10月下旬の散歩道、
ホトトギス3種とセキヤノアキチョウジを写しました。

散歩の道ばたに
ホトトギス(杜鵑草)が花をつけていました。
日本固有種であるホトトギスはほぼ日本全国に分布し、
山地の半日陰地に生育します。
また、観賞用にも栽培されています。

山道の民家横の崖地にもホトトギスの花を見つけました。
少し違和感を覚えたので、調べてみると、
観賞用に販売されているホトトギスの多くは
ホトトギスとタイワンホトトギスの交配種とのことでした。
上の個体もこの個体も日本固有のホトトギスではなく、両者の交配種のようです。
日本固有のホトトギスは花を葉腋に咲かせますが、
よく見ると花が枝分かれしてついています。

ホトトギス(タイワンホトトギス)の花はを上向きにつき、
花柄があり、花は漏斗状鐘形で径2cmほど、
花被片は6個あり、内側には紫色の斑点が多く見られます。
この紫色の斑点が鳥のホトギスの胸腹部の斑点の様であることから、
草の名もホトトギスと名付けられました。

公園の名札でタイワンホトトギスとあったものを写しました。
タイワンホトトギスは台湾ではごく普通に見られるホトトギスとのことです。
ホトトギスによく似ますが、タイワンホトトギスは枝が分岐し、
それぞれに花が付き、日本のホトトギスは葉腋に花が付きます。

薬師池公園の散歩道に大きな黄色のホトトギスが咲いていました(10/27)。
ジョウロウホトトギスです。
紀伊半島に見られるのでキイジョウロウホトトギスとも呼ばれます。
ジョウロウ(上臈)は大奥で身分の高い女官の職名、
花姿を上臈に見立てての牧野富太郎博士による命名だそうです。
花被片は鮮やかな黄色で長さ40mm程度と大型、内側に紫褐色の斑点があります。

同日の午後、長池公園に足を伸ばしてみました。
夕刻の逆光下、唇形の青紫色の多数の花が輝いていました。
セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)、
カメラのホワイトバランスを白色蛍光灯にして写してみました。

セキヤノアキチョウジはシソ科ヤマハッカ属の多年草、
箱根で採集され、同属のアキチョウジに似ていることから関屋の秋丁字、
これも牧野富太郎博士の命名によるそうです。
関屋とは関所のことで、この場合は箱根の関です。
ホトトギス3種とセキヤノアキチョウジを写しました。

散歩の道ばたに
ホトトギス(杜鵑草)が花をつけていました。
日本固有種であるホトトギスはほぼ日本全国に分布し、
山地の半日陰地に生育します。
また、観賞用にも栽培されています。

山道の民家横の崖地にもホトトギスの花を見つけました。
少し違和感を覚えたので、調べてみると、
観賞用に販売されているホトトギスの多くは
ホトトギスとタイワンホトトギスの交配種とのことでした。
上の個体もこの個体も日本固有のホトトギスではなく、両者の交配種のようです。
日本固有のホトトギスは花を葉腋に咲かせますが、
よく見ると花が枝分かれしてついています。

ホトトギス(タイワンホトトギス)の花はを上向きにつき、
花柄があり、花は漏斗状鐘形で径2cmほど、
花被片は6個あり、内側には紫色の斑点が多く見られます。
この紫色の斑点が鳥のホトギスの胸腹部の斑点の様であることから、
草の名もホトトギスと名付けられました。

公園の名札でタイワンホトトギスとあったものを写しました。
タイワンホトトギスは台湾ではごく普通に見られるホトトギスとのことです。
ホトトギスによく似ますが、タイワンホトトギスは枝が分岐し、
それぞれに花が付き、日本のホトトギスは葉腋に花が付きます。

薬師池公園の散歩道に大きな黄色のホトトギスが咲いていました(10/27)。
ジョウロウホトトギスです。
紀伊半島に見られるのでキイジョウロウホトトギスとも呼ばれます。
ジョウロウ(上臈)は大奥で身分の高い女官の職名、
花姿を上臈に見立てての牧野富太郎博士による命名だそうです。
花被片は鮮やかな黄色で長さ40mm程度と大型、内側に紫褐色の斑点があります。

同日の午後、長池公園に足を伸ばしてみました。
夕刻の逆光下、唇形の青紫色の多数の花が輝いていました。
セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)、
カメラのホワイトバランスを白色蛍光灯にして写してみました。

セキヤノアキチョウジはシソ科ヤマハッカ属の多年草、
箱根で採集され、同属のアキチョウジに似ていることから関屋の秋丁字、
これも牧野富太郎博士の命名によるそうです。
関屋とは関所のことで、この場合は箱根の関です。