
新年あけましておめでとうございます。
輝かしい令和3年の新春を、お健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
日頃は、村民の皆様には、村政運営にご理解とご協力を賜り、村民の皆様との協働による村づくりをさらに進めるために、それぞれのお立場でご支援、ご尽力を賜っていますことに心より感謝を申し上げる次第でございます。

さてお正月は、通常の年であれば、普段なかなか会うことができない遠方にお住まいのご家族やご親戚、ご友人等が集い、親交を深める大切な時期でございます。
しかし、現在、新型コロナウイルス感染症の第3波の真っ只中であります。
お一人おひとりのこれまでの感染防止のご努力、県や市町村の対策強化等により、県内の感染状況は一時期に比較して落ち着いているものの、今後感染が拡大し、入院患者が増加した場合、医療提供体制に深刻な影響を与えるおそれがあります。
そしてお正月は、次の3つの懸念があります。
・親しくとも普段一緒にいない方との会食・茶飲み話等の機会が増加すること
・首都圏等との往来が増加すること
・年始は医療提供体制が手薄になること
医療を維持し、皆様の命と健康を守るために、これ以上の増加は何としても回避する必要がございます。
それは、感染拡大を防止し、皆様の命と健康を守るために、自分と大切な方を守るため、できるだけ同居の家族で年始を穏やかにお過ごしください。
帰省や初詣等により、人の移動が集中し「密」になりがちです。人の流れを分散し、密になりやすい状況を避けるために、分散化、小規模化、リモート化のご協力をお願いいたします。
地域間の往来について、感染拡大地域への訪問に当たっては、訪問そのものを慎重に検討していただき、帰省する場合は、事前にご家族で十分な相談をし、慎重な判断を行ってください。
日常でのお願いとして、風邪症状等がある場合は外出せず、ためらうことなく速やかにかかりつけ医等に相談、受診をしてください。
10日以内に風邪症状等があった場合は外出を控えるなど、人に感染させないための行動を徹底してください。
三密を避けるなど、基本的な感染防止策を徹底するとともに、寒い時期ではありますが、部屋の換気、加湿を適切に行ってください。
そして、自分と大切なご家族を新型コロナウイルスから守る行動をされて、自分と大切な方を守るため、できるだけ同居のご家族で穏やかにお正月をお過ごしください。
当村としましても、これまで警戒レベルの引き上げ時など必要に応じ、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、村民の皆様に感染防止策等の周知徹底、各種商品券の配布、支援金・助成金等の支援策を講じてまいりました。
そして現状を加味しまして、節目の式典や伝統行事であり、誠に残念ではありますが、成人式は延期、消防団出初式は中止、賀詞交歓会も中止し、総合表彰式は延期にすることにしましたので、村民の皆様のご理解をお願いいたします。

政府は先月21日の閣議で、来年度予算案を決定しました。新型コロナウイルスの克服に向けた対策費が膨らみ、一般会計総額は20年度当初予算に比べ3.8%増の106兆6097億円となりました。当初予算段階では9年連続で過去最大を更新し、社会保障費や防衛費も増加し、歳出拡大と税収減で歳入の4割を借金に依存する構図となりました。
来年度予算案は当初予算ベースで、一般会計総額が3年連続で100兆円を突破し、歳入面では税収が9.5%減の57兆4480億円にとどまるため、新規国債の発行額は33.9%増の43兆5970億円に達し、14年度以来7年ぶりに40兆円を超えました。
歳出面では国会の議決がなくても政府の判断で新型コロナウイルス対策に使用できる予備費を5兆円計上しました。保健所の体制整備や医療機器の国内生産能力増強といった感染拡大防止の費用も確保しました。
新型コロナウイルス感染症収束後の経済成長につなげるため、官民のデジタル化や脱炭素社会の実現に向けた予算も盛り込みました。二酸化炭素排出削減に取り組む企業に対して、今後3年間で1兆円規模の低利融資を行う制度を創設し、政府の情報システム関係予算は2986億円を一括計上しました。
