闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

レンタル料はリーズナブル、でも走らすだけで大騒ぎ!

2015-11-12 18:59:00 | 日記
「フェアレディ Z」は、3時間で3,240円。

その後、1時間増える毎に、1,080円ずつ加算となってます。

他の 「SERVICE X」 対象車が、3時間で 7,020~8,640円なのに比べると、約半額のキャンペーン価格なのです♪

ん、もしかして 普通のレンタカーより易かったりしないかな(汗。

 

因みに、タイムズレンタカーでは 新型の 「ロードスター」 も大好評レンタル中です!

但し、予約を取るの難しいみたいで、お値段も6時間で 16,632円と 結構お高め(汗。

 

さてさて、実車に移動して各部の説明を受けます。

が、乗り込むのが超大変!!

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屋根も床面も低いという意味なら、トヨタ 「86」 と大差ない。

困るのは 「シート」 と 「ハンドル」 っす。

 

シートは 「純正オプション」 だったのではという、リクライニング 無し、ヘッドレスト無しのものが付いてます。

俗にいう 「フルバケット シート」 です。

外人向けなのか 作りには余裕があって 座ってしまえば 窮屈感はほとんど無い。

わずかだが内貼りもあり、見た目よりは座り心地が悪く無い。

が、両脇のシルが高いので、これがお尻に当たって 容易に滑り込めない(涙。

腰を上げて跨ごうとすると、小径だがチルトもテレスコも無いハンドルが邪魔で当ってしまう。

ものすごく低い位置に固定されてるハンドル、せめて上下の調整機構があったらイイのに。

 

仕方ないので、乗る時は屋根の縁 に手を置き、身体をぶる下げながら滑り込ますようにして乗り込んだ。

何とも恰好悪い。

降りる時はもっと恰好悪い。

ドアシルに手をつき、転がり落ちるようにして外に出る(笑。

そうでもしないと、腰がシートから抜けなかった。

はっきり言って、かなり 「恥ずかしい」 ~。

実際のオーナーさん達って、どうやって乗降してるのかなぁ。

 

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上でも書いたが、座ってさえしまえば 思いのほか快適。

あ、もう一つ、長さが短めで、巻き取りにクセがある 「シートベルト」 を嵌めるという難関があったワ。

これは、自分のように足が短いとシートが前に出る分、元々ギリギリのシートベルトが駄肉にめり込む事に。

小柄な女性とかも厳しいかなぁ。

 

元に戻して。

シートがフルバケットなので、自分で両足を踏ん張らなくとも しっかりとホールドされます。

必要以上に寝そべる姿勢ではないため、ヘッドレストが無くとも首負担って少ない。

マニュアルなので、頻繁にシフトチェンジとかするのも、身体が安定してるから苦になり難い。

後席の無い 2人乗りのため、リアに荷物スペースがあるのも、室内の広さ感を助けてます。

 

「ルームミラー」、これも驚きです。

意外に良く後方が見えるんです。

トヨタ 「86」 とかだと、死角が多くて気持ち的に良くなかったんだけど、コッチはイイねぇ。

「フェンダーミラー」 は、「ドアミラー」 と違って視線移動距離が無いに近いから安心感が違う。

ただ、純正品では無いのかもしれない、小型なものになっていて見辛い…。

 

「クラッチ」 を踏む。

さすが、クラッチを新品にオーバーホールしただけの事はある。

操作感がとてもイイ。

 

ややバラつき感があるものの、L20 直列6気筒エンジンが、長いボンネットの中で目覚める。

古いキャブレターエンジンなので、事前に係りの方が 「暖機」 してくれていた。

こんな所も、今の車から見たら異次元な話しですね。

 

「ハンドルがかなり重いのでご注意下さい」 と言われ、車を屋内から出そうとする。

 

…、?、??、「ハンドルロック」掛かって無い?

 

恐ろしく ハンドル の切れ角が小さく、流麗なノーズを壁に擦りそうになる(汗×3。

それに、何この重さ? 何かの拷問?? マジこれで運転するの???

半ベソに近い。

 

昔の車はどれも 「重ステ」 なんていわれた 「パワーステアリング無し」 でした。

が、重いったって 程度ってものがあった。

「フェアレディ Z」 の 重ステは かつて経験した事の無い次元のものでした。

 

おまけに ステアリング が 小口径でテコの効果がほとんど期待できない。

追い打ちに、掴む部分が かなりの細身なため、手のひらでガッチリとホールドし難い。

おかげでなかなか安定して ちからが入ってくれない。

 

これが 「マシンを抑え込む」 って表現の意図するところなのだろうか(涙。


今度は レンタカー で 「フェアレディ Z」 を楽しむぞ~♪

2015-11-12 17:36:00 | 日記

​2日前、「ヘリテージコレクション」 で ひと際熱い視線を送ってたのが 「フェアレディ Z」。

なんたって、今日 その初代 「フェアレディ Z」 を 「レンタカー で 予約」 してましたから、興味はMAXなワケです!

