太極拳導引ではその鍛錬内容である
調身・調心・調息の3つを称して
導引三調と呼んでいます。
調子(リズム)と調和
これまでは三調の「調」を調整(ととのえる)でみてきたが
今回は調子(リズム)という視点からみてみる。
そうすると
調身…身体の調子
調心…情緒の調子
調息…気息の調子
ということになるかと思う。
調子はリズムであり
動きや流れのひとつの現象といえるかと。
リズムは運動であり
時々刻々と変動しつづけている。
そして身体・情緒・呼吸という三つのリズムもしかり。
なおかつ相互に影響しあっている。
だからこそ協調や調和というような
バランスの概念もうまれてくる。
それぞれの調子は独自のリズムをもっているから
それらが互いに影響し合って
全体としての一つの調子をつくり出している。
したがって調子のよしあしとは調和の問題でもあるかと。
調和の乱れはバランスの崩れ。
そして身体にはバランスが崩れたら
崩れたなりのバランスをとって
一時的にしのげるだけのバランス修正システムが
もともと備わっている。
導引三調は、そのシステムが機能しやすいように
体内外のバランスをととのえる手段のひとつなのだろう。
それはあくまでも本来のシステム機能を
支援するようなアプローチの仕方で。
つまりは身体の状態を観察するような
意識の使い方なのかなと。
いわゆる心身一如に基づく調和、和みを
目指すことなのかもしれないと思っている。
調身・調心・調息の3つを称して
導引三調と呼んでいます。
調子(リズム)と調和
これまでは三調の「調」を調整(ととのえる)でみてきたが
今回は調子(リズム)という視点からみてみる。
そうすると
調身…身体の調子
調心…情緒の調子
調息…気息の調子
ということになるかと思う。
調子はリズムであり
動きや流れのひとつの現象といえるかと。
リズムは運動であり
時々刻々と変動しつづけている。
そして身体・情緒・呼吸という三つのリズムもしかり。
なおかつ相互に影響しあっている。
だからこそ協調や調和というような
バランスの概念もうまれてくる。
それぞれの調子は独自のリズムをもっているから
それらが互いに影響し合って
全体としての一つの調子をつくり出している。
したがって調子のよしあしとは調和の問題でもあるかと。
調和の乱れはバランスの崩れ。
そして身体にはバランスが崩れたら
崩れたなりのバランスをとって
一時的にしのげるだけのバランス修正システムが
もともと備わっている。
導引三調は、そのシステムが機能しやすいように
体内外のバランスをととのえる手段のひとつなのだろう。
それはあくまでも本来のシステム機能を
支援するようなアプローチの仕方で。
つまりは身体の状態を観察するような
意識の使い方なのかなと。
いわゆる心身一如に基づく調和、和みを
目指すことなのかもしれないと思っている。