五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

フィールドワーク

2013年11月17日 | 日々のつれづれに
大学の教授・学生さんたちの現地調査(フィールドワーク)に同行しました。

行ったのは地元・市川三郷町八之尻地区の4つの集落。12月に行われる安否確認の実証実験のために、各家庭の携帯・スマホの調査および、危険個所などの確認のためです。

ゼンリンの地図(縮尺1/1,500)を片手に各家庭を訪れ、震災の発生を知らせるエリアメールを受け取ることができるかどうかの確認をおこない、また地域内の地すべりなどを起こしかけている危険個所の確認をおこないました。


普段何気なく見逃している道路上の亀裂や凹凸なども、先生が見ればわずかに地すべりを起こしかけていることがわかるのだそうです。
他にも、崖などに露出している地層などを調べて、その方向や土質などを見比べて、危険の度合いなどをはかり、同行した学生などに質問したり教えたりしていました。


集落内には人が住まないままに放置されている家がたくさんあります。
かつては養蚕などが盛んに行われていた地域ですが、その衰退とともに人口も減少していき、中には一戸だけなどという地区もありました。

こうした家庭にテレビ電話を設置し、町の健康担当者との定期的な会話や、震災発生時の情報伝達を行なおうという今回の実験、12月にリハーサルと本番を迎えます。
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