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もう3,4年前になるでしょうか,「吾亦紅」という曲がはやりました。
「すぎもとまさと」という,団塊の世代と思われる歌手が
亡き母に向かい,親不孝を詫び,切々と今の自分の思いを語り歌うものでした。
母をあなたと呼び,何度も語りかけるそのフレーズは新鮮であり,
そしてその歌詞の一つ一つに同世代としては身につまされ,
とてもインパクトの強い歌でした。
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「すぎもとまさと」は杉本眞人の名でたくさんのヒット曲を持つ作曲家,
この「吾亦紅」は母の死を悲しんでいるときに,
友人の作詞家ちあき哲也氏から贈られた詞に,
曲を付け,自らが歌った曲のようです。
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この「吾亦紅」の歌詞には,
題名以外に吾亦紅は一度も登場してきません。
吾亦紅が植物の名であることは知っていましたが,
この歌の題名がなぜ吾亦紅なのか,よくわかりませんでした。
その後,吾亦紅が写真のような,
花だか実だかわからない地味ななんともいえない花をつけると知り,
そして,その花を見ているとなぜこの詞が吾亦紅なのか,
おぼろげながら理解できたような気がしてきました。
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この花,離れてみると植物が枯れたときの色,褐色に見えます。
しかし,アップにしてみるとかなりの紅色です。
「吾も亦紅色なり」とひそかに主張しているようです。
吾亦紅,これでも美しい花の多いバラ科なのです。
我もまた半端ものなり吾亦紅
どの世にも拾う神あり吾亦紅