熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

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作品 文章 写真 販売品

勝運

2009-03-29 17:30:39 | 文章
3月29日(日)、只今曇り空。

今日は何を書こうかと思いながら、自分のブログを開けてパソコンに向っていると、先ほどまで雲が多かった東の空から一瞬、窓に陽射しが差し込んできました。
今日こそ暖かいといいのですが、どうでしょうか。

ところで、昨年6月にブログを始めてから9ヶ月ほどが経過しました。
この間、多少文体を変えたり、その時々で小さいところで試行錯誤していますが、スタイルはあまり変わっていないということでしょう。

話題やテーマは、その時々で思いついたことを書いています。それだけに、同じようなことの繰り返えしは避けなければと思っています。

3月は、今まで抜けた日がゼロです。
小生の気持ちは毎日書こうと思ってパソコンに向うのですが、書いていて、どうも気持ちが乗らない日もあります。
内容が結果的にどうもぱっとしないときは、まあいいやとご破算にして眠ってしまうこともあります。
流れに逆らわず、無理をしないのが長続きする心得だと思うので、お付きの程よろしく。

この間、「熊澤さんのブログは、何人くらい見ているの・・」という質問を受けました。
日によって多少上下し、昨日は、閲覧数が589、訪問者数が227人でした。
閲覧数と、訪問者数との違いは良く分かりませんが、人数で言うと大体200人から260人位で推移しています。

写真は、パソコンが置いてあるマンションの床の間の鴨居に掲げてある「勝運」。
何を書こうかと部屋を見渡していたら、これが眼につきました。
原田泰夫先生の揮毫です。
13年ほど前、原田先生との銀座でのコラボレーション展でこれが気に入って、買い求めました。

「運」の最終画が天に向って2段3段に伸びて、勢いと品格があります。
「書」は人格を表すといいます。
勢いばかりの書をよく眼にしますが、品格が無くては褒められたものではありません。

それに「書」は、読める字でないと意味がありません。
近年は「前衛書」と称して、「紙に墨を塗りたくった」絵だか文字だか分からないもよく眼にします。
一種の芸術かもしれませんが、多くの人が読めないようなものは、文字として一番大切な役割を放棄したもので、文字とは言えないでしょう。
これが、小生の持論です。
多少下手でも、「字」は人様が読めなければいけません。

「勝運」の額から、横道に逸れてしまいました。


午後は、昼ご飯とドライブ、それに買い物を兼ねて、滋賀県の信楽(しがらぎ)から三重県の伊賀上野へいってきました。
信楽は狸の置物で有名な信楽焼の産地ですが、地場野菜の露店と「そば」の美味しい店があり、車で30分少々と近場なので、時々出かけます。

ここで、野菜少々と山城産の筍を買い、「そば」を食して、国道422号線で伊賀上野周りで帰ってきました。
信楽から伊賀上野の途中にある、丸柱という集落が伊賀焼きの里です。

丸柱では、昔から土鍋が作られていました。勿論、今でも作られていて、近年はいろいろ工夫した土鍋が作られるようになって、全国的に主婦層で有名になっているようです。

狭くても何か面白い出会いがありそうな旧街道好みの小生は、たまたま、国道から少し外れた田舎道を走っていると、窯元らしいところがあり、どれどれと店に入りました。
伊賀焼きの中でも古い窯元らしいのですが、並べられている商品は、結構工夫されたものが多く、人気の秘密はこれだなと感じました。
値段は比較的高いものが多いのですが、インターネットでの注文も多いのでしょう。人気商品には「品切れ?」を思わせる表示があったのですが、来店者用の商品はあるとのことで、女性4人が、注文商品の梱包などに忙しそうに働いていました。

丁度2日前に、小生が日ごろ使っている茶碗にヒビが入ったので、ダイエット向きの小ぶりの茶碗と、家内が欲しいという蒸し物用の土鍋を買うことにしました。
あとで聞くと、店売りは2割引だったそうです。

伊賀上野でも買い物を少々。帰着は16時30分でした。

18時までは駒のことを少々。
これで一日が過ぎました。
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駒の写真集

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