7月12日(日)、帰り道は、曇り・雨・晴れ。
9日朝に工房を出て、飛騨から信州・越後・越中に。そして先ほど、3日ぶりに戻りました。
行程は、木津から京奈和道・京滋バイパス・名神自動車道から東海北陸道を北進。長良川を横に見て白鳥・関・郡上八幡を通り越し、心配していた雨は、降ったり止んだり。気温は20度と涼しく、雨にも関わらず、空気はさわやかでした。
走るだけの高速道路では面白みがないので、荘川ICを降り、ちょっと一服を兼ねて昼食。
地元のおばさんに、お気に入りの蕎麦屋さんを教えてもらって、そこに。
後で知ったのですが、荘川は「そばの里」というキャッチフレーズで、町おこしの最中とか。
途中の景色としては、ひるがの高原が牧歌的。なだらかな丘におしゃれな家々が点々と印象的でした。
国道158号線、飛騨高山を通り過ぎて平湯から安房峠トンネルへ。
安房トンネルを抜けたところで、ナビは「左折れ」のアナウンス。
それに従って行くと葛籠折れの急峻な山道。それを右左に180度方向を変えながらぐんぐん登って、七つ折れどころか10番目のカーブを過ぎた山の頂上あたりまで行って、どうもおかしいと停車。
後続の車に合図を送って停車してもらい「白骨に行きたいが」と聞くと、心配していた通りの全くの方向違い。先ほどの平湯に戻る旧道だということでした。
ナビが狂ったのでしょうか。はたまた、どうしてでしょうか。
まあ、それでもようやく16時に「白骨温泉」に到着。
現在は通行止めがあり、先ほど迂回した乗鞍岳入り口経由の道が唯一との事でした。
標高はどのくらいあるのかを聞きそびれましたが、「白骨温泉」は山また山、頂に近いところのように感じました。
数年前に温泉の偽装問題で有名(?)になりましたが、泊まったのは別の宿。
硫黄の匂いが満杯で半白濁の掛け流し。いいお湯でした。
2日目は、梓川沿いの国道158号線を松本方面へ。この道は野麦街道とも言うんだそうです。
松本から犀川沿いに北上。安曇野・松川村・大町を通り白馬村に。
左手にオリンピックで使われた大ジャンプ台が見えてきます。
白馬村には30年昔、会社の同期入社だったSさんが、ペンションを開いていて、職場の同窓会で一度訪ねたことがあります。
訪ねたのは8~9年前。
白馬の町を通過しながらそれを思い出し、時間はたっぷりあるので、引返して急遽訪ねることにしました。
住所は覚えておりません。電話番号も知りません。以前は、駅まで迎えに来てくれたので、道順も覚えていません。
覚えているのは、白馬駅から車で10分以内だったこと。分譲別荘地の一角であったこと。大ジャンプ上には程近かったこと。家の前の道幅は6~7メートルぐらい。その道の向こうに川幅100メートル近い川原があって、小魚を捕って遊んだこと。そのくらいの記憶です。
現在も在住なら電話帳で調べれは分ると思いますが、そんな野暮なことはしません。
僅かな記憶を辿って、探すところに面白さがあります。
自分の記憶が役立つか役立たないかです。
その記憶を思い起こして近くをクルクル探しました。
15分か20分ぐらいでしょうか。すると、どうやら記憶に合致する川の横に出ました。
その道を川上に向かって1度2度行き来して、覚えている家の形をさがしましたが、見つかりません。諦めて帰ろうかと大きな道に出ようとしたとき、見覚えのある取り付け道路の形がありました。
3回目はここだと思うところをゆっくりと一軒一軒の表札をチェック。
3番目が「shimazu」。たどり着きました。
気温は20度ぐらいでしょうか。やはり信州は涼しいです。
戸外のテーブルでコーヒーをご馳走になり、30分余り四方山話。
このあたりで暑いのは、8月上旬からの2週間ぐらい。「こんなところで駒づくりをするのもいいなあ」が感想です。
やがて、白馬村から今日の宿泊先の姫川温泉を目指すことに。
姫川は、「ヒスイ」の産地でも知られています。
途中に小谷村があります。小谷は「おたり」です。
数年前、このあたりで大きな土石流がありました。
太平洋から日本海に抜けるフォッサマグマが通っていて、その為、狭い谷には両岸の山が迫って急峻。
昨日、白骨の風呂で出会った旅の人の話では、10年前までは車で通るのも恐ろしかったそうです。
今は、「洞門」と呼ぶ半トンネルが続きます。
怖さは無くなったのでしょうが、景色がほとんど見えないのが残念です。
その小谷村を過ぎた辺りが県境。これより北は新潟県。
そのすぐ先に姫川温泉。
ここの温泉も、掛け流しです。
今回の旅は、掛け流しにこだわりました。
しかも湯量は毎分1500リットルと大量。
湯船にはそれがボコボコと音を立てて湧き上がっています。
もちろん、同じ量のオーバーフローしたお湯が、湯船全体から流れ出ています。
その量の多さは、大げさに言えば小川の如くです。
宿代は、そう高くはありません。もちろん露天風呂もあります。
温泉ファンには、ここは絶対のお勧めです。
翌日は、糸魚川へ出てヒスイ海岸で一休み。
海岸で、面白そうな石をいくつか拾いました。
今どき、本物のヒスイは見つからないのでしょうが、運が良ければいいものが見つかるかもしれません。
糸魚川から高速道路で富山へ。料金は何とか割引の1000円。
富山では娘の家で1泊。
翌日、富山を10時に発って加茂到着は15時30分。料金は1000円プラスアルファ。
以上が、3泊4日の旅。
明日からは、仕事に励まなくっちゃなりません。
