11/22土曜日から実父が再び入院しておりました。今回は肺炎に加えて肺気胸。10月末に一週間入院してから一ヶ月とたたずに再入院ということで僕らもかなりまいっております。
退院の見込みがなかなか立たず、弟の仕事の都合との調整もあって、何時仙台に帰るべきかが決めきれないまま、退院日に付き添うために今日12/9に仙台日帰りを敢行することになってしまいました。
自分ひとりで行くつもりでしたが、カミさんが休みを調整してくれて同行してもらえることになりました。ほんと心強いありがたい相棒であります。
二人でハヤブサ。今回は普通席ね。やっぱ狭いじゃん。などと無駄口をきいている間に仙台はあっと言う間でありました。
一人病院でどうしているのか、心配だった訳でですが、行ってみたら摂食制限のせいでげっそり痩せて、刺激の殆どない日々を過ごしたせいで反応も鈍くなってしまって、出会いがしらから僕はかなりショックでありました。
施設で長く主治医をしてくれている方と話しをしましたが、年寄りというものは坂道を下るように低下するのではなく、段差の大きな階段を下るようにがくんと落ちるのだそうであります。
じいさんばあさんがいつじいさんぱあさんのようになるのかというと、こんな感じで病んだり怪我をしたりしたときに一気に落ちるということなんだなーと。やはり日々の慎重さ、大きく病まないというのが長生きの秘訣なのかもしれません。
食事は完全に介護支援で摂り、その食事もおかゆよりも嚥下しやすいスベラカーゼというゼリー食とソフト食の混合になるということでした。
一口ずつ、スタッフが様子をみつつ食べさせてくれるというなんとも申し訳ない状況なのでありますが、これはとても僕らができることではなく、ほんと施設のお陰で父は健やかにここまで長生きしてきてこれたなーとつくづく思う次第であります。
どこまで回復してくれるのか。まだまだ不安と心配で一杯ですが、まずは施設に戻れたことでかなりほっとしていおります。
そうそうに横になると言い出してぎょっとしましたが、その一方で横になった途端に、テレビやラジオの操作を繰り返し練習しだす父の前向きというか直向さについつい涙が出てしまうのでありました。
がんばれ。じいちゃん。また快活すぎて僕らを困らせてくるくらいになってくれよ。