最大の歳出項目である社会保障費は0.3%増の35兆8421億円で、高齢化に伴う社会保障費の自然増加額は、本来見込まれる4800億円から3500億円に抑制しました。
防衛費は、デジタル庁などへの振り替え分を除くと前年度比微増の5兆3235億円と過去最大で、宇宙やサイバーなどの新領域に対応するための経費が膨らみました。
国債の利払いや償還に充てる国債費は、債務残高の増加に伴い1.7%増の23兆7588億円に達しました。
来年度に自治体に配る地方交付税は、配分額ベースで17兆4千億円とするとのことで、新型コロナウイルス感染拡大の影響で厳しさを増す地方財政に配慮し、3年連続の増額となりました。
来年度の地方税収は、今年度当初予算の43兆5千億円から大幅に落ち込み、39兆円台となる見通しで、交付税でも補えない歳入の穴を埋めるため自治体が発行する赤字地方債「臨時財政対策債」は、大幅に増え、今年度当初の2倍以上の約6兆8千億円になるとのことであります。
そして当村は、国の来年度の予算等も加味しなければなりませんが、先月に令和3年度予算編成会議を開催しました。昨年4月からの「生坂村第6次総合計画」を根幹に「いくさか村づくり計画」を実施計画として進めています村政運営に加え、「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を念頭におきまして、引き続き様々な課題解決に向けて、職員も知恵を出し創意工夫をして、真に必要とされる事業へ限られた財源を効果的に配分しなければと考えているところでございます。
また、引き続き経費の節減と合理化に努めながら、村民の皆様のニーズに応えられる施策の推進を図り、将来の見通しを充分考慮した有効で効果的な予算配分に努めてまいります。

それでは、昨年を振り返り、4つの重点事業などについて申し上げます。
最初に、「子育て支援事業」としましては、3歳児以上と児童・生徒の給食費の無料化を継続し、保育園、小・中学校では、エアコン・ファンヒーター等の更新、照明のLED化など施設・楽器・遊具等の更新や維持管理、新学習指導要領の対応などを行い、健やかに産み育む子育て支援金、18歳までの村単福祉医療費の無料化も継続したことにより、保護者の子育てと教育の環境を整えてまいりました。
子ども・子育て支援業務として、昨年度新たに策定しました「第2期子ども・子育て支援事業計画」に基づき、新生児から18歳までの全ての子どもと親や家族、そして子育ての協力者となる地域住民を対象に、子支援・親支援・地域支援といった総合的な子育て支援を推進してきました。
また、村の子育てに関する情報が、いつでも入手することができるよう、スマホ向け子育て支援アプリ「いくっ子ナビ」を導入し、村の子育てに関する行事や情報を随時発信し、子育て世代により便利に活用してもらうとともに、複雑な予防接種のスケジュール管理や健康管理の記録など育児のサポート機能としても利用してもらっております。
児童館・生涯学習施設「たんぽぽ」では、エアコンの更新、床の改修を行い、学習支援員、放課後児童支援員、司書等を配置し、B&G海洋センターでは、スポーツ振興と地域コミュニティの場として、両施設で「放課後児童クラブ」「のびのびスクール」「地域未来塾」などで学力・運動力の向上を図ってまいりました。
昨年11月には、GIGAスクール構想に対応した、タブレット端末が児童生徒全員に配布され、小・中学校の高速大容量の校内LAN整備も完了しましたので、今年はオンライン授業などで大いに活用してもらうように進めてまいります。
これらの取り組みによりまして、生坂村で結婚、出産、育児、教育が安心に一貫して受けられますように、出産祝金の拡充、燃えるごみ専用袋の交付と、今までの結婚祝金・入学祝金・奨学金貸付制度などにより、安心して健やかに産み育てられ、次代を担う子ども達が個性豊かに育まれる環境づくりと教育の充実強化に努めてまいりました。
次に「福祉の村づくり事業」では、第7期介護保険事業において、介護予防普及啓発事業、高齢者の低栄養防止・重症化予防事業等の「介護予防・日常生活支援総合事業」、元気塾・生坂おとこ塾等の「一般介護予防事業」、認知症初期集中支援、認知症サポーター養成講座の開催等の「包括的支援事業」などの対応をしておりますが、施設利用者の大幅増により介護給付費が増えている状況は続いております。よって、今年4月からの第8期の介護保険料は大幅な値上げをお願いすることになりますので、ご理解のほどをよろしくお願いいたします。
