行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ジョウビタキが遊んでくれました

2024-01-22 20:00:31 | 
11月12日の夕刻の親水公園、
ジョウビタキのオスが近くに現れ、
なにも撮れなくてがっかりしている筆者の相手をしてくれました。


もう帰ろうと望遠ズームを仕舞っていると、
どこからか飛び出して来て、
梅枝の天辺にジョウビタキのオスがとまりました。


望遠ズームを再び付け直して、近づいていました。
頭部がまだ黒っぽいので、若い個体と思われます。


頭部の白髪が特徴で印象的なジョウビタキ(尉鶲)のオス。
若い時は黒毛地の頭髪ですが、年齢を重ねると白髪に変わっていきます。
このことを人間に喩えて、
能などで老翁を意味する「尉」の字があてられているようです。


ときどき地面に下り、餌を探しては、
また、遊歩道の柵や杭の上にとまります。
警戒心はあまり強くないジョウビタキ、
さすがにあまり近づき過ぎると逃げられるのですが、
近くによれるので、冬の鳥撮りには嬉しい存在です。


なにかアクセントが欲しいと思っていたら、
子供が乗せた小石のある杭にとまってくれました。


夏、針葉樹の広がる寒冷地の森林地帯で繁殖し
日本では主に冬鳥として全国に渡来してきますが、
近年、国内でも繁殖が拡大しているとのことです。
韓国では留鳥のジョウビタキです。


翌日、ジョウビタキのメスを撮りました。
同種とは思えないほど、雌雄で毛色が大きく異なります。
翼は中ほどに見られる白く細長い斑は雌雄共通、
ヒタキ科の他の種との見分けのポイントです。
コメント
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