生産農家から30K(約300個)ほどのトマトを頂いた。
傷があったり形がそろわないものは出荷できないので
普段は畑に捨ててしまうという。
味には変わりないのにもったいない。
いや、むしろこちらの方が密度が濃くておいしいとも思う。
ロータリークラブ例会後まっすぐ帰宅し
早速ピューレ作りに取り掛かる。
ところが、いざ始めてみると大変な量、
パスタ専門店でもこれ程の量を一度に仕込むことはないだろう。
わが家で最大級の鍋をもってしても300個は入らず
残りは次の日に廻す。
ニンニク・タマネギ・セロリ・ベーコンをオリーブ油で炒める。
香りが立ってきたところへ皮をむいたトマトを加え
月桂樹の葉とドライバジルを入れて煮込むこと4時間。
水は一切使わず 餡を煮るようにかき回しつづける。
とろりと美しい艶がでてくるとできあがり。
やってきた客が台所を覗き驚いて帰って行った。
出来立てのトマトソース。
さっそく夕食には「パスタ・カニ入りトマトソース」を作る。
苦労した甲斐があって見事な一品となった。
Buouno! Buouno!
小分けにして冷凍保存するので
塩・コショウは使うときに味をととのえる。
梅の花散らし黒猫よぢのぼる
(3月8日)