食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

行政と自治会

2020-02-04 20:40:30 | 予算の使い方

 気がかりなこと

 もうすぐ1年間が経過し、私の自治会役員期間が終了する。あれもあった、これもなんとかできたなどとホッとしている。でも気がかりなこともある。

 「地球温暖化の影響だろう」と言われているが、ここ数年日本は災害多発国となっている。「線状降水帯」この言葉は怖さと共に記憶に残った。台風が現れると、まだ距離は遠いにもかかわらず、前線の影響で大雨が降り川はあちこちで氾濫する。被災者がたくさん出て、仮設の避難所をたくさんつくることになる。

 私の住む地域も、こんな災害や、南海トラフ地震、そしてその影響による津波を心配しようと。連合自治会では防災講演会を開いて、それぞれの自治会や個人に自主防災計画づくりを勧めている。ところが、この勧めに対して、反応できない状態となっているのが、今の我が自治会役員会組織だ。4執行役員と各班会員との連絡調整役の6班長、そして2監査が役員会員だ。執行役員は会長・副会長・体育推進委員・会計の4人。敬老会などの3大行事を除いて、何もかもが会長の役割となっている。

 1年間任期の順送り制役員なため、会長は出来る事をして、多くを見ぬようにする。そして選んだ気になる事を次年度への申し送り事項に記述する。次年度会長は防災に関することも、「20年先かもしれない災害。今、しなくてもー」と、数年経過すると、申し送り事項から抜くことだろう。

 「できるだけ容易に済ませよう」の意識で役員を過ごす事が習慣となってはいけない。課題が発生した場合には、その課題をその年度で“簡易にでも”受け止められるようにしなくてはと思う。これが気がかりなことだ。

 高齢化も過疎化も存在する地域の自治会だけれど、災害などはやって来る。行政が出来ることは、動き始めるきっかけ作りや、動き始めた地域への支援だろう。地域が簡単に解決できるテーマなどはないが、先ずは地域である各自治会が、動き始める(何か共同活動する)ことだろう。状況を見つめるきっかけでも提案できればと思うがー。


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