熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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今日も寒い日でした

2009-03-26 18:30:50 | 文章
3月26日(木)、曇りがち午後一時雨、寒冷。

今日の産経新聞朝刊に「駒づくり教室」の案内が掲載されていたので、礼状をFAXすると、その方から折り返し電話を貰って、当方は恐縮至極でした。
その前に、京都の人から受講申し込みの連絡をいただいており、恐らくはその朝刊を見ての申し込みだと思います。
これで今のところ、受講者は8人となりました。

近畿の北部・豊岡では雪が数センチ積もったり、全国的に寒かったようです。
朝は陽射しもあって、外で仕事をしかけたのですが、昨日と同じように寒く、風邪をひいてはいけないと、家の中の作業に切り替えました。

実はこの半月ぐらい前間から、久しぶりに「漆被れ」になっています。
被れているのは、左の腕と肩、それにお尻。特にお尻が痒いです。
お尻は、自分の眼では見えませんので、痒いのは、多分漆被れだと思っています。

漆被れは、医者に行って薬を塗って貰っても無駄。まあ、1月もすれば直ります。
昔は、漆屋や塗師屋に奉公に行って漆に被れたときは海水浴に行けば早く直ったそうですが、今の時期、こう寒くては行けません。
代わりに、痒いところに塩を塗すと痒さが和らぎます。
塩は、出来れば精製塩よりも天然塩が良いのは言うまでもありません。海水浴と同じ効果が期待できるというわけです。

経験的に、駒に使う精製した「黒漆」や「朱合漆」では中々被れませんが、「生漆」で時々被れることがあります。
今回は、箱に塗ったり、チェストに塗ったり、駒台に塗ったりと、「生漆」を良く使いました。しかも何の防御や配慮もせずに素手で取り扱っているので、両手の指は漆でベットリ。少々横着ですが、多少痒くはなっても、あまり気にはしませんでした。
しかし、何かの拍子で「運が悪いときは、やっぱりかぶれるのだなあ」と、思っています。

手についた漆は、良く洗っても、眼には見えなくても残ります。
その手で、柔らかな皮膚を触ると、被れるわけです。

今度の「駒づくり教室」では、漆は使わないようにと考えています。
初心者講座ですから、漆ではなく、被れない別の塗料、例えば「カシュー塗料」か、ウレタン塗料をと考えています。
漆は、その次で良いでしょう。
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