を付けて 「なんちゃって」 が横行した。