9日朝に工房を出て、飛騨から信州・越後・越中に。そして先ほど、3日ぶりに戻りました。
行程は、木津から京奈和道・京滋バイパス・名神自動車道から東海北陸道を北進。長良川を横に見て白鳥・関・郡上八幡を通り越し、心配していた雨は、降ったり止んだり。気温は20度と涼しく、雨にも関わらず、空気はさわやかでした。
走るだけの高速道路では面白みがないので、荘川ICを降り、ちょっと一服を兼ねて昼食。
地元のおばさんに、お気に入りの蕎麦屋さんを教えてもらって、そこに。
後で知ったのですが、荘川は「そばの里」というキャッチフレーズで、町おこしの最中とか。
途中の景色としては、ひるがの高原が牧歌的。なだらかな丘におしゃれな家々が点々と印象的でした。
国道158号線、飛騨高山を通り過ぎて平湯から安房峠トンネルへ。
安房トンネルを抜けたところで、ナビは「左折れ」のアナウンス。
それに従って行くと葛籠折れの急峻な山道。それを右左に180度方向を変えながらぐんぐん登って、七つ折れどころか10番目のカーブを過ぎた山の頂上あたりまで行って、どうもおかしいと停車。
後続の車に合図を送って停車してもらい「白骨に行きたいが」と聞くと、心配していた通りの全くの方向違い。先ほどの平湯に戻る旧道だということでした。
ナビが狂ったのでしょうか。はたまた、どうしてでしょうか。
まあ、それでもようやく16時に「白骨温泉」に到着。
現在は通行止めがあり、先ほど迂回した乗鞍岳入り口経由の道が唯一との事でした。
標高はどのくらいあるのかを聞きそびれましたが、「白骨温泉」は山また山、頂に近いところのように感じました。
数年前に温泉の偽装問題で有名(?)になりましたが、泊まったのは別の宿。
硫黄の匂いが満杯で半白濁の掛け流し。いいお湯でした。
2日目は、梓川沿いの国道158号線を松本方面へ。この道は野麦街道とも言うんだそうです。
松本から犀川沿いに北上。安曇野・松川村・大町を通り白馬村に。
左手にオリンピックで使われた大ジャンプ台が見えてきます。
白馬村には30年昔、会社の同期入社だったSさんが、ペンションを開いていて、職場の同窓会で一度訪ねたことがあります。
訪ねたのは8~9年前。
白馬の町を通過しながらそれを思い出し、時間はたっぷりあるので、引返して急遽訪ねることにしました。
住所は覚えておりません。電話番号も知りません。以前は、駅まで迎えに来てくれたので、道順も覚えていません。
覚えているのは、白馬駅から車で10分以内だったこと。分譲別荘地の一角であったこと。大ジャンプ上には程近かったこと。家の前の道幅は6~7メートルぐらい。その道の向こうに川幅100メートル近い川原があって、小魚を捕って遊んだこと。そのくらいの記憶です。
現在も在住なら電話帳で調べれは分ると思いますが、そんな野暮なことはしません。
僅かな記憶を辿って、探すところに面白さがあります。
自分の記憶が役立つか役立たないかです。
その記憶を思い起こして近くをクルクル探しました。
15分か20分ぐらいでしょうか。すると、どうやら記憶に合致する川の横に出ました。
その道を川上に向かって1度2度行き来して、覚えている家の形をさがしましたが、見つかりません。諦めて帰ろうかと大きな道に出ようとしたとき、見覚えのある取り付け道路の形がありました。
3回目はここだと思うところをゆっくりと一軒一軒の表札をチェック。
3番目が「shimazu」。たどり着きました。
気温は20度ぐらいでしょうか。やはり信州は涼しいです。
戸外のテーブルでコーヒーをご馳走になり、30分余り四方山話。
このあたりで暑いのは、8月上旬からの2週間ぐらい。「こんなところで駒づくりをするのもいいなあ」が感想です。
やがて、白馬村から今日の宿泊先の姫川温泉を目指すことに。
姫川は、「ヒスイ」の産地でも知られています。
途中に小谷村があります。小谷は「おたり」です。
数年前、このあたりで大きな土石流がありました。
太平洋から日本海に抜けるフォッサマグマが通っていて、その為、狭い谷には両岸の山が迫って急峻。
昨日、白骨の風呂で出会った旅の人の話では、10年前までは車で通るのも恐ろしかったそうです。
今は、「洞門」と呼ぶ半トンネルが続きます。
怖さは無くなったのでしょうが、景色がほとんど見えないのが残念です。
その小谷村を過ぎた辺りが県境。これより北は新潟県。
そのすぐ先に姫川温泉。
ここの温泉も、掛け流しです。
今回の旅は、掛け流しにこだわりました。
しかも湯量は毎分1500リットルと大量。
湯船にはそれがボコボコと音を立てて湧き上がっています。
もちろん、同じ量のオーバーフローしたお湯が、湯船全体から流れ出ています。
その量の多さは、大げさに言えば小川の如くです。
宿代は、そう高くはありません。もちろん露天風呂もあります。
温泉ファンには、ここは絶対のお勧めです。
翌日は、糸魚川へ出てヒスイ海岸で一休み。
海岸で、面白そうな石をいくつか拾いました。
今どき、本物のヒスイは見つからないのでしょうが、運が良ければいいものが見つかるかもしれません。
糸魚川から高速道路で富山へ。料金は何とか割引の1000円。
富山では娘の家で1泊。
翌日、富山を10時に発って加茂到着は15時30分。料金は1000円プラスアルファ。
以上が、3泊4日の旅。
明日からは、仕事に励まなくっちゃなりません。
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