五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

デジタルカメラ

2013年11月01日 | 日々のつれづれに
午前中比較的暖かかったですし、日差しも強かったので、カメラ(NIKON P520)を持って庭に出てみました。

家内が育てている草花や、その花に集まる(かどうかはわかりませんが)蝶や蜂などの動きが目にとまります。
ということで、それらにカメラを向けながらカメラの性能テスト、というか花や虫の撮影の練習を行いました。

私のカメラはいわゆる「高倍率デジカメ」ですから、一眼レフと違いレンズの交換はできません。
元々、室内でのセミナーや会議の状況を撮ることを目的に購入したカメラなので、そうした用途には適しているものの、被写界深度(焦点の合う距離)を浅くとってのボケ味を出すような撮影には向いていないカメラ本体でありレンズなのです。

※その代り、35mmフィルム換算で1000mmくらいの超望遠撮影は楽勝(って自慢してどうする?)。



そんなカメラなので最初は戸惑うことしきりで、ピンボケ写真の山を築きました。
しかし、「撮っては消し、撮っては消し」ができるのがデジカメの特長。
色々なパラメータを少しずつ変えては撮影した画像を見比べて、再び撮影するという作業を繰り返しました。
強力なオートフォーカス機能があるので、普通にシャッター・ボタンを押せばピントの合った写真が撮れます。
そこをあえてピントの合う距離を減らして撮影するのはけっこう大変でした。


もうひとつわかったのは、オートフォーカスといえど万能ではないこと。
このカメラは4.3mm~180mmまでのズーム、すなわち約42倍に拡大する能力を持っているのですが、すべての距離においてその拡大率でピントを合わせられるわけではない、ということがわかりました。

当たり前といえば当たり前ですが、それがどの程度にできるのかを調べるのが今回のテストの目的でもあったわけです。
カメラの諸元から数学的に求められる値であったとしても、やはり体感しておかないといけません。
シャッターを切る前に電卓をたたくわけにもいきませんしね。



で、結論としては、やはりデジイチ(デジタル一眼)で明るいマクロレンズかなんかを付けなければ、思うような絵は撮れないのかなあと思いました。

悲しい現実。
それはそうでしょうね。でなければ交換レンズなんて必要なくなりますもん。



正直を言うと、このカメラは適当なところで家内に譲って自分はもっと高性能のカメラを買う予定でいました。
しかし、家内が元々私が使っていたちっちゃなデジカメ(で撮れた絵)で満足してしまったため、デジイチを購入するきっかけを失ってしまったのです。(できるだけ家内の手に合うように小さなカメラを選んだのですが、それでも「大きい、重い」と言われてしまいました。)

デジイチのために用意していたお金の半分は先日故障して買い替えた洗濯機になってしまい、残りの半分は私の作業場に新しく取り付けるエアコン代になってしまおうとしています。

趣味の一眼レフカメラよりはるかに実用的なものへの投資であることは認めざるを得ないのですが...。
デジイチ・ユーザーへの道は遠く果てしない。
コメント
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