ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

アメリカは偉大な国家ですね

2009年01月21日 19時14分31秒 | Weblog
部屋にこもって、赤城山、榛名山と睨めっこしながら一日中PCに向かって仕事。
実は、以前から私の仕事のスタイルは常にこんな感じでした。

どうも、自宅で一人とか、山小屋で一人とか、ひとりだけで作業をするほうが、仕事が進みますしアイデアもわいてくるようです。

しかし、アメリカという国は凄い国ですね、大統領就任の式典に250万人が結集して、お祝いしています。
仕事の合間にテレビを見ながらびっくりしています。
我が国では首相が決定しても、国民は「いつまで、続くのかしら?」なんてあまり関心を示さないわけですから、大違いですね、困ったものです。

歴代、大統領の就任演説も権威がありますね、オバマ氏は「国民一人ひとりの責任」、なるほど・・・。

日本の政治は野党が漢字の読み方を麻生首相に質問しています。
民主党の石井一議員さんもいい加減にしろと言いたいところです。

いよいよ、アメリカが本気になったようです。
景気対策も頑張っていただいて、経済を早く立て直してくださいよ・

原稿書き

2009年01月21日 13時25分34秒 | Weblog
社長、ブログもいいけど、原稿、遅れないように・・・
ということで、今日から本気で原稿書きです。

EDIによる石油の電子商取引(受発注)について書いてます。
そんなわけで、一生懸命にPCと向かい合って頑張っています。

SSビジネスにおける 「高収益企業のつくり方」

2009年01月20日 05時19分58秒 | Weblog
以前、「盛和塾」という名前を聞いたことがありました。
京セラの稲盛和夫氏の経営塾だということです。
氏の「人生哲学」や「経営哲学」を真剣に学ぶ経営者のための経営塾なのだそうで、全国に50以上も塾があるのだそうです。

昨日、会社帰りに本屋へ家内が凝っている佐伯泰英の時代小説を買いに立ち寄りましたら、
稲森和夫氏の「高収益企業のつくり方」という本が目にとまり、何気なく手にして購入しました。定価648円の本です。

私にとって、最近の読書は「睡眠薬」といったところです。
寝床で本を読み始めると、すぐに眠くなるのでありがたい。
時代小説や歴史物などが気楽で疲れません。
音楽でいえばイージーリスニング、といったところです。
まあ、心の中のBGMですね。

最近では、風呂場まで本を持ち込んで読んでいますが、つい居眠りをしてしまい、
本をバスタブに落としてビショビショにしては、乾かして読んでいるといった状況です。

昨日は本屋の店先で「高収益企業のつくり方」という本を何気なく手にとって、
寝床で読み始めましたが、睡眠薬の反対で頭が冴え、一気に読んでしまいました。
確かに、不思議な感じで頭が冴えてしまいました。

内容を普通に考えたら「当たり前」の事ばかりなのですが、
経営者としての「基本」を考えると、本質をついていて非常に勉強になります。

経営者たる者、ビジネスとは何かを、根本から考え直して、創造的(クリエイティブ)な仕事をしなくてはなりません。
さすがに、ダイヤモンドを創り出した稲盛さんです。

やはり、「知的創造活動」こそがビジネスの付加価値を高めます。
創造意欲により付加価値の高い独創的なビジネスフォームを生み出すことが高収益の原点なのです。
同じビジネスであっても、人と違った手法を工夫することで「高収益企業」を作り出すことができるというわけです。

私の知っている石油流通企業でも、あの「京セラ・クレサンペール」や刃物を研ぐ「京セラ・シャープナー」などを取り扱っている企業が何社もありました。
きっと、稲森氏の考え方に感銘して思いついたのでしょう。

しかし、よく考えてみると、稲森氏のそんな活動が、結果として京セラの新規ビジネスに大きな貢献をしていたはずですから、まことに上手な商法ともいえるわけです。

我々のビジネスを考えてみると、
灯油配送システム「雪ん子」、軽油税納税管理システム「D-TAX」、石油業務に特化したEDI受発注システム「ペトロマスター・ドットネット」などもまさに、創造性に富んだコンテンツであると自負しています。

