熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

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作品 文章 写真 販売品

ゴウヤと、雛中将棋盤

2016-07-18 20:51:48 | 文章
7月18日(月)、晴れ。

朝からの太陽で、蒸し暑い一日でした。

ゴウヤの実が、色づきました。
透き通るような鮮やかな黄色。

食するのは、熟れる前の実なんですね。

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小将棋駒に続いて、中将棋の雛駒も作り始めています。

以前作りかけたままの「中将棋雛盤」。
今日は、5年ぶりに再開。
こんな感じです。

盤の大きさは、横幅が10センチ程度、縦が11センチほど。
戦前の榧の碁盤を、このサイズにカットしたものです。
盤をセットする箱は、島桑。
模様が気に入って10年ほど前に購入したモノ。
左下の白いのは、盤に合わせて升目を描いた厚紙。

島桑の木目が一段と映えるよう磨きあげました。


盤のケイ線は、先ず鉛筆で下書き。
その上を漆で描きます。

道具は、ガイド用の筆軸と、漆筆。
竹製の物差しの溝を使って、ゆっくりと滑らせます。
筆が小さいので漆の含みは少ないのですね。

先ずは、13本の縦線。
息を停めて、1本の線を引くのに10回ぐらい漆を重ねます。
横線は、縦線が乾いてからですね。
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