庭の芝の中から今年も捩花(ネジバナ)が茎を伸ばし,
ピンク色の花を咲かせていました(7/3)。
ネジバナはこう見えてもラン科の植物,野生蘭の一つです。
花を一つ一つを拡大してみるとランの豪華さがうかがえます。
狭い庭ですが,草取りをさぼっているので,
いつの間にか,芝の中に小さな様々の雑草が生育し,
それぞれが一生懸命花を咲かせています。
ネジバナもその一つです。
これは公園の草地,こんなにたくさんのネジバナがまとまって咲いていました。
花を螺旋状にねじれながらつけるのは狭い空間に
多くの仲間が互いに接触しないで伸びるため,
花が螺旋状につくことにより,バランスがとれ茎が真直ぐに伸びることができるのです。
この花のねじれ,右巻きと左巻きがあり,ほぼ同じ比率で発生するようです。
この写真でも右巻きと左巻きが入り乱れて存在しています。
ネジレバナ,ネジリバナ,ネジレソウ,モジズリなど
いろいろな呼び方をされている草です。
ネジバナとはまったく関係ありませんが,
ネジバナと同時期に撮った我が家の庭の被写体,
今年2回目の花をつけているブーゲンビリアです。
1回目は室内で冬を越し3月下旬に咲きました。
2回目は太陽の光を受け,外で6月下旬から咲き出しました。
ブーゲンビリアの本当の花は真ん中の白い部分,
赤紫の花のような部分は花を取り巻く葉(包葉)だそうです。
捩花のねじれねじれて真直かな
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