1月25日(月)、曇り。
庭の水場も薄っすらと氷結。今日も寒い一日でした。
午前中は奈良で、或る女流書家との打ち合わせ。
午後は夕刻まで相変わらずの「木地揃え」でした。
ところで、駒の文字は「和様が似合う」と思うのです。
ご承知のとおり漢字のタイプは、唐様と和様に大別することができます。
そもそもは大陸よりもたらされた文字は唐様ですが、日本に入ると、たちまち日本人の感性、強いて言えば貴族文化をベースとする感性で発達しました。これが和様です。
中国流すなわち唐様は、細くキリッとして、形は縦長。
対して和様は、太い細いの変化があり、柔らかくマッタリした筆運び、そして形は横に広いのが特徴です。
既存の駒の文字で言えば、どちらかといえば「菱湖」は唐様。「水無瀬」「清安」「錦旗」が和様です。
駒の文字は、それぞれの好みの問題ではありますが、駒全体の安定感、つまり駒形と文字のバランスも大切。
これらを考えあわせるならば、どちらかと言えば、落ち着いた和様文字が似合うと思うのです。
以上、本日の「つぶやき」でした。
では、また。
庭の水場も薄っすらと氷結。今日も寒い一日でした。
午前中は奈良で、或る女流書家との打ち合わせ。
午後は夕刻まで相変わらずの「木地揃え」でした。
ところで、駒の文字は「和様が似合う」と思うのです。
ご承知のとおり漢字のタイプは、唐様と和様に大別することができます。
そもそもは大陸よりもたらされた文字は唐様ですが、日本に入ると、たちまち日本人の感性、強いて言えば貴族文化をベースとする感性で発達しました。これが和様です。
中国流すなわち唐様は、細くキリッとして、形は縦長。
対して和様は、太い細いの変化があり、柔らかくマッタリした筆運び、そして形は横に広いのが特徴です。
既存の駒の文字で言えば、どちらかといえば「菱湖」は唐様。「水無瀬」「清安」「錦旗」が和様です。
駒の文字は、それぞれの好みの問題ではありますが、駒全体の安定感、つまり駒形と文字のバランスも大切。
これらを考えあわせるならば、どちらかと言えば、落ち着いた和様文字が似合うと思うのです。
以上、本日の「つぶやき」でした。
では、また。
駒の写真集
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