鏡餅
今日は松の内の5日。床の間に鏡餅を飾ることが示す意味について調べる。
床の間は神仏の場所ではない。従ってそこにお餅を供えることには疑問がある。こんな話題が調べる契機となった。
お正月とは家に豊穣を司る年神様を迎え祝う行事。時期は地域により違いがあるが、1月1日より7日までだ。
門松は道に迷わない目印。玄関飾りは大掃除などをして内側を清らかな場所とした境を示す。鏡餅は年神様の依代と言う。
ここまで調べるとおよそだが推測できてくる。床の間に飾る鏡餅はお正月の期間の依代である。期間が過ぎれば年神様は戻られる。
お餅は鏡開きされて、新1年分の力を込めた「お年賜」として家の者は頂く。
お正月とは年神様をお迎えし祝い、「お年賜」により1年分の力を頂く行事である。毎年の習慣だが頷くことができた。