国民健康保険は制度改正により、都道府県が財政運営の責任主体となりましたが、今年度も保険税については現在と変更なく運営をしてまいりました。
しかし、高齢化とともに医療費、介護サービス費が年々増加する傾向ですので、特定健診・特定保健指導の受診及び健康維持の啓発を強化し、保健師や管理栄養士によります個別面談での結果返却及び継続した個別・集団支援による生活習慣病の発症予防と、生活支援コーディネーターが介護予防事業等のサービスと相談支援体制の強化を図ってまいりました。
高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増室により、高齢化や高齢者のみの世帯の増加に対応し、介護認定を受けた方も、安心してデイサービス、ホームヘルプサービスなどを利用しながら住み慣れた生坂村で安心して住み続けられるように支援してまいりました。
また、「地域支え合い推進会議」では、生活援助サービスの重要課題を解決するため、生坂村有償援助サービス「もりびと」の稼働により、「住民相互の支え合いによる地域づくり」を進めてまいりました。
そして、村民の皆様には健康管理の意識を高めていただき、健康維持や介護予防に努めて健康寿命を伸ばしていただくことなど、健康な暮らしの継続と福祉の充実による、高齢者の生活の安定に取り組んでまいりました。
次に「産業振興事業」としまして、道の駅「いくさかの郷」は、春にワラビ、タラの芽などの山菜と竹の子の「ハチク」、秋には特産の193カラットのブドウの販売でとても賑わいました。
農林水産物生産者組合の皆さんも180組ほどになっており、今年度も、県の元気づくり支援金を活用してパイプハウスを設置し、野菜等の出荷をしていただいております。
また現在、当村の豊かな自然や風土等の観光資源を生かした取組や情報発信等に努めるとともに、特産品の開発、多様な地域の素材を活用した6次産業化の推進等の農業振興を実践して、道の駅「いくさかの郷」を核とした地域振興策を図り、農産物の販売額の増加や人材育成、さらには新規就農者の定住につなげることを目指し、「山村活性化対策事業」に取り組んできました。
その事業で発行しました193クーポン等の成果により、販売額が前年対比2倍以上の月もあり、順調に運営しているところでございます。
かあさん家は、新型コロナウイルス感染防止策により、席数を減らした食堂の売り上げは減少して厳しいですが、灰焼きおやき、おまんじゅう、かあさん豆腐などの加工品の販売は、売上増と雇用も増え順調に推移しているところでございます。
「県営中山間総合整備事業」は、宇留賀才光寺工区の用水路工事が完成し、下生野工区の農業用用排水施設が測量・設計中であり、上生坂原工区の農業用用排水施設が工事中、小舟工区の農道整備事業及び農業集落道整備事業の設計が終了し、工事を発注する予定であり、下生坂工区の農業集落道整備事業が設計中、大日向北平工区の農業用用排水施設が工事中、宇留賀会工区の圃場整備事業が設計中の状況でございます。
商工振興では、プレミアム率50%と発行枚数も2.5倍にアップしました「いくさかマル得商品券スーパープレミアム」の発行補助を行い、拡充しました個人住宅リフォーム補助、生坂村店舗整備促進事業補助金等も実施して、商工業者の育成を行ってまいりました。
主要地方道大町麻績インター千曲線の山清路バイパス工事(山清路大橋)は先月13日に開通し、緊急車両が通行できるなど、安全な通行により安心な生活が確保されたと思っております。
引き続き松本建設事務所で、旧道の傷んだ路盤の舗装や生坂橋、公園橋の修復、危険個所への侵入防止柵の設置工事を行っていただく予定であります。
当村としましても、以前より設置されていました「信濃十名勝 山清路」の縦型看板と隣接した「山清路伝説」の看板を観光振興策として補修しました。
今後、案内マップの作製も予定しており、金戸山百体観音、山清路の郷資料館、開通した山清路大橋も合わせて、歴史ある「山清路」一帯を観光名所として、観光振興を図ってまいります。