灯油配送システムなどでは我々の類似製品も出ていますが、基本は我々が世に送り出したものです。
それ以外はまさにオンリーワンビジネスです。

ガソリンスタンドというビジネスは、これまで、基本的なビジネスフォームが「系列(元売・メーカー)」などにより提供されていたわけで、系列下にあるSS運営者(経営者)は余計な事を考えずに、「タイヤキャンペーン」と言えば、タイヤを、そして、「オイルキャンペーン」と言えばオイル販売を一心不乱に行い、メーカーに奉仕することで報奨金や賞状を頂いて喜んでいたわけです。

実は、ビジネスと云えば、何もないところから頭を使って考える「創造力」と「企画力」、モノを作り出す「生産能力」や販売活動に至るまでの一連の努力が必要なわけなのですが、SSビジネスにはどんな努力が必要でしょうか?
人が生産した格差のない商品を仕入れます。しかも、腐りませんから、仕入れの工夫は単価だけ、売り方の企画なども系列で教えてくれます。単価さえも周辺の競合店を見ながら決めるという主体性のなさなのです。、メーカーの指示通りにしていれば優秀で従順な系列販売会社という事で評価されていたわけですから、創造性とは程遠い経営環境でのうのうと生きてきた事実があるわけです。
「知的創造活動」が少ない分だけ、「収益も低い」というわけです。
ですから、価格競争のみに走るのも当たり前。
これでは、高収益ビジネスからは程遠いわけです。

一部、そのような状況を潔しとしない業者は、色々な事を考えたり自主独立の工夫で経営展開をしていたわけですが、そんな経営者として当たり前の努力が異端児として見られていたという現実があるわけで、私などは、その事自体と闘ってきたわけです。本当に「何かおかしな、業界だ!」といつも思っていました。

よく考えると、頭を使わないということは、あなたの会社の社員と同じことなのです。指示されたり、言われた事だけ一生懸命にやる。ということですね。
ですから、本当は販売のキャンペーン企画をした「系列(元売やメーカー)」が潤うということにあまり気付かない経営者が多かったようです。

すなわち、SS経営者とはいっても、実際のビジネス思考や業務なんてメーカーの社員のようなものだったわけです。ですから、創造性のない経営者なんてものはコンビニの店長みたいなものなのです。

いまさら、反省してみても仕方がないことだと思う前に、少しだけ今後に向けたヒントがありそうです。

貴方の会社だって、社員のケツを叩いてキャンペーンで儲かっても、社員に対して若干の報奨金を与えるだけで済ましていたはずです。
ですから、「売れ!売れ!」だけの掛け声で、「油外収益確保」を叫んでみてもスタッフが本気になるはずもありません。
つまり、ガソリンスタンドの経営者自身が自主性に乏しく、常に「乗せられていた」といった感じなのです。

これでは、高収益企業のガソリンスタンド・ビジネスなんてものは、「夢の夢」。

あと数年も経ってから、自分の会社の運営するガソリンを売る店舗は、「ガソリンスタンドではない!」と言えるような感性で、自分のビジネスを根底から見直して、「昔は、あのスタイルをSSとかガソリンスタンドと呼んでいたものだ。」といえるくらいの革命的なビジネスフォームを作り上げてみたいものですね。

実際、そのくらいの創造性を発揮しなければ、こんなに収益性が低いSSビジネスなんて、とてもやってはいられません。

私も、今後は志あるSS経営者の皆様と「本気」でこの部分に取り組んでみたいと考えているわけです。お互いに勉強会もしましょう。全国を飛び回って何かヒントやアイデアを掴みたいと思っています。

そんなことを考え始めましたので、夜も寝られない。
家内はトイレに起きては「あなた!!、何時だと思ってるの?」なんて寝ぼけマナコで言いますが、私は頭が冴えて眠れないという訳です。

そんなわけで、「夜も寝ないで、昼寝しながら考えて」
有効なビジネスフォームを造り上げ、情報をフィードバックできるよう努力するつもりです。

最近は原稿を書いたりしますので、経済関係や経営ものなども読んでいます。最近は本屋の店先で副題が目に付いたものを手当たり次第に読んでいます。
ジョージソロスは警告する(超バブル崩壊=悪夢のシナリオ)、徳川家広氏[訳]は結構勉強になりました。あの、ジョージソロスが自分の投機家としての考え方を述べています。

素晴らしいビジネスチャンスという物は、ダイヤモンドのようなものでいつも足元に転がっているはずなのですが、なかなか凡人には見つかりません。

エネルギーも石油から次世代に変化するはずです。
灯油であれば「ホームエネルギー」、「ホームヒーティング」を軸に、ガソリンであれば「車のエネルギー」を軸に、新たなビジネスが派生する予感がしています。

「次の時代を見据えて」
ビジネスチャンスの「女神の前髪」を捕まえましょう!!