 

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 (奥が Gノーズな フェアレディ Z 、手前が ロータス・エリーゼ で、稼働率は同程度の人気車種達)

 

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 (年式からすれば好程度な フェアレディ Z ですが、それなりに傷みが目立ちますね)

 

 

お世話になったのは、横浜は 中華街の入り口近くにある 「タイムズ レンタカー ステーション横浜山下町」 さま。

普通の 「タイムズ レンタカー」 に加え、神奈川ではこの店舗が 「SERVICE X」 に対応してます。

  http://rental.timescar.jp/x/

あとは、都内なら 「有楽町イトシア」 「恵比寿駅前」 「タイムズステーション池袋」 がある。

注意すべきは、その店舗によって 扱ってる車種が全て違う事。

借りる際は、原則ではなく、必ず元のお店に自分で返却する必要がある。

一般的な 「乗り捨て」 はできません。

 

まず、お店のカウンターで手続きを行います。

ほとんど簡単なものですが、意外と大変なのは 「注意と質問」。

なにせ昔の車ですから、判らない事だらけです(汗。

 

Q.「燃料は何を入れますか?」。

A.「ハイオクでお願いします」 (本当は有鉛ガソリンだが手に入らない)。

 

Q.「メーターは全て動いてますか?」。

A.「時計(アナログ)だけが壊れてます」。

 

Q.「ライトは?」

A.「左のレバーのスイッチで操作しますが、物凄く暗い(シールドビーム)のでご注意下さい」。

 

その他にも、ハザードスイッチが隠れてたり(簡易ナビが乗っかってる)、マスターキーが2種類あったり、天井にETCが付いてたり(エラーが多いらしい)、シートベルトが伸ばし難い(引っ掛かる)等々。

最近の車じゃ 「有り得ない」 事が沢山ある(汗。

ただ、そうした 昔の車の 「儀式めいたもの」 を説明されるたび、緊張が高まるのと同時に 「ああ、本当に子供の頃に憧れた車をこれから運転するんだなぁ」 って感慨深くもなるのですね。

 

今回は、山下公園を出たら 一般道で 城ケ島まで行き昼食をとって、帰路は 横浜新道 で戻るというプランを想定。

およそ8時間の予定で借りたので、予め 想定コースを伝えておくのは借りる側の配慮になりますね。

中には、こんな旧車で競技マガイな事をしようとする方もあり得るので、貸す方も心配なのだそうです。

あ、この 「SERVICE X」 のみ、年齢が25歳以上とか、免許取得後3年以上とか制約が厳しいです。

恐らく、ある程度の運転スキルが見込め、社会常識が備わってる方に 「大事に楽しんでもらいたい」 って事らしいです♪


日産 ヘリテージコレクション これが最後♪

2015-11-12 00:02:00 | 日記

​雑なアップだなぁ。

あと、残った画像をまとめてアップです。

 

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あ、これ ミニカー や プラモデルで良く見ますよね。

「トミカ スカイライン」 ですか。

ピンボケったのが残念。

この顔、市販車より全然 「鉄仮面」 なんですね。

 

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 「フェアレディ Z」 のレーシングカー。

アメリカで走ってたのかな?

右奥に現行(?)の市販 「フェアレディ Z」 が見えるけど、この ロングノーズ&ショートデッキ のフォルムが特徴の初代が好きだなぁ、私は♪

 

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 美しい 「カルソニック ブルー」。

これはとても有名なマシンですね。

 

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「GT-R」 にバトンタッチするまで主力だった 「フェアレディ Z」 のマシンの テール。

 

後ろに見えるように、物凄い沢山のレーシングカーが トコロ狭し と並んでる。

スポンサーロゴが沢山貼られてたりして、とても華やかに見えます。

 

 

そんな中、一目散に向かったのが次の1台。

 

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これですよ、コレ!!!

まさか日本にあるとは思わなかった。

「GT-R」 なんだけど、他のとはちょっと違う。

 

東日本大震災以降に付いた 「がんばれ!JAPAN」 があるって事は、2シーズン目の後期マシン?