ホームタウンになっています松本山雅FCとの企画は、前年通りには実施できませんでしたが、それでも教育委員会では、元気づくり支援金を活用して、11月23日には、新型コロナウイルス感染防止対策を講じ、「2020イクラン!!松本山雅FC」が、3km、10kmの3種目のコースにして、村内外から100名ほどの参加により開催できましたし、11月29日にはホームタウンデーとして、山雅カレーを包んだ緑のおまんじゅうと竹っこスティックおやきを販売させていただきました。
また、松本山雅フィジカルトレーニング、保育園での山雅サッカー教室などを行っていただき、「行ってみよう!YAMAGAのホームタウン!」生坂篇を作成してユーチューブで流していただくなど、生坂村の発信や活性化に結びついたと感じております。
以上の農業、商工業、観光の振興、6次産業化等によります「産業振興事業」で当村の経済の活性化を目指してまいりました。
次ぎに「地域活性化対策等事業」としましては、人口減少・少子高齢化の抑制対策の移住・定住促進支援として、道の駅「いくさかの郷」の向かいの「石原団地」に、引き続き若者定住促進住宅を2棟建設しまして、既に村外からの子どもさんがいます2世帯の入居が決まりましたし、
また、中学生以下の子供さんがいる世帯への住宅新築、リフォーム補助の上限を拡充し、生坂村移住定住及び空き家対策事業補助金を、空き家バンク制度を利用しての移住者や老朽空き家の所有者に空き家の改修や解体費用などを補助していますが、昨年は地方回帰の流れから、12月定例議会で補正を組むなど補助金をご利用いただき、移住者が増えている状況でございます。
昨今、全国各地で甚大な災害発生が常態化している中、生坂村で初めて、9名の方が防災士になっていただきましたし、避難所4箇所にWi-Fi環境が整備できましたので、今年も引き続き防災士の養成をしていくことと、避難所のWi-Fi環境の整備を進めてまいります。
また、ICNの自主放送では、Lアラートの防災情報を字幕スーパーとして緊急放送ができ、気象情報システムとの連携によりタイムリーに村内3箇所の雨量等が把握できるように文字放送システムの整備を行いました。
そして、有事の際の生坂村消防団の対応を強化するために、出動率が7割を超える消防団員に対し、村内で使える商品券「生坂村消防団応援商品券」2万円分を進呈し、団員の出動率の向上に取り組み、地域防災力の強化と防災・減災対策により「災害に強い村づくり」を進めてまいりました。
これらの事業によります安全安心な生活の確保及び人口減少対策、地域・村の活性化に努めてまいりました。
以上の4つの重点事業をそれぞれに実施することで、それによります相乗効果を引き出し、生坂村の課題解決や方向付けをしてまいりたいと考えているところでございます。
また、平成23年度から9回目になります「農業懇談会」ですが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、南部交流センター、村民会館、宇留賀公民館の南部・中部・北部3箇所の比較的大きな会場において開催する予定でございます。
日時は、1月12日(火)、21日(木)、29日(金)の午後2時と午後7時の2回行うように計画しております。
今年度も、地域農業の現状、県営中山間総合整備事業の進捗状況、道の駅いくさかの郷への農林水産物の販売・栽培・出荷のお願いなどについて説明をさせていただき、村民の皆様からご意見・ご要望をお聞きし、人・農地プランに反映したいと考えております。
そして、自助・共助・公助を基本とし、村民の皆様と行政が対等な関係と信頼関係で結ばれ、さらなる協働による村づくりを推進するための「絆づくり支援金」は、選定の結果、7事業、支援金額は1,498,000円になり、それぞれ協働による取組で、地区の歴史伝承、特産品づくり、産業振興、観光振興と多岐にわたり、各地区や団体で協働によります活動でさらに地域、村の元気を生み出す取組を行っていただいております。
県の「地域発 元気づくり支援金」によります事業につきましては、村名申請の4件と団体申請2件の併せて6件に対してまして、申請事業全部と申請額満額の採択をいただき、15,377千円の支援金を交付していただけることになり、総事業費20,196千円で各種事業を実施してまいりました。
