行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

渓流景色

2024-01-21 20:00:05 | 風景
11月15日、
渓流とカエデ紅葉を目的に
写真仲間と奥多摩御岳渓谷を歩いて見ました。


御岳から沢井まで、
多摩川河原の遊歩道をゆっくり渓流を眺めながら散策。


例年だと11月中旬のこのころは紅葉が見事なのですが、
9月10月と気温が高い日が続いたせいでしょうか、
紅葉はもう一つ、これからのようです。


そこで渓流と岩が被写体、
岩場と急流、中下流では見られない景色です。


自然の渓流でカヌースラロームの練習。
流れも強く、ゲートも常設されているようでいい練習場です。


多人数乗りのゴムホートで渓流遊び、
下るだけではなく、回転しての上りにもトライしていました。


ボルタリングの練習でしょうか、
若者が集まり、河原の大岩でロッククライミング。
マイナス傾斜を上っています。


その大岩付近の渓流と紅葉の風景。


この日はとても寒い日、
散策は早々に切り上げて、沢井の駅前へ。
清流ガーデン澤乃井園でおでんと少量のお酒をいただいて帰路につきました。
ここは「澤乃井」で知られる地元酒造メーカーの経営です。
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マガモとオシドリ

2024-01-20 20:00:27 | 
公園の溜池にマガモが集団で、
オシドリが1羽だけ入っていました(11/8)。


11月8日、午後から長池公園へ。
筑池にマガモが複数で入っていました。
いつの間に、渡りの冬鳥の季節となりました。


池の中の倒木に乗って、
オスが2羽、同じかっこうして毛繕い。
2羽ともに青色の翼鏡を見せています。


池の隅にいたマガモのオス、
上のものとカメラの設定は同じですが、
光の当たり具合でしょうか、毛色がかなり違って写っています。
いずれにしても頭部の緑色と黄色の嘴が鮮やかなマガモ♂です。


エクリプスもいました。
頭部が褐色と緑のまだらで、
胸部もオスと同じような色味になってきています。


マガモのメス、地味な褐色です。


池の隅にオシドリのオスが1羽だけで佇んでいました。
オシドリはカモの仲間、
一般的には漂鳥とされ、全国的に生息し、
夏、山間部の水辺近くで繁殖し、冬に温暖な山間地に移動してくるようです。
また、冬になると海外から渡来してくる個体群もあり、冬鳥の側面も確認されています。


美しい色彩の冠羽、羽毛を持つことでよく知られるオシドリのオスです。
オスに比べると色彩は地味なメスと一緒にツガイでいることが多く、
「オシドリ夫婦」の名の由来となっています。
しかし、実際のオシドリは毎年、繁殖相手が変わります。


鴛(オシドリ)は普通は集団で移動、生活する鳥です。
派手な色彩のオシドリ♂だけに、
1羽だけで池の隅にいる姿に余計に寂しさを覚えます。
昔からこんなオシドリの姿は注目を引くようで、
小林一茶の句に
「放れ鴛(おし) ひとすねすねて 眠りけり」があります。
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百舌百面

2024-01-19 20:00:59 | 
11月の公園の梅園に雄モズ、
小刻みに移動しながらいろいろな表情を見せてくれました。


梅の枝の中にモズを発見、
過眼帯が太く黒色、オスです。


となりの梅の木に移動して、
大きく口を開けました。
付けていた600mmのズームで近写、
口の周囲の産毛までしっかり写りました。


モズ君、再び移動して、
剪定された枝の先にとまりました。
しかも背景が黒く抜ける絶好の位置、モズの表情がはっきり写ります。
この一瞬、どこか嬉しそうな表情に見えます。


枝の先で位置を変えながら、
かなりリラックスしている様子です。


顔を少し傾け、
両脚でしっかり枝をつかんで、また向きを変えました。
このモズ、人馴れしているのか
すぐ近くでレンズを構えていますが、逃げる様子がありません。


写す方も少し移動して、背景を緑色に変えて見ました。
モズ君、ますますリラックス、片脚を上げて顎を掻くポーズです。
毛繕いをはじめたようです。


毛繕いも進み、
一瞬、細身になり、こんな素晴らしい表情も見せてくれました。


そして、すぐに元の体型に戻ります。
一瞬でこんなにも見た目を変えられることに驚きです。
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11月の紅い木の実

2024-01-18 20:00:16 | 花,植物
11月初中旬の散歩道に、
木の紅い果実を写しました。


11月8日の散歩道、
低木にたくさんの赤い実がぶら下がるようについていました。
ソヨゴ(冬青)、モチノキ科モチノキ属の常緑小高木です。
株立ちして多く枝分かれする樹形が特徴の一つです。


