今日は家族で湯島天神へお参りに。
最近出かけると云うと神社仏閣となってしまっているのだが、たまたまだ。ここは菅原道真公を祀ったもので、1478年に太田道灌が建てたものだと云う。
湯島天神と云えば学問の神。しかし本来は菅原道真が没した後京都では、落雷や疱瘡の流行といった凶事が続きおれを治めんと政が行われたと云う史実があって、京都ではこれは930年頃のお話。
この時代を背景とした伊藤遊の「えんの松原」は大変面白かったですよ。
よろしければ、レビュー記事をどうぞ
http://members.jcom.home.ne.jp/y-yseki2002/dokusho2.htm
と云う事で菅原道真公は、雷と結びつけられ恐れられると同時に天神様としての信仰が生まれてきたらしい。いやはやご本人はどんな気分なのやら。
湯島天神
湯島天神(奇縁氷人石)
これってどうやら迷子を捜すための場所だったそうな。親は探している子供の張り紙を貼り出していたと云う。それだけの人混みだったと云う事ですね。
湯島天神(筆塚)
昭和17年に建てられたと云う筆塚ですが、泉鏡花は生涯筆で文章を書き、文字をとても大切にしていたと云う作家だったという事でこれは泉鏡花の筆を塚にした?と云う事でしょうか。良く分かりませんでした。
湯島天神(撫で牛)
道真公と牛の関係は、自分の遺体を牛に乗せ、牛の赴いた場所に埋葬せよとの遺言があったからだそうだ。
実盛坂
上野台地を実感させるこの勾配。素晴らしいですね。喜んでいたのは僕だけでしたが。
神田橋から本郷通りを北上し、聖橋を越えると、清水坂、三組坂と云う素敵な坂が続いていて走っていても楽しい道でした。
湾岸・首都高も今日は快調。短距離でしたがちょっといいドライブでした。