しかし、今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、計画通り事業ができない企画がありましたので、松本地域振興局に相談しながら事業を実施し、この元気づくり支援金事業で、村民の皆様が協働による事業を実施していただき、さらに地区、村の活性化、村民の皆様の生きがいづくりに結びつけ、村内外に生坂村の元気と活気を発信していただいた思うところでございます。

「男・女村活性化対策」は、村おこしで活躍していただいています「暮らしを楽しむセミナー」として、「おじさま倶楽部」は、「信州ひすいそば」と「野沢菜」を栽培し、やまなみ荘での手打ちそばの提供、どぶろく「腹の神」の醸造などに取り組んでいただきました。
「女・人竹っこくらぶ」は、竹っこおやき、おいしん棒、竹っこ弁当などの製造販売、「こなもん工房」では、灰焼きおやきや石窯ピザを、それぞれいくさかの郷で定期的に販売されるなど、多岐に渡って活動していただきました。
「お父さん頑張る会」は、今年度25年目に入り、引き続き農業公社の豆腐や味噌などの原料になります品質の良い大豆を1町歩ほど栽培されました。
また「お母さん頑張る会」や各地区の団体など大変多くの団体・グループの皆様が、村づくり、村の活性化、環境保全などのご活動をされているところで して、それぞれの立場でのご活動で、村政運営に参画されている割合は日本の自治体の中でトップクラスであり、心から感謝を申し上げる次第でございます。
現在、当村で実施しています国の事業関係では、小立野築堤工事は、昨年の秋に完成しまして、続いて下生野地区の築堤工事の事業が着手されました。
国道19号山清路防災トンネル事業は、予定より工事が遅れており、トンネル掘削を24時間体制で行っており、生坂トンネル北側の沢の堰堤嵩上げ工事は、ほぼ完成であり、木村の法面整備は、測量設計が遅れている状況とのことでございます。
次に県の事業関係につきましては、地すべりが発生した大倉地区では、排水処理の地すべり対策事業の工事の効果が出てきており、今後村道を安定させるための工事を行ってまいります。中村団地の急傾斜地崩壊対策事業は、設計中であり、「道の駅 いくさかの郷」上部の桧沢につきましては、地質調査をしているところでございます。
やまなみ莊の運営につきましては、毎月定例会を開催し、健全経営に向けて職員一丸になって頑張っているところですが、新型コロナウイルス感染症の影響で大幅な赤字になりそうであります。
村民の皆様が集う憩いの場、観光・交流の中核施設として、また、就労の場として村には欠かせない施設でありますので、昨年から始めました灰焼きおやきの販売、テイクアウト、仕出し弁当などに力を入れておりますので、今年ももっとおやきの生産量を増やしいくことや、定期的に北海道標津町直送のホタテやイクラを使った海鮮丼フェアなど各種企画を開催して、健全運営に向けて頑張ってまいりますので、変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
第6次総合計画の将来像は、「確かな暮らしを明日につなぎ 明るく 健やかに生きる村」であります。キャッチフレーズは、「新たな発想で 未来を創り出し 人と自然が輝く いくさか」でございます。
村民の皆様には、生坂村に愛着と誇りを持っていただき、地域の絆を大切に、支え合い守り育てていこうという責任感を共有する中で、村民の英知を結集して、自信と希望を持って、安全で安心して暮らしていける生坂村であり続けるために、本年も村民の皆様のご理解とご協力の基、協働による村づくりの継続をお願いする次第でございます。
結びに、生坂村の発展と村民の皆様のご健勝、ご多幸をご祈念し、本年も、変わらぬご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、村民の皆様にとりまして、幸せ多き年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和3年元旦 生坂村長 藤澤泰彦

▽ 毎日恒例の撮影は、雪が止んだ後、日岐上空からの風景を撮影しました。
日岐上空からの風景