浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

強盗こそ、われらが宿命

2007-10-11 23:46:34 | 読書
チャック・ホーガン の「強盗こそ、われらが宿命」読了。
しかし、このヴィレッジ・ブックスの立ち位置ってどーよ。なんだかお呼びでない領域に足を踏み入れてしまった感がする。

ロマンス?鏡リュウジ?

どんなところをターゲットしてんだ?

本書の立ち位置も同様にハードボイルド風でいながら、どこかハーレクインロマンス?読んだことないけど。

どうも収まりの悪い本でありました。

後書きを読むと、エイドリアン・ラインが監督で映画化されるらしいそうだ。

あーそーですか。

個人的には作者の名前とタイトルからくるイメージに完全に騙された感じ。何もかも中途半端。大体映画の「プローン・アウェイ」はトミー・リー・ジョーンズが出ているだけで大好きで「ヒート」は嫌いな私と作者は徹底的に趣味が合わないという問題があった模様。


コーマック・マッカーシーの「血と暴力の国」を是非読みたいと思っていて書店を物色中なのだが見つからない。amazonで発注しちゃおっかなー。はずれを引いた直後なので躊躇してしまっているのだ。

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そんな訳でとうとう読む本を切らしてしまったので、カミさんに「何かない?」と聞いたら本棚から引っ張り出してきてくれたのが、筒井康隆の「富豪刑事」でした。

筒井康隆。その大部分を読んでいるハズの僕がまだ読んでいない本を引っ張り出してくるカミさんはえらい。というか凄い。

しかも「結構、面白いよ」だと。絶対僕の方が筒井康隆は詳しいハズなのだが。

なんだか悔しい。

そして早速、電車で読み出しましたが、懐かしいやら、古い本なのに意外に実験的だったりしたりして、ほんとこりゃ面白い。

ちゃんと体系だてて読み返したりする事ができたら幸せですね~。

「お助け」「走る取的」「夜を走る」「経理課長の放送」うーむ。一年くらいかけて筒井康隆だけで読書生活を送るというのも一つの選択肢かもね~。




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