ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

大消費

2011-03-18 10:57:46 | 日記・エッセイ・コラム

大地震以来
水・薬・消毒液・マスク・タオル・トイレットペーパー・懐中電灯
のど飴・塩コンブをリュックに詰めて手の届くところに用意しておく。
近くにはジャンパーと長靴も。
動きが鈍いので、いざというときの備え。
三日間は救助の手が届かないと考えて・・・・

原発事故に異常反応した粗忽者から電話がある。
今、車で南の方へ逃げているという。
(150kmも離れた所に住んでいるのに)
 バカ! 戻って来い と叱ってやる。

東京電力による計画停電が実施される。
本日の当5グループは午後6時20分より10時までの3時間。
企業 公共施設 病院などではかなり不自由なことになるが
家庭では予め準備しておけばさほどの不都合はない。
それなりに工夫すればやがて慣れてくるものだ。

食料の6割を輸入に頼り
その半分を生ごみとして捨てている現況。
物が1割2割少なくなってもいいじゃない。

藪の中に捨てられているテレビや冷蔵庫を見て
ブラジルからの留学生が驚いていた。
 「自分の国なら喜んで誰かが持って行ってしまう」

ジャパン・アズ・ナンバーワン・・・・
そういう時代もありまして、今は昔でいいじゃないですか。

この未曾有の大惨事の体験から
大消費の生活習慣や幸福の価値観に変化がおこり
節約、節水、節電に目覚めることになれば
未来にはあたらしいスタイルの豊かさが待っていると思う。

・・・・・・・限りない欲望は限りない危機を招くということを
      この原発事故から教訓を得ることも・・・・・・・・・