五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

核燃料の取り出し

2013年11月18日 | 日々のつれづれに
福島第一4号機、核燃料の取り出し始まる(読売新聞) - goo ニュース
燃料(棒)の取り出しだけでこの大騒ぎですから、いくら廃炉に向けた第一歩とはいっても、ゴールははるかかなたですね。

完全な廃炉は数十年先と言いますから、すべてを完了させる技術はまだ十分に確立されているとは言えない状態にあるんではないでしょうか。
まさか「その間に技術を習得するつもり」なんていうことではないだろうなあと信じたい。

国内にあるすべての原発を即ゼロに(すなわち二度と再稼働させない)という意見がありますが、現在のエネルギー事情を考えるとそこまで縛ってしまうのはのはいかがなものかと思います。

しかし、原発の新設をする必要があるかといわれれば、それには「ノー」と言わざるを得ません。
やはり今の人類には核の安全なコントロールはできない、と思うから。

エネルギーの需給バランスを考えながら、今ある原発を段階的に廃止していくしかないんだろうというのが現実的ではないでしょうかね。
今回の福一の核燃料取り出しがその魁(さきがけ)になることを期待します。
コメント (2)
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