最近、「新仕切り体系」に対応するための技術的質問や見解などについて意見を求められる事が増えてきました。
その中で、一部の方から、
『「新仕切り体系」で石油ビジネスが変わるのは理解できる。しかし、「元売りの「再編」や「経営統合」と『新仕切り体系』の係わりが具体的にどのように関係するのか、よく理解できない。当事者の元売り担当者に聞いても、その関わりについては、全く理解できていないようだ。』という、ご意見をよく承ります。
正直なところ、「新仕切り体系」と「経営統合・再編」の関連については、私にもよく理解できません。
ですから、「統合する当事者の企業は御社の取引先なのですから、もう一度、直接お聞きしたらいかがでしょう。」とお答えするしかありません。
前提として、私は「新仕切り体系」については、今回のように原油価格が激しく動きますと、製品原価にも細かく対応する必要が出てきます。単にそれらの状況に対応すべく考えられた「価格決定の新たなルール」であると考えています。したがって、現場でスムーズに運用するためには、どのようにしたらよいかという事について、元売りをはじめ大手企業でもまだまだシステムや業務の手順等について工夫する余地があると思いますし、現在、課題を提起されて必死に対応を模索中です。
「新仕切り体系」について、私自身が「元売りの経営統合」や「国際会計基準」との関わりを述べたことは、誓って、一切ございません。という事です。
現在、多くのサブ店を抱える大手特約店などでは、「仕入・卸売」の両方に関する価格設定について、担当者の業務が増えて大変な作業となっています。
「遡り単価修正」やら「単価告知」と折衝、「請求書作成管理」、など、元売りからの「仕入仕切り」とサブ店への「販売仕切り」の両睨みのリアルタイムな単価管理作業などで繁忙を極めているわけです。
特約店では、元売りからの「仕入れ」も、サブ店に対する「卸売り」も「新仕切り体系」に対応しなくてはなりません。
ところがサブ店となると「新仕切り体系」が直接影響するのは、仕入れのみ、ということになるわけです。
システム的にも、小売販売中心ですから、なんとか従来通りの計算センター委託などでの対応でも可能なはずです。
そんな状況の中で、特約店のサブ店担当者は、サブ店様と「仕切り価格折衝」をするわけですから、大変なのです。
旧態然としたオフコンなどによる単価の「赤黒処理」で調整をしていたら、複雑過ぎて、頭がおかしくなりそうです。
色々な、情報や見解が飛び交っていて「何が何だかわからなくなりそうだ・・」というわけです。
確かに、サブ店の社長や専務さんとの面談時に、雑誌や業界紙の受け売りの「元売り再編や経営統合論」と「新仕切り体系論」に関する見解や意見を論じられても、担当者としては困ってしまいます。
まさに、「そんなの、関係ねぇ~~~」の世界なのです。
まして、サブ店主に、おもに上場企業が対象の「国際会計基準」に関連する話題まで持ち出されたら、とてもじゃありませんが、特約店のサブ担当レベルじゃ対応不能です。(笑
国際会計基準の影響を受けるのは国内の石油販売業者などでも、元売りや特定の大手企業だけでしょう。
そんな、大手業者だけに必要な知識や情報をサブ店が研修したところでどうなるものでもないというご意見には、全く同意します。
それ以前に、目の前に、為すべきことが、もっとたくさんあるはずです。
特約店のサブ店担当者は、「振込」ならいいけれど、昔ながらの顔を見ながら「集金」なんて、頑固なサブ店の親父もいるわけですから、一社回収するのに半日もかかってしまいそうです。
しかし、それでもサブ店はあくまでも「お客様」なのです。
どこまでも、ご要望やご意見を承りながらのビジネスということになるわけです。
儲からない時代ですから、サブ店の経営者の「当たり所」は特約店、しかも、古い付き合いの担当者ということになりやすい。
業転仕入に走ったり、都合で系列仕入に戻ったり、財布と市況と需給を見ながら勝手なことを言われても・・・・、
会社に帰れば、上司に「どうしたんだ!!」と責められて・・・・。
全く、どこへいっても、特約店のサブ店担当者は立つ瀬がありません。
私自身、経験があるから、よくわかるんですよ・・・。
サブ店なんて、不要だと何度思ったことか・・・・、
それでも、たまには、元売りから「特価対応」を貰ったりする材料に利用したりしていたものです。
それにしても、「新仕切り体系」については、諸説紛々ですね。
いろいろなことがビジネスに繋がるものです。驚きます。
「新仕切り体系」のセミナー研修でお金を頂けてビジネスになるとは、
よく考えたら変な時代です。信じられませんが本当なんですね。
なんでも、難しく、厄介に、そして、おかしな理屈をつけて、
元売や大手ディラーを非難さえしていればリテール業者の支持を得られると考える風潮が、いまだに、この石油業界に存在しているとは・。
もう時代が、違いますよ。
これからは、時代の流れを冷静に、
