熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

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作品 文章 写真 販売品

水無瀬駒レプリカ

2009-11-20 19:37:22 | 作品
11月20日(金)、曇りがち。

写真は、レプリカの水無瀬駒をセットしたパネル。
駒のサイズと形と文字は、400年前の水無瀬駒をそっくり真似ています。
かなりの肉厚ですから、駒の指し方も400年前の作法が似合います。
盤上の駒は、人差し指と中指の先で、そっと推し進めるのが良いでしょう。
駒台にある駒を打ち据えるのは、想像するに、薬指を銜えた本の指先でそっと持ち上げて、やさしくそっと盤上に置く。そんな仕草だったのでしょうネ。

午前中は、仕事を少々。
午後は、春日大社。それに国立博物館と、奈良県庁横のセミナーハウスに寄って16時頃帰着。そのあとは、明日持って行く資料類を最終的に確認しました。

話は変わりますが、水無瀬神宮の墨書中将棋駒。
実は「歩兵」1枚が欠落しているので、違和感のないものを作って補充してはどうかと思って、木地を作ってあとは文字を墨で書き入れるばかりにしていたのですが、それに墨で文字を書いてみました。
結果は想像にお任せします。
本物と区別が付かないほど上手くなりすぎてもいけないし、程遠い印象でも駄目だし、難しいところです。
とに角、あとあと本物と峻別が付くように、駒の両サイドに「平成二十一年補作、熊澤良尊」としておきました。

現物は明日、島本町に来た方にお見せします。
これを水無瀬神宮に渡すかどうか、今も迷っています。
小生ごときが、善意とはいえ、これを押し付ける形で本家本元に渡して良い物かどうかです。
この前は、小将棋の「飛車」1枚をお渡ししたのですが、それもかえってご迷惑をかけたことにならなかったか、です。その辺のことも、渡す前に、率直に宮司さんのご意向を確かめてからにしようと思います。

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駒の写真集

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