松静自然 -太極拳導引が教えてくれるもの-

松静自然とは落ち着いた精神情緒とリラックスした身体の状態をいい、太極拳導引の基本要求でもあります。これがまた奥深く…

続・シッポ報告

2005-04-02 | 行雲流水-日日是太極拳導引-
「シッポでお稽古」の第2弾レポート。
日によって体調が異なるように、
シッポの状態もその日その時によって
いろいろと変わってくるようだ。
仮想なのにほんとに違ってくるのがおもしろい。

最近は日記にシッポのイメージを一言残している。
先日などはなんと、ブタのシッポ!
基本的にはシマリスのシッポのようなフサフサ系
もしくはオナガザルのような
長めのシッポをつけているのだが、
体調によってシッポが立って邪魔になったり
短くなってしまう。
ひどくなるとシッポをイメージできなくなる。
このようして自分なりの“シッポ・チャート”が
できつつある。

最近までに気づいたことをまとめると
次の2点になるかと思う。

 その1.シッポをつけだしてから(おかしな表現だけど)、
 重心が下腹にとどまるようになってきたみたい
 (下半身というと下肢まで含まれそうなので、
 下腹というのが一番近いような気がする)。

 背骨を牽引するイメージが強くなったためなのかは不明。
 また、重心というのが適当なのかもわからないが、
 何となく“重り”のようなものが
 そこにあるような感じがしてきている。
 疲れていたりすると体がフワフワした感じがするので、
 そういうときはこの“重り”が感じられないのだろうと
 推測している。


 その2.シッポイメージがあると、
 股関節と膝を曲げるときも姿勢を安定させたまま
 下げやすい。

 骨盤の巻き上げができていて
 股関節がいい具合になっていると、膝を曲げたときに
 太腿の前後にあるそれぞれの筋肉が
 伸び縮みしている感じが伝わってくるようだ。
 股関節がうまく曲げられないままで姿勢を下げると、
 膝が前に出てしまったり重心が下腹から足首の方へと
 下がっていってしまうような気がする。
 そうすると足を踏ん張って支えているみたいな感じで、
 ちょっと印象が違ってくる。
 練習している時の印象では、
 重心はお腹あたりにある方が何となく都合が良さそう。
 といっても根拠があるわけではなく、
 単にその方が動きやすい気がするだけなんだけど。

そうなると次はカンガルー(のポッケ)かな?


2 コメント

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カエルのシッポ (pantaya)
2005-04-03 18:20:22
「続」「続」と研究続いていますね!



わたくしカエルの分際でシッポを論ずるのがおかしいのは

ヒャクも承知ですが…



私がイメージしたのもシマリス系です。でも調子がいまひとつだと、シッポを固定している「ゴムひも」がズルッと腰からずり落ちそうになったりして、その辺りが気になってしまいます。調子がいいと、たとえずれてきても、ゴムひもの存在も忘れているかのごとくに動けます。



なんにせよ、しょせんゴムひも付のシッポだという程度にしておくくらいの気楽さが、今のところ気に入ってます。

また「続々」など楽しみにしています。

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オタマジャクシのなごり? (yuehua)
2005-04-03 20:52:11
 ゴムひも付きシッポというのはまた斬新ですね。さすがカエルさん、オタマジャクシからカエルに進化するようにシッポは可動&着脱式なんですね。

 私の場合は尾てい骨にはめ込むキャップ式かな。だから調子がイマイチだと(いつものシッポでは)抜け落ちてしまうらしいです。

 こうして文章にしてしまうと硬派な(どこが!?)印象ですが、実際はのんきなものです。ちなみにブタのシッポのときは精神的にも今ひとつで、素直じゃなくて捻れている感じがした印象を表現したもの。シッポの記録もちょうど絵日記のお天気マークみたいなアイコン風に描いてます。

 この検証もいつまで続くのかわかりませんが、そんななりゆきまかせ的な“ゆるい自分”を許容(って表現でいいのかなあ?)できるようになったのも導引後の心理的?変化のひとつです。
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