ソヨゴの花期は5 ~7月頃で雌雄異株、
雄花・雌花共に径4mm ほどで小さな白い花がつきます。
果実は径7~8 mmほどの球形、3~4 cmの果柄があってぶら下がってつき、
10 ~11月に赤く熟します。


公園のハナミズキ(花水木)にも赤い果実ができていました。
春、桜の終わった頃に美しい花を付ける、
ミズキ科ミズキ属の落葉小高木です。


11月13日、
街路のウメモドキが葉を落としながら、
赤い実をたくさんつけていました。
ウメモドキ(梅擬き)、モチノキ科モチノキ属の落葉低木。
葉の形がウメの葉に似ていることからの名です。
この赤い実、すっかり落葉した12月にも木に残ります。


街路に植えられたマメガキ(豆柿)が実をつけていました。
アジア、ヨーロッパ南部原産、
カキ科カキ属の落葉高木です。
柿渋をとるために栽培されます。


春先に黄色の花を枝いっぱいにつけていたサンシュユ(山茱萸)、
11月になり、真っ赤な果実ができていました。
サンシュユ、中国原産のミズキ科ミズキ属の落葉小高木です。


春に枝いっぱいつく黄色の花からハルコガネバナ、
この赤い実からアキサンゴの別名があるサンシュユです。
よく見ると、果実とともにもう蕾ができていしたます。


11月13日、
我が家のヒメユズも色づき出していました。
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11月のアカトンボ

2024-01-17 20:00:49 | 昆虫
11月初中旬、終活のアカトンボたちを写しました。


11月6日、
日の当たる石に成熟したミヤマアカネのオスがとまっていました。
翅にある褐色の太い帯が特徴のミヤマアカネ、
成熟した雄は翅脈、縁紋を含め全身が赤くなります。


枯れ草茎にとまって、
ミヤマアカネのメスが秋の日を浴びていました。
成熟したメスの体色は濃い橙褐色で翅脈も同じように色づきます。


マユタテアカネ♂もまだいました。
尻尾の先が反り返るのが特徴です。


アキアカネ♂1。
11月中旬(11/13)になっても
アキアカネはまだ複数見られました。
トンボの中では、寒さに強いアキアカネです。


アキアカネ♂2。
11月中旬になるとさすがに活動がにぶくなります。
日の当たる落葉の上にじっとしていました。


アキアカネのメスも日当たりの葉の上にじっととまっていました。
すっかり赤味が消え、茶褐色、老熟の体色です。


蝶もいました(11/13)。
翅に傷みが少なく、新鮮に見えるヒメアカタテハです。
よく見ると、縦に割れた口から口吻を石の割れ目に伸ばして吸水しています。
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アオツヅラフジ、ノブドウの実

2024-01-16 20:00:20 | 花,植物
11月6日の丘陵の山道散歩に見つけた載せます。


11月6日、散歩の山道に
緑色と藍色、ブドウのような房状の果実を見つけました。


ヤマブドウ?、いえアオツヅラフジ(青葛藤)です。
ツヅラフジ科のつる性落葉木本です。
雌雄異株の植物で7 ~8月、黄白色の小さな目立たない花を多数つけます。
果実は核果、6~8mm の球状の実が房状に結実し、
晩秋にブドウのように緑色から青く熟します。
ヤマブドウは食べられますが、このアオツヅラフジは有毒で食べられません。


葉は互生し、形は全縁で、卵型あるいは心臓型をしています。
その他、葉先が浅く3裂することもあり、
葉形は変化が多いようです。


アオツヅラフジのすぐ横にヤマイモの大きな零余子(ムカゴ)を見つけました。
このムカゴは種芋となり、地面に落ちると芽を出します。
美味で栄養価も高いそうです。


ノブドウ(野葡萄)が青色や紫色の実をつけていました。
ブドウ科ノブドウ属に属するつる性落葉低木です。
都市部の空き地などでも見られる植物です。
果実は緑色から秋に光沢のある青色や紫色などに色づきます。
この青や紫の実、タマバエやハチの一種に卵を産み付けられた虫こぶ、
正常な実は白色で4mmほどの球形ですが、
寄生された実は直径13 mm前後に不整形に肥大して、青や紫に色づきます。


野生化したように、
ツバキ科ツバキ属チャ(茶)が花と実をつけていました。
この実、1年前の花からのものです。


ナス科ヒヨドリジョウゴの青い実がありました。
11月下旬、もうしばらくすると赤く熟します。
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散歩道の紅葉