そしてビジネスには「本質」を見極める眼力が大切なのです。
その中で、一部の方から、
『「新仕切り体系」で石油ビジネスが変わるのは理解できる。しかし、「元売りの「再編」や「経営統合」と『新仕切り体系』の係わりが具体的にどのように関係するのか、よく理解できない。当事者の元売り担当者に聞いても、その関わりについては、全く理解できていないようだ。』という、ご意見をよく承ります。
正直なところ、「新仕切り体系」と「経営統合・再編」の関連については、私にもよく理解できません。
ですから、「統合する当事者の企業は御社の取引先なのですから、もう一度、直接お聞きしたらいかがでしょう。」とお答えするしかありません。
前提として、私は「新仕切り体系」については、今回のように原油価格が激しく動きますと、製品原価にも細かく対応する必要が出てきます。単にそれらの状況に対応すべく考えられた「価格決定の新たなルール」であると考えています。したがって、現場でスムーズに運用するためには、どのようにしたらよいかという事について、元売りをはじめ大手企業でもまだまだシステムや業務の手順等について工夫する余地があると思いますし、現在、課題を提起されて必死に対応を模索中です。
「新仕切り体系」について、私自身が「元売りの経営統合」や「国際会計基準」との関わりを述べたことは、誓って、一切ございません。という事です。
現在、多くのサブ店を抱える大手特約店などでは、「仕入・卸売」の両方に関する価格設定について、担当者の業務が増えて大変な作業となっています。
「遡り単価修正」やら「単価告知」と折衝、「請求書作成管理」、など、元売りからの「仕入仕切り」とサブ店への「販売仕切り」の両睨みのリアルタイムな単価管理作業などで繁忙を極めているわけです。
特約店では、元売りからの「仕入れ」も、サブ店に対する「卸売り」も「新仕切り体系」に対応しなくてはなりません。
ところがサブ店となると「新仕切り体系」が直接影響するのは、仕入れのみ、ということになるわけです。
システム的にも、小売販売中心ですから、なんとか従来通りの計算センター委託などでの対応でも可能なはずです。
そんな状況の中で、特約店のサブ店担当者は、サブ店様と「仕切り価格折衝」をするわけですから、大変なのです。
旧態然としたオフコンなどによる単価の「赤黒処理」で調整をしていたら、複雑過ぎて、頭がおかしくなりそうです。
色々な、情報や見解が飛び交っていて「何が何だかわからなくなりそうだ・・」というわけです。
確かに、サブ店の社長や専務さんとの面談時に、雑誌や業界紙の受け売りの「元売り再編や経営統合論」と「新仕切り体系論」に関する見解や意見を論じられても、担当者としては困ってしまいます。
まさに、「そんなの、関係ねぇ~~~」の世界なのです。
まして、サブ店主に、おもに上場企業が対象の「国際会計基準」に関連する話題まで持ち出されたら、とてもじゃありませんが、特約店のサブ担当レベルじゃ対応不能です。(笑
国際会計基準の影響を受けるのは国内の石油販売業者などでも、元売りや特定の大手企業だけでしょう。
そんな、大手業者だけに必要な知識や情報をサブ店が研修したところでどうなるものでもないというご意見には、全く同意します。
それ以前に、目の前に、為すべきことが、もっとたくさんあるはずです。
特約店のサブ店担当者は、「振込」ならいいけれど、昔ながらの顔を見ながら「集金」なんて、頑固なサブ店の親父もいるわけですから、一社回収するのに半日もかかってしまいそうです。
しかし、それでもサブ店はあくまでも「お客様」なのです。
どこまでも、ご要望やご意見を承りながらのビジネスということになるわけです。
儲からない時代ですから、サブ店の経営者の「当たり所」は特約店、しかも、古い付き合いの担当者ということになりやすい。
業転仕入に走ったり、都合で系列仕入に戻ったり、財布と市況と需給を見ながら勝手なことを言われても・・・・、
会社に帰れば、上司に「どうしたんだ!!」と責められて・・・・。
全く、どこへいっても、特約店のサブ店担当者は立つ瀬がありません。
私自身、経験があるから、よくわかるんですよ・・・。
サブ店なんて、不要だと何度思ったことか・・・・、
それでも、たまには、元売りから「特価対応」を貰ったりする材料に利用したりしていたものです。
それにしても、「新仕切り体系」については、諸説紛々ですね。
いろいろなことがビジネスに繋がるものです。驚きます。
「新仕切り体系」のセミナー研修でお金を頂けてビジネスになるとは、
よく考えたら変な時代です。信じられませんが本当なんですね。
なんでも、難しく、厄介に、そして、おかしな理屈をつけて、
元売や大手ディラーを非難さえしていればリテール業者の支持を得られると考える風潮が、いまだに、この石油業界に存在しているとは・。
もう時代が、違いますよ。
これからは、時代の流れを冷静に、
そしてビジネスには「本質」を見極める眼力が大切なのです。