その後、1時間増える毎に、1,080円ずつ加算となってます。
他の 「SERVICE X」 対象車が、3時間で 7,020~8,640円なのに比べると、約半額のキャンペーン価格なのです♪
ん、もしかして 普通のレンタカーより易かったりしないかな(汗。
因みに、タイムズレンタカーでは 新型の 「ロードスター」 も大好評レンタル中です!
但し、予約を取るの難しいみたいで、お値段も6時間で 16,632円と 結構お高め(汗。
さてさて、実車に移動して各部の説明を受けます。
が、乗り込むのが超大変!!
屋根も床面も低いという意味なら、トヨタ 「86」 と大差ない。
困るのは 「シート」 と 「ハンドル」 っす。
シートは 「純正オプション」 だったのではという、リクライニング 無し、ヘッドレスト無しのものが付いてます。
俗にいう 「フルバケット シート」 です。
外人向けなのか 作りには余裕があって 座ってしまえば 窮屈感はほとんど無い。
わずかだが内貼りもあり、見た目よりは座り心地が悪く無い。
が、両脇のシルが高いので、これがお尻に当たって 容易に滑り込めない(涙。
腰を上げて跨ごうとすると、小径だがチルトもテレスコも無いハンドルが邪魔で当ってしまう。
ものすごく低い位置に固定されてるハンドル、せめて上下の調整機構があったらイイのに。
仕方ないので、乗る時は屋根の縁 に手を置き、身体をぶる下げながら滑り込ますようにして乗り込んだ。
何とも恰好悪い。
降りる時はもっと恰好悪い。
ドアシルに手をつき、転がり落ちるようにして外に出る(笑。
そうでもしないと、腰がシートから抜けなかった。
はっきり言って、かなり 「恥ずかしい」 ~。
実際のオーナーさん達って、どうやって乗降してるのかなぁ。
上でも書いたが、座ってさえしまえば 思いのほか快適。
あ、もう一つ、長さが短めで、巻き取りにクセがある 「シートベルト」 を嵌めるという難関があったワ。
これは、自分のように足が短いとシートが前に出る分、元々ギリギリのシートベルトが駄肉にめり込む事に。
小柄な女性とかも厳しいかなぁ。
元に戻して。
シートがフルバケットなので、自分で両足を踏ん張らなくとも しっかりとホールドされます。
必要以上に寝そべる姿勢ではないため、ヘッドレストが無くとも首負担って少ない。
マニュアルなので、頻繁にシフトチェンジとかするのも、身体が安定してるから苦になり難い。
後席の無い 2人乗りのため、リアに荷物スペースがあるのも、室内の広さ感を助けてます。
「ルームミラー」、これも驚きです。
意外に良く後方が見えるんです。
トヨタ 「86」 とかだと、死角が多くて気持ち的に良くなかったんだけど、コッチはイイねぇ。
「フェンダーミラー」 は、「ドアミラー」 と違って視線移動距離が無いに近いから安心感が違う。
ただ、純正品では無いのかもしれない、小型なものになっていて見辛い…。
「クラッチ」 を踏む。
さすが、クラッチを新品にオーバーホールしただけの事はある。
操作感がとてもイイ。
ややバラつき感があるものの、L20 直列6気筒エンジンが、長いボンネットの中で目覚める。
古いキャブレターエンジンなので、事前に係りの方が 「暖機」 してくれていた。
こんな所も、今の車から見たら異次元な話しですね。
「ハンドルがかなり重いのでご注意下さい」 と言われ、車を屋内から出そうとする。
…、?、??、「ハンドルロック」掛かって無い?
恐ろしく ハンドル の切れ角が小さく、流麗なノーズを壁に擦りそうになる(汗×3。
それに、何この重さ? 何かの拷問?? マジこれで運転するの???
半ベソに近い。
昔の車はどれも 「重ステ」 なんていわれた 「パワーステアリング無し」 でした。
が、重いったって 程度ってものがあった。
「フェアレディ Z」 の 重ステは かつて経験した事の無い次元のものでした。
おまけに ステアリング が 小口径でテコの効果がほとんど期待できない。
追い打ちに、掴む部分が かなりの細身なため、手のひらでガッチリとホールドし難い。
おかげでなかなか安定して ちからが入ってくれない。
これが 「マシンを抑え込む」 って表現の意図するところなのだろうか(涙。