11月19日の丘陵の山道にて。

山の上り口にキチジョウソウ(吉祥草)が花を付けていました。
花の少ない11月、葉の間から10cmほどに花茎を伸ばし、
淡い紅色の花弁の小花を10輪ほど咲かせます。

キジカクシ科キチジョウソウ属の多年草、
湿気のある日陰地を好み、関東地方以西の低地や樹林内に見られます。
日本在来種ではなく、古い時代に中国から渡来したものといわれています。
吉祥草という名は、この花が咲くと良いこと(吉祥)が起きるという中国の言い伝えから。

キチジョウソウの紅紫色の果実も見つけました。
花の後に球形の果実ができますが、熟すのは翌年の秋、
したがってこの果実、昨年の花からのものです。

山道にヤブコウジが小さな赤い実を付けていました。
ヤブコウジ(藪柑子)はサクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木、
林内に生育し、冬に赤い果実をつけます。
ヤマタチバナあるいは十両とも呼ばれます。

山の藪地に真っ赤な豆果を見つけました。
トキリマメ(吐切豆)です。
マメ科タンキリマメ属のつる性多年草、
同属のタンキリマメによく似ますが、葉や果実が少し大型のようで、
オオバタンキリマメ(大葉痰切豆)の名もあります。

日陰の藪地に再びトキリマメの果実を見つけました。
この果実、熟度が進んでいるのか
上のものに比べて、色濃く、濃紅色です。

赤色に熟した豆果実は莢(さや)の皮がだんだん乾いて薄くなり、
やがて開裂し、黒く光沢のある種子が2個現れます。
この種実、莢が完全に開裂したあとも莢の縁にぶら下がり残っています。

山の上り口にキチジョウソウ(吉祥草)が花を付けていました。
花の少ない11月、葉の間から10cmほどに花茎を伸ばし、
淡い紅色の花弁の小花を10輪ほど咲かせます。

キジカクシ科キチジョウソウ属の多年草、
湿気のある日陰地を好み、関東地方以西の低地や樹林内に見られます。
日本在来種ではなく、古い時代に中国から渡来したものといわれています。
吉祥草という名は、この花が咲くと良いこと(吉祥)が起きるという中国の言い伝えから。

キチジョウソウの紅紫色の果実も見つけました。
花の後に球形の果実ができますが、熟すのは翌年の秋、
したがってこの果実、昨年の花からのものです。

山道にヤブコウジが小さな赤い実を付けていました。
ヤブコウジ(藪柑子)はサクラソウ科ヤブコウジ属の常緑小低木、
林内に生育し、冬に赤い果実をつけます。
ヤマタチバナあるいは十両とも呼ばれます。

山の藪地に真っ赤な豆果を見つけました。
トキリマメ(吐切豆)です。
マメ科タンキリマメ属のつる性多年草、
同属のタンキリマメによく似ますが、葉や果実が少し大型のようで、
オオバタンキリマメ(大葉痰切豆)の名もあります。

日陰の藪地に再びトキリマメの果実を見つけました。
この果実、熟度が進んでいるのか
上のものに比べて、色濃く、濃紅色です。

赤色に熟した豆果実は莢(さや)の皮がだんだん乾いて薄くなり、
やがて開裂し、黒く光沢のある種子が2個現れます。
この種実、莢が完全に開裂したあとも莢の縁にぶら下がり残っています。