日本の景気動向について、
「Ⅴ字回復」か・? 、それとも「L字低迷」なのか?
という事で、論議が盛んです。
私には、ⅤだかLだかよく判りませんが、
とにかく、今年の景気が悪いということは、絶対に事実です。
現実は、そんなに甘いものではないようです。
まず、国内の金融機関同士が信用不安になっているようです。
それが原因で、金融機関同士のお金の融通が円滑にいかないことが、金融がうまく回っていない最大の課題となっているという事です。債務不履行を「ディフォルト」というのだそうですが、要するに金融機関同士の「借金返済不能」の懸念が発生しているという事です。
金融機関同士がお金を貸したり借りたりするマーケットをコール市場といいますが、金融機関同士がお互いを信用できないのではまさに、この国の金融構造は狂っているといわざるを得ません。
金融機関同士のお金の貸し借りで返済不能は「ディフォルト」、国家同士の借金返済不履行も「ディフォルト」と呼ぶのだそうです。
しゃれた言葉で読んではみても要するに借金をしても返済するお金がないという事のようです。
預金者から「預金」として預かった大切なお金を、複雑なルールのリバレッジと呼ばれるリスクの高い海外の金融派生商品(デリバティブ)でスッてしまったり、国内の株価下落で大損をしたり、今回は地方銀行レベルから信用金庫クラスまで、かなり深刻な打撃を受けた中小金融機関が多いようです。
もとより、信用が命の金融機関ですから、必死で損を隠さなくてはなりません。
預金者からお預かりした預金を「株とサブプライムで損しました・・・・、スイマセン・・」という訳にはいきますまい。
損害を隠して、さらに、知らぬ振りをしながら、純粋なお客様から必死で預金獲得(預金者からさらに借金)して金集めをしなくてはなりません。
よく考えてみてください。金融機関にとって預金者からお金を集めることは「資金調達」。すなわち「預金者から借金する」という事なのです。
したがって、今年の春の決算を前にして、お金を貸すどころではないような金融機関が増えてくるという事のようです。
本当に困った、ものです。
これでは、景気が良くなるはずがありません。
群馬県の某信用金庫なんて、以前某元売りの特約店主が現在理事長をしていますが、以前はSS5店舗にサブ店3社くらい抱えて、経営不振で事実上身売りした程度の経営力しかない人間なのです。大したことはありません。
そんな状況ですから、もし預金保険機構で保障されている一千万円を超える金額を預金する場合(金融機関にお金を貸す場合)には、金融機関から「納税明細所添付の決算書」でも提出していただくことになりそうです。(笑
さらに、純預金者として大金を預金するとしたら、該当の金融機関に相当の「担保」を用意して頂くことも想定しなくてはならない状況が発生するかもしれません。
今年の春先あたりから、地方の金融機関でこんな話が現実になるとしたら、貴方はどう考えますか?
しかし、昨年の今頃、トヨタ自動車やソニー、キャノンなどをはじめとする超一流企業が現在のような状況に立ち至るとは誰が想像した事でしょう。
地方の中小金融機関が経営不安に陥ることなどは、トヨタやソニーやキャノンの経営が苦しくなったことを考えたら、全く、いつ発生しても不思議ではないことです。
日本経済の景気動向について、日銀短観などの「言葉の表現」を問題とする報道などもありますが、現在では全く信用できない状態だと思います。
ここから先は、国民一人一人、経営者も含めての「自己責任」です。
とにかく、文字も読めない総理大臣が経済対策をするわけです。
さらに、今年中には確実に総選挙という政治スケジュールです。
ⅤもLもあったものではありません。
まさに、ダッチロール状態の日本経済、地方経済なのです。
新年早々ですが・・、
ふんどしを締めなおして、真剣に仕事に掛りましょう。
「Ⅴ字回復」か・? 、それとも「L字低迷」なのか?
という事で、論議が盛んです。
私には、ⅤだかLだかよく判りませんが、
とにかく、今年の景気が悪いということは、絶対に事実です。
現実は、そんなに甘いものではないようです。
まず、国内の金融機関同士が信用不安になっているようです。
それが原因で、金融機関同士のお金の融通が円滑にいかないことが、金融がうまく回っていない最大の課題となっているという事です。債務不履行を「ディフォルト」というのだそうですが、要するに金融機関同士の「借金返済不能」の懸念が発生しているという事です。
金融機関同士がお金を貸したり借りたりするマーケットをコール市場といいますが、金融機関同士がお互いを信用できないのではまさに、この国の金融構造は狂っているといわざるを得ません。
金融機関同士のお金の貸し借りで返済不能は「ディフォルト」、国家同士の借金返済不履行も「ディフォルト」と呼ぶのだそうです。
しゃれた言葉で読んではみても要するに借金をしても返済するお金がないという事のようです。
預金者から「預金」として預かった大切なお金を、複雑なルールのリバレッジと呼ばれるリスクの高い海外の金融派生商品(デリバティブ)でスッてしまったり、国内の株価下落で大損をしたり、今回は地方銀行レベルから信用金庫クラスまで、かなり深刻な打撃を受けた中小金融機関が多いようです。
もとより、信用が命の金融機関ですから、必死で損を隠さなくてはなりません。
預金者からお預かりした預金を「株とサブプライムで損しました・・・・、スイマセン・・」という訳にはいきますまい。
損害を隠して、さらに、知らぬ振りをしながら、純粋なお客様から必死で預金獲得(預金者からさらに借金)して金集めをしなくてはなりません。
よく考えてみてください。金融機関にとって預金者からお金を集めることは「資金調達」。すなわち「預金者から借金する」という事なのです。
したがって、今年の春の決算を前にして、お金を貸すどころではないような金融機関が増えてくるという事のようです。
本当に困った、ものです。
これでは、景気が良くなるはずがありません。
群馬県の某信用金庫なんて、以前某元売りの特約店主が現在理事長をしていますが、以前はSS5店舗にサブ店3社くらい抱えて、経営不振で事実上身売りした程度の経営力しかない人間なのです。大したことはありません。
そんな状況ですから、もし預金保険機構で保障されている一千万円を超える金額を預金する場合(金融機関にお金を貸す場合)には、金融機関から「納税明細所添付の決算書」でも提出していただくことになりそうです。(笑
さらに、純預金者として大金を預金するとしたら、該当の金融機関に相当の「担保」を用意して頂くことも想定しなくてはならない状況が発生するかもしれません。
今年の春先あたりから、地方の金融機関でこんな話が現実になるとしたら、貴方はどう考えますか?
しかし、昨年の今頃、トヨタ自動車やソニー、キャノンなどをはじめとする超一流企業が現在のような状況に立ち至るとは誰が想像した事でしょう。
地方の中小金融機関が経営不安に陥ることなどは、トヨタやソニーやキャノンの経営が苦しくなったことを考えたら、全く、いつ発生しても不思議ではないことです。
日本経済の景気動向について、日銀短観などの「言葉の表現」を問題とする報道などもありますが、現在では全く信用できない状態だと思います。
ここから先は、国民一人一人、経営者も含めての「自己責任」です。
とにかく、文字も読めない総理大臣が経済対策をするわけです。
さらに、今年中には確実に総選挙という政治スケジュールです。
ⅤもLもあったものではありません。
まさに、ダッチロール状態の日本経済、地方経済なのです。
新年早々ですが・・、
ふんどしを締めなおして、真剣に仕事に掛りましょう。