熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
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逃げて行きました

2009-07-04 21:41:06 | 文章
7月4日(土)、朝曇りのち晴れ。

カブトムシは、昨日居なくなりました。
今日は、山口県小野田市から一人、来客があります。
午前中に到着との事ですが、訪問時間は分りません。

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8時過ぎにMさんより電話あり「すぐそこまで来ている」との事。
間もなく、遠来の友来る。
Mさん60歳。15年ほど前までは東京に居られて、大山名人には良く「中将棋・大将棋」を教えていただいたそうで、数少ない「古将棋」の使い手です。
大山名人の「中将棋」使いは有名ですが、「大将棋」も結構多く指したそうで、その頃の仲間はほとんど亡くなり、そのことを知る人はほとんど居なくなってしまいました。

小生がMさんを知ってからは、20年位にはなります。
その頃、Mさんとお会いするのは、いつも東京の将棋会館でした。
大山名人との関係は、その頃から存じ上げています。

昨晩は小野田を発って、高速を使わずに今朝、加茂に着いたそうです。
ちょっと思い込みの強いところがあって、ユニークな人です。

以前、このブログで熊本県の本妙寺のことを書きましたが、水無瀬兼成の「中将棋駒」の他に、最近は別の「中将棋駒」が並んであるそうで、それがMさん作の「中将棋駒」です。

今日は、自作した4種類の「古将棋駒」を、盤とともに持参。その労作を拝見させていただきました。

19日の水無瀬神宮行きには「是非参加したい」との事でしたので、「どうぞ」と
ご案内しました。
Mさんは「自作駒を持ってゆく」ということでしたが、「ややこしいので、それは控えて」とお断りしました。

水無瀬神宮には、千葉県からの参加希望者もあり、総勢20人くらいに膨らみそうです。
他に参加したいという人もいらっしゃいますが、「秋に展示会が企画されるので、その時に」お願いしたいと思います。

Mさんには用意していた駒木地650枚余りをお渡しして、これだけあれば駒数130枚の「大将棋駒」や92枚の「中将棋はは4~5組は作れるでしょう。

昼は例によって、Mさんとお気に入りのお蕎麦屋さんへ。
13時、Mさんは山科に行くということで分かれました。

山科は、自称「中将棋名人」の故松田正一さんのお宅だそうです。
昔、そこで松田さんと時々「中将棋」を指したので、お線香を上げに行くとの事でした。
お疲れさんです。気をつけて運転くださいネ。

夕方、工房で昨日の続きの盛り上げをしていたところ、家内から「ベランダにある給湯器が水漏れしている」とのご注進。
駆けつけて、カバーを外すと、どうも小生では手が負えないと分り、餅は餅屋にとコールしました。
今日もいろいろと、落ち着かぬ1日でした。



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駒の写真集

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