体全体を五つのパーツに分けて
五体と呼ぶわけですが、
どうも洋の東西を問わないらしいです、
なんで五つなのでしょうね。
東洋思想でいえば
すぐに浮かぶのは陰陽五行学説があります。
五行の五は木火土金水の五要素の五です。
そして五という数は全てを表すとされています。
だから五体といえば人の全身を意味する。
ここから五体満足という発想も生まれたのでしょう。
では、五体とは具体的にどの部分なのでしょうか。
調べてみてビックリしました。
五つに分ける分け方がいろいろありました。
ということは分け方の数だけ
根拠(視点、考え方)があるということになります。
一般的な五体は「頭・四肢」です。
外観通りの一見して納得しやすい分け方。
他には「頭・頸・胸・手・足」というのもありました。
これらは人体解剖学的見地からの五体
ということになるらしいです。
さらには「頭・腕・胴・足・心」という分け方も。
こちらは可視部(頭・腕・胴・足)と
不可視な部分(心)との組み合わせ。
このあたりになると
哲学的要素も入ってきているような感じですね。
中医学などでは「筋・肉・骨・脈・皮(毛)」に分けます。
東洋医学ではすじ(筋)と肉は別ものとします。
また身体を表層から深部へと
層にみたてているような印象も。
さらには脈を組み込むあたりはユニーク。
流れ・巡りをいかに重視しているのかがわかります。
おもしろいところでは仏教の作法にも
礼拝時には「額・両膝・両肘」を大地に接する(投地五体)
というものがありました。単に礼法というだけでなく、
それなりの理由があるのかもしれません。
五体とする分け方ひとつにも
意識の置き所に微妙な違いがありそうです。
なかなか興味深いです。
五体と呼ぶわけですが、
どうも洋の東西を問わないらしいです、
なんで五つなのでしょうね。
東洋思想でいえば
すぐに浮かぶのは陰陽五行学説があります。
五行の五は木火土金水の五要素の五です。
そして五という数は全てを表すとされています。
だから五体といえば人の全身を意味する。
ここから五体満足という発想も生まれたのでしょう。
では、五体とは具体的にどの部分なのでしょうか。
調べてみてビックリしました。
五つに分ける分け方がいろいろありました。
ということは分け方の数だけ
根拠(視点、考え方)があるということになります。
一般的な五体は「頭・四肢」です。
外観通りの一見して納得しやすい分け方。
他には「頭・頸・胸・手・足」というのもありました。
これらは人体解剖学的見地からの五体
ということになるらしいです。
さらには「頭・腕・胴・足・心」という分け方も。
こちらは可視部(頭・腕・胴・足)と
不可視な部分(心)との組み合わせ。
このあたりになると
哲学的要素も入ってきているような感じですね。
中医学などでは「筋・肉・骨・脈・皮(毛)」に分けます。
東洋医学ではすじ(筋)と肉は別ものとします。
また身体を表層から深部へと
層にみたてているような印象も。
さらには脈を組み込むあたりはユニーク。
流れ・巡りをいかに重視しているのかがわかります。
おもしろいところでは仏教の作法にも
礼拝時には「額・両膝・両肘」を大地に接する(投地五体)
というものがありました。単に礼法というだけでなく、
それなりの理由があるのかもしれません。
五体とする分け方ひとつにも
意識の置き所に微妙な違いがありそうです。
なかなか興味深いです。