熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

小雪

2014-01-19 07:50:11 | 文章
1月19日(日)、チラチラと小雪。

今年2度目の雪。
今回も積もるほどではありません。
只今の映像です。

Kさんから明日の「竜王就位式」にお誘いをいただきました。
だが、行けるかどうか。
帰りは火曜日の朝方とのこと。

一方、火曜日午前中には、別のKさんとの先約。
それまでに帰って来られるか。
どうするかなあ。




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寒中

2014-01-18 07:20:43 | 文章
1月18日(土)、晴れなるも雲多し。

先ほど陽が昇りました。

1月も半ばを過ぎました。
気温が低いので、漆の乾き具合にも関係。
「盛り上げ」も、いつもの倍くらい。
この時期、堅くなるまでの時間が掛かっています。

先日の湯呑。
大体の作業が終わりました。

上がノンフラッシュ。
下がフラッシュ撮影。

実際は、下に近いかな。

黄色いのは、先月、郡山で拾ってきた花梨。
甘い香りが漂います。
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玉手箱

2014-01-16 07:17:36 | 写真
1月16日(木)、薄曇り。

やや気温は低いが、天気はまずまず。

昨日の仕事中のショット。


下は、先日の玉手箱。
黒塗りに、家紋のような図柄の金蒔絵。
江戸時代後期のものでしょうか。
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龍王

2014-01-15 06:19:38 | 写真
1月15日(水)、曇り。

寒い日が続きます。

鰭崎英朋書、盛り上げ仕事。
昨日は、2日目。
その中の「龍王」。
丸一日経過しましたが、漆の乾きは不全。
固まるには、もう少し時間がかかりそう。
古い玉手箱の上で、撮影しました。


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龍馬

2014-01-14 06:51:09 | 写真
1月14日(火)、晴れ。

寒いが、思ったよりは暖か。
昨日は久しぶりに一日中、盛り上げ仕事。
例の「鰭崎英朋」。
作業は順調に進行して、いつものように裏文字から始めて、王将・玉将、それに金将4枚、歩兵が5枚。
残りは、今日。
その内、書き上げたばかりの龍馬を近接撮影。

因みに英朋は明治・大正・昭和時代を生きた美人画画家。
将棋も好きだったのでしょう。
昭和43年に84歳で亡くなったと言うことですから、そう昔の人ではありませんね。
英明は、間違い。

間違いついで、守田宝丹・長禄のロクは、シメス偏。
カネ偏の録、録音の録ではないので、念ため。

ーーーー
正月明けの寒波。
その時のフロントガラスの映像。
一旦解けかかった雪が、氷になって再結晶。
ガラスにコチコチ。
コべり付いていました。

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冬の蝶

2014-01-13 06:55:53 | 文章
1月13日(月)、曇り。

日の出前。
と言っても、外は鉛色。
村雲が垂れこめています。
今日は成人の日だとか。
以前は15日と決まっていました。
覚えにくいと言うか、ついてゆきにくい祝日の決め方です。

奈良の若草山の山焼き。
以前は成人の日、でした。
どうでも良いことですが、最近は第3土曜になって、今年は25日だとか。

ーーーー
昨日は、大体が晴れ。
そんな路地裏の陽だまりで、蝶を見つけました。
映像では白ですが、実際は黄色。
黄色い羽根に、小さな青鼠色の斑点がありました。
寒波の中、小さな虫も懸命に命を存えているのですね。
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補作の飛車・歩兵

2014-01-11 06:19:25 | 写真
1月11日(土)、晴れ。

昨日の寒波。
朝晩は氷点下。
太陽が昇ると、街の屋根は真っ白。

日中はポカポカ。
当地は、比較的過ごしやすい一日でした。

ーーーー
映像は、補作品の色合いを確かめる為に、現品に紛れ込ませた「飛車と歩兵」。
それぞれ2枚と3枚。

左上、隅の飛車は、元々誰かが補作していた駒。
持ち主は、「これが気に入らない」と言うことでした。

それで、「もう一枚、良く似た飛車が欲しい」と、小生にお鉢が回ってきました。
手前に飛車が3枚。
1枚が原品で、あとの2枚が紛れ込ませた今回の補作品。
色合いが僅か新しい感じ、ですかね。