2024-01-15 20:00:40 | 花,植物
11月6日の散歩道、
街路樹や公園木そして草の葉も色づきを見せていました。


紅葉とクジラ橋、
樹はトチノキ、大きな葉が枯色に紅葉していました。


尾根幹線のモミジバフウが色づき、いい感じです。
黄色、橙色、紫褐色、赤色と多様に色づくのが特徴のモミジバフウ、
この色づきの多様性が素敵です。


モミジバフウ(紅葉葉楓)はフウ科フウ属の落葉高木。
北米原産でアメリカフウとも呼ばれます。
日本へは大正時代に渡来し、
本州以南の暖地を中心に街路樹や公園木としてよく使われています。


やはり歩道橋から街路樹のケヤキを。
色づきはじめたようです。
ケヤキはニレ科ケヤキ属、街路樹としてよく使われている高木、
色づきは紅葉と黄葉の両方になります。


公園のハナミズキも紅葉し、
赤い実をたくさんつけていました。
花が美しいハナミズキですが、紅葉も楽しめるようです。


畑畦のアオジソにたくさんの果実ができ、
葉が紅色、ピンク色になっていました。


さらに鮮やかなピンク色ものもありました。
こうなるには条件が必要なのでしょうが、
アオジソの葉がこんなにきれいなピンク色になるとは驚きです。

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アオサギとコサギの相似形ポーズ

2024-01-14 20:00:40 | 
堰下の急な流れにアオサギとコサギが並び、
全く同じかっこうをして、流れ落ちて来る魚を待っていました。


11月4日、
多摩川大丸の堰を覗いてみると、
堰下にアオサギが一羽、流れ落ちて来る獲物を狙っていました。


そこへ、コサギがやってきました。
背景の水飛沫がいい具合に写りました。


そして、2羽が並んで、魚捕り。
体、嘴の角度、脚の曲げ方、2羽が全く同じかっこうに見えます。
大小の相似形です。


この写真、よく見ると右端に跳ねている小魚が写っています。
獲物が流れ落ちてきているようです。
2羽、相似形を崩さずに体の傾斜を強めました。



流れの中につんのめ落ちるほどに、
2羽そろってさらに体の傾斜を強め、
小魚をキャッチする体勢になりました。


そこへ上からカワウが流れてきて、
獲物を横取りしたようです。
2羽が相似形で首の角度を変えて、
「なんだこいつ」とばかりにカワウを見つめます。


カワウ君、振り向いて「すまん、すまん」のポーズ。
コサギは白けて、そっぽを向きました。
水の流れを眺めながら、5分ほどの妄想劇場でした。







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コサギの舞とマガモのエクリプス

2024-01-13 20:00:54 | 
11月4日、
多摩川の河原に下りて、
コサギの舞い姿を撮りました。


コサギ。
純白の羽が美しい、いわゆる白鷺の一つです。
真っ白な長い首と翼、
その翼を広げて舞う姿は優雅でレンズを向けたくなります。


アオサギやダイサギと並んで、
最も多く見られるサギの一つであるコサギですが、
最近、減少気味ともいわれています。


そういわれれば、著者の散歩道でも、
タイサギはよく見るのですが
コサギはここ多摩川以外では見ることがはほとんどなくなったように思います。


そのコサギの横を
カルガモほどの大きさの見慣れないカモが通り過ぎました。


そのカモ、川の石に上がり、一休み。
いろいろなポーズを見せてくれました。


何鴨かなと考えながら、望遠レンズを覗くうちに、
マガモ、そのエクリプスであると気づきました。


エクリプスは英語で「日食」や「月食」など天文現象における「蝕」を意味する言葉。
カモの世界では、繁殖を終えたオスが夏から冬にかけて、
メスのように全体が地味な羽衣になる現象、その状態のことです。
この個体、頭部に緑色が斑に入り、
美しい繁殖期のオスに戻る途中であることが分かります。
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日の入りと富士山

2024-01-12 20:00:09 | 風景
11月2日の夕刻、
急に、日の入りの太陽を写したくなり、
望遠ズームをバックに入れ、
遠くの山に沈む太陽が見えるだろう高台まで電動自転車を走らせました。


16時に家を出て、16時15分に高台に到着、
予想どおり、紅く染まった西の空に低く落ちた太陽が沈みかけていました。


16時20分、
太陽は北側に移動しながら徐々に低くなっているようです。


16時25分、
丹沢の山並に太陽が沈み始めました。
夕焼け色も徐々に濃くなっていきます。


16時28分、
落陽のスピードは速く、
沈み始めてから3分ほどで、太陽が山の中に見えなくなっていきます。


16時33分、
太陽が落ち、高層マンションの左側に、
富士山のシルエットが現れてきました。


秋の天気の良い日はこの辺りに見られるはずと思っていた富士山、
沈む太陽と夕焼けの光に隠れていたようです。


16時37分、
望遠ズームのテレ端で、東京稲城からの赤富士を。

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