熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

確定申告

2009-03-11 19:12:52 | 文章
3月11日(水)、曇りがちの一日。

朝から確定申告書の作成。夕方には書き上げましたが、提出は明日。ヤレヤレです。

写真は、15号会報。
冒頭は「第4回作品展」。場所は大阪の三越百貨店での将棋まつりに合わせてです。
当初は、大阪上六の近鉄百貨店と、神戸のそごう百貨店を照準にしていたのですが、近鉄は話がはかばかしく進まず、神戸は将棋まつりを取りやめることになって、三越本店に決まりました。

小生の勤めていた会社と北浜の三越とは徒歩で10分足らず、昼休みを利用して、たびたび打ち合わせに通いました。

そんな折に、三越のおもちゃ売り場で、「竹風作」を騙った駒が2組ほど並べてあるのを見つけました。それは少し前に「将棋世界」の裏表紙にも堂々(?)と広告が出ていて問題になっていたものです。

「他人を騙って作られた偽作だから、これを並べて置くのは、三越さんの信用に拘わります」と忠告すると、さすが信用を大切にしている三越さんです。すぐにひっこめました。

問題の駒は、幾つ作られたのかは知りませんが、去年でしたか、インターネットオークションで、誰かが売りに出していました。
これからもきっと、時々顔を現すに違いまりません。

三越将棋まつりには、大山名人の講演があり、大山名人はその前に作品展を見に来られ、私たちは大感激でした。そのとき撮ったのが左の写真です。

演台に立たれた大山名人は、この日も「将棋上達の秘訣は、よい駒と将棋盤を揃えることです。私も子供の頃、父親からよい駒と盤を駆ってもらいました。(こちらを指さしながら)ここに並んでいる駒は、非常によいものばかりです・・」と話されて、サービス精神いっぱいでした。

このときの参加作品数は、21作品。先の東京での展と比べてやや少ない作品数ですが、
愛知県の松尾さんと神田さんも参加されています。
ページをめくると、北田さんが全国の駒愛好家に「駒や駒づくり」に関してアンケートして、その結果をまとめてレポートしておられます。

小生も何十年ぶりかで読み返しましたが、厳しい指摘や心すべき指摘が目につきます。

それでは、今日はこの辺で。ごきげんよう。




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駒の写真集

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