 

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ゼッケンに書かれてますが、これって 「FIA GT1」 というモンスターレースに参戦してた 「GT-R」 の一台。

他のチームに、日本人唯一で 荒 聖治 さんが参戦しているのを見て、自動車レースに再び興味が再燃した切っ掛けのひとつなんです♪

 

この後、荒さんは帰国し、SUPER GT に参戦中ですね。

 

「FIA GT1」 は、世界最高峰のツーリングカー的なもので、エンジンの最低排気量に達しないため、この 「GT-R」 もエンジンを換装しています。

5,500cc 以上である必要があるため、VK56DE をフルチューンして搭載してます。

恐らく、唯一の V8エンジンを積んだ 「GT-R」 なんです。

 

パドルシフトが使えなかったため、新たに 「シーケンシャルシフト」 を開発・搭載させたといいます。

 

4WD も禁止なため、600psオーバー(GT500より 100ps以上強力) のパワーを後輪で路面に伝えてました。

 

当時参戦したた他の車の面々から、とんでもなくハイスペックなウルトラスーパーカーの競演を楽しめました。

よく、SUPER GT のアナウンサーが 「世界トップのカテゴリー」 とか言ってますが、「凄いけど、それほどテッペンとは思えない」 って感じるの、この 「FIA GT1」 を知ってたからかもしれない。

 

現在、「FIA GT1」 は他のクラスに吸収され消滅してるため、こんなモンスターは もうしばらく出てこないかもしれないなぁ。

見れてメチャ嬉しい 「GT-R」 でした。

 

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自由見学時間が終了、召集が掛かってホールを後にします。

そのシャッターの脇に、チョコンと 「GT-R」 のエンジンが展示されてました。

 

オートメーションに頼らず、一基ずつ 「手組み」 で仕上げるこのエンジン。

まるでピアノを調律するみたいな、芸術的な工程を経てるんですね。

 

ただね、「コレは凄い」 と思うんだけど、庶民が普通に楽しめる スポーツカー をほぼ全撤廃した 今の日産を考えると複雑に思うのです。

モデルの棲み分けが、どのジャンルも 「歯抜け」 みたいな感じで、必ずしも 「日産ファン」 を満足させる 「ラインナップに注力してる」 とはどうしても感じられない。

特に、海外はともかく(意外とちから入れてるよなぁ)、日本国内の 「とりあえず売れてるのだけ出しとけ」 的な扱いは 「小馬鹿にしてる」 とさえ感じる。

 

我が家も、「サニー 25th アニバーサリー」 「プリメーラ UK」 と、日産車を乗り継いで来た。

でも、今から 日産車 を買いたいとは なんとも思い難い。

どのメーカーも その 「色」 というか 「特徴」 が 必ずある。

良くも悪くも。

そうした 「個性」 みたいなものが、いつのまにか日産から薄れてしまったように感じるのは自分だけかなぁ。

 

 

この日産 座間は、現在 「工場」 としての役割を持っていない。

説明によると、あらゆる技術の発進基地 みたいな役割を担ってるのだとか。

あと、電気自動車の バッテリー開発・製造もやってるらしい。

 

今後、「日本 の 日産」 がどこへ向かうのか、その カギ が この座間にあるのかもしれませんね。

 

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それでも、「ヘリテージコレクション」 として 試験公開する 日産は素晴らしいと思う。

お蔭で、昔乗ってた車(に近いもの)を間近に見て、物凄く沢山の思い出と、その頃に日産を楽しんでた自分を思い出す事ができました。

なんか、「おぎやはぎの 愛車遍歴」 って番組が、ウケまくってる理由がちょっと見えた気さえしてしまった(笑。

 

新車は、需要だけ満たせば良かろう みたいな雑にさえ見える(私には)日産ですが、ちゃんと自社の過去と向き合ってる姿勢って かなり嬉しくなる。

ココにある車は、年代に関わらず大半が 「動体保存」 です。

今でも動くって事、それを維持するって物凄く大変な事です。

 

 …毎度、くだらんウンチクばかりだな、自分(汗。

 

「ヘリテージ コレクション」 は、もともと 地元の方に不定期で解放していたものを、現在は予約制で試験解放してるのだそうです。

営業日内のみのため、土日は(基本)やってないのがちょっと残念。

本格的なミュージアムとしてはいないため、観覧者の休憩施設みたいなサービスも無い。

そもそも、博物館としたら 無料じゃこんな素晴らしいコレクション、普通見れませんよね(汗。

 

今後、もっと拡充してより広く公開させるかもしれませんが、逆に終了する場合もあるワケです。

だからこそ、見る側もちゃんと係りの注意を守り、「公開してもコレクションの安全は守れる」 としないと、自分で自分の首を絞めかねないですゾ。

 

チャンスのある方、ぜひ 「日産 ヘリテージ コレクション」 を一度は体験してほしいな。

日産車だけでなく、日本の自動車史も感じられると思いますよ♪

 

ってな感じで、「昔の日産車、良かったなぁ~」 って呪文のようにブツブツ言いながら、SX4で帰路についたのでしたー。