「歩兵」3枚も紛れ込ませました。
良く見ると、やや新しい感じ。
分かりますかね。
3枚を見つけていただければと思います。
まあこれくらいで、何とか・・。

昨日は100年と言いました。
が、30年もすると区別がつかなくなる・・。
そうなってしまっては、面白くもありませんね。
で、良く良く見れば分かるようにと。
「補足平成二十六年良尊」。

そんなことをあれこれと、久しぶりに愉しい作業でした。
週明けには完成です。
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寒波襲来

2014-01-10 06:07:27 | 文章
1月10日(金)、晴れ。

昨日の夕刻から気温が急激に低下。
寒波襲来。
当地にもうっすらの雪。
太陽はまだ昇っていません。

下は比較的暖かかった昨日の情景。

北方の峰続き。
山ひだから、雲が湧き上がっておりました。
画面中央の山腹に古刹「海竜王山寺」。
左の山裾が、聖武天皇の「恭仁京(くにきょう)」辺り。

ーーーー
昨日の補充駒5枚。
彫り込んだ文字が分かるよう、漆を塗りこんでみました。


出来上がりは、週明け。
まずまずの出来かな。
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古駒の飛車と歩兵

2014-01-09 06:43:24 | 文章
1月9日(木)、曇り。

寒の入りは3日前でした。
だが、寒さはそれほどでもなく。
体調もまずまず。

映像は、愛用の湯呑。
どこかで出会って購入した品の一つ。
使い勝手の良い大きさ。
土がやわらかなやさしい色と、シットリ感がお気に入り。

で、何年か使う内に口のあたり、ところどころに傷みが。


このまま使うのは、・・どうも。
ということで、仕事の合間に、漆と金粉で繕うことに。
息抜き、気分転換を兼ねての作業です。
先ずは、錆漆。
この後は、固まったところで整形研磨。
金粉は、そのあと。
仕上がりには、3~4日掛かるでしょうか。

ーーーー
昨秋、江戸時代の古駒「飛車・歩兵」の補充制作を頼まれました。
原品は、「俊光」の筆を誰かがなどっての彫り。
修復と言うより、欠けた駒を作って欲しいとの注文でした。

で、古材で肉厚な駒型を再現するところから開始。
昨日は、文字を彫り付けるところまで進めました。

「飛車」は2枚作って、どちらかいいモノを。
同様に「歩兵」は3枚作って、渡すのは2枚。

その5枚が、彫りあがった様子です。

問題は、原品との違和感。
どれだけ現品に迫れるかどうか。
まあ100年くらい経てば、差が無くなるかもしれません。
その時のために、どこかに補充と分かる足跡を遺しておきますね。

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事実上の仕事はじめ

2014-01-08 07:30:55 | 文章
1月8日(水)、雨。

昨日が事実上の仕事はじめでした。

主な仕事は、久々の「鰭崎英朋」。
10月末から彫りに着手して、ボツボツと。
現在は彫り埋め状態にまで進んでいました。
研出しのあと、漆を落ち着かせて更に研磨。
いよいよ盛り上げ前の段階に近づきました。
出来上がりは、今月の下旬になりますかね。

ーーーー
映像は、25年ほど前に肥塚さんから頂いた手作りの彫刻刀。

刃の形がチョッと変っているのですね。
今でも特殊な彫りのところで、これを重宝に使っています。


肥塚さんは20年ほど前に亡くなられましたが、駒書体「紫電」の作者でもあります。
駒づくりのほかにも、立派な駒箱を作られました。




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駒の写真集

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