熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

あと5日

2009-11-16 20:17:39 | 文章
21日に開催する水無瀬駒の実物展示と講演会についての、大阪府島本町のホームページです。
多くの参加をお待ちいたします。


ーーーコピペーーー

町立歴史文化資料館 教育週間秋の企画展 講演会開催

テーマ  「水無瀬駒について」
講師   熊澤 良尊(くまざわ よしたか)氏

講演日  平成21年11月21日土曜日
時間    午前10時から午前11時30分まで
場所    町立歴史文化資料館
参加料  200円

午後の部  「水無瀬駒 関連資料」の解説を講師が行います

時間   午後1時30分から 約30分

 座席は77席用意しております。参加者多数の場合は入場制限を行うことがあります。
 また、講演会開催のため、展示見学のみの入館は12時からになります。

お問合わせ先
教育委員会事務局 生涯学習課(役場1階)
電話075-962-6316、075-962-0792     ファックス075-962-0611 
                     更新日:2009年11月2日
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睡魔

2009-11-16 19:12:35 | 文章
11月16日(月)、晴れ。

朝から「探山」の盛り上げ。
そうこうしていると、島本町担当者から電話があり、「象戯図」の序文の読み下しと解釈文が欲しいとの事で、そちらを優先してワープロ作業に切り替えました。
ついでに、序文に関しての小生のコメントもあったほうが良いだろうと、これも作成しました。

ワープロの途中、睡魔が襲ってきたので、たまらずソファーで30分ほど仮眠。これで疲れが取れました。

結果、今日の盛り上げは、「歩兵」が10枚。文書が3枚。
このうち、「象戯図・序文」に対するコメントを掲載しておきます。


ーーーー
『象戯圖・序文』のコメント

 序文の始まり、「夫象戯者周武之所造也・・」は、「それ象戯は周武の造る所なり・・」と読みます。
 「象戯」は「将棋」。「周武」は中国古代の帝王「周の武帝」です。
 ここで云う「象戯」は、日本の将棋ではなく、その元となったと考えられている中国の象戯です。「上観其象於天文移以日月星辰・・」は、その伝説に触れて、将棋(象戯)は日月星辰、即ち天文をかたどったものだと、壮大な思想を引用して、将棋はすばらしいものであると述べています。
 注目すべきことは、「身分貴賎上下の隔たり無く、将棋に親しむべし」と説いていることです。
 この『象戯圖』の元となった原本が造られた年代は定かではありませんが、恐らくは、鎌倉時代に溯ることが出来ると考えます。日本歴史でも大きな動乱のこの時代に「上下隔たり無く・・」という現代社会に通じる考えが、『象戯圖』に書かれていることに注目すべきであり、この時代だからこそと言えます。
                                                (熊澤良尊)
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駒の写真集

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