五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

売れるものと売れないもの

2013年11月15日 | 日々のつれづれに
想定上回る勢いで縮むデジカメ市場 一眼レフ2強、思惑外れ苦戦(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース

コンデジ、すなわちコンパクト・デジタルカメラはスマホなどに押されて以前から市場が縮小してきていましたが、これまでそれとは無関係に売り上げを伸ばしていたデジタル一眼(デジイチ、より正確にいうと、ここではレンズ交換式デジタルカメラ全般)もいよいよ販売数が前年を下回ってきており、苦戦に陥っているとのことです。

十万円を超えるような高級デジイチは、ぜいたく品という見方もあって、消費者が買い控えをしているという話しもあるのでしょう。
この業界は値段の変動が激しい世界でもあり、来年の増税前の駆け込み需要がどれくらいあるのかによっては、返って来年4月以降大幅に値崩れを起こすかもしれません。
そうなったら、少し考えてみようかなとは思います。


一方でこんな記事も目にします。

キヤノン、デジタル一眼レフ「EOS Kiss X7」のホワイトモデル、ホワイトのダブルレンズキット(BCNランキング)

キヤノンのEOS Kiss X7は売れ筋のデジイチですが「カメラのボディを白くすれば売れる」という神経がわかりませんね。

所詮カメラは写真を写すための道具、色々な場所に持って行って使うもの。
白いボディだったら手垢も付くしすぐに汚れてしまいそう。
だから家からは持ち出さずに、きれいな状態のままで飾っておく...。

そんなシロモノに(!)お金を出す人は少ないだろうなあと思います。

もともとカメラの黒いボディは、戦場カメラマン(有名な「あの方」ではなく、一般的な記録写真を撮る方々)が戦場においてカメラが不用意な反射を起して自分の位置を相手(特にゲリラや反政府組織の兵士など)に知られたくないようにと黒く塗ったところから生まれたものだと聞いています。
それがカッコイイということで生まれたブラックボディなのに、ホワイトモデルとは!

「貧すれば鈍す」なんていうことわざがふと頭をよぎります。
コメント
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