プログの書き込み時間を確認してみてください。
こんな時間から、こんなにハイテンションな経営者はそう居るものじゃございません。
それが「高収益企業のつくり方」なのです。

安売り、価格戦争の果てに

2009年01月19日 16時34分30秒 | Weblog
高崎が発祥の地である、○○○カメラが粉飾決算で株が、「管理ポスト」行きという事らしい。
結局は「粉飾決算」という事なのでしょう。

最近、地元のゴルフ場を幾つも買収して、流通業としては意気上がっていたのですが、どうなっているのやら・。

当社のすぐ近くには、ヤマダ電機本社と○○○カメラの発祥の店舗の両方があり、覇を競っています。
ヤマダ電機の本社などは、私の自宅から50メーター以内といったところです。

とにかく、北関東のこのエリアは各業種のディスカウンターから流通大手に育つ企業が多いわけです。
噂と伝説の安売り経営者がたくさんいらっしゃいます。

カインズホーム、ベイシアグループのT氏なども有名です。

ビジネスとして儲かる事なら、ビジネスフォームをすぐに構築して一気に全国的に拡大させる積極経営が北関東の流通最前線企業のアクティブな強みです。
たとえば、作業着などのビジネスを「ワークマン」として立ち上げて全国ベースで経営軌道に乗せていますね。

地元ですから、それらの企業には私も友人や知人もたくさんいるわけです。
以前、ガソリンスタンドという業態について提案した事もあったわけですが、さすがの彼らにとっても、どうもSSビジネスは流通管理や収益管理業務が専門的で価格競争も過激過ぎて儲からないという意見が大勢を占めています。

とにかく、何の商売でも価格戦争は過激な地域です。
そのために、石油業界では地元有力特約店がほとんど淘汰されてしまったという現実の経緯もあります。

と言っても、SSが全く無くなったわけではないわけで、元売りの販社や大手商社、広域ディラーなどが依然として覇を競っているわけです。
地元で販売力のある一部業者は頑張っていますが、ほとんどが設備賃貸のリースSSといったところです。
私の古い友人なども、元売りでも手に余るような設備の施設を安い賃貸料で委託されて運営していますが、それでも儲からないようです。

市況というものは、昔はそれぞれの業界の阿吽の呼吸で構築されるものだと思いますが、
販売競争のデスマッチの激しさは本当に凄いことになっているわけです。

店内では、「もし、同じ商品で、他店よりも高いものがございましたら、売場の担当者までご相談ください!!」と、毎日アナウンスしながら複数店舗が競争しているわけです。まさに価格勝負はデスマッチといったところです。

ヤマダ電機、コジマ電機、ビックカメラ、その他に挟まれた一般家電販売店の「生き残り」は大変です。

最近、それらの量販店では、野菜と鮮魚以外は何でも販売しています。
酒類、書籍、薬品、アパレル、ゴルフ用品、お米からその他家庭用品などなど。
その全てに、ポイントカードによるサービスが付いています。
しかも、ディスカウント付きなのです。

私は、ゴルフボールはポイントだけでいつもタダで手に入る状況なのです。
タイトリストが一ダースで1600円~~1900円で買えます。

それにしても、あれだけ安売りして、都内の中心部で三越の店舗さえ買収してしまうほどの超有名な量販店企業の内情があの状態とは・・・・

ビジネスなんて外見では分からないものですね。

これで、もし○○○カメラが破たんでもしたら、一体誰が利益を出しているというのでしょう。消費者にとっては、ものが安く手に入ることは大変うれしいことなのですが、ビジネスとしては永久に「不毛の戦い」のような虚しさを感ずるのは私だけなのでしょうか・・。

最近、ものが売れない時代です、販売競争がさらに激化しているように感じます。
この先に、どんな状況が待っているのでしょう。

自給自足に憧れて・・・、顧みるわが身・・・、 反省・・・・です。

2009年01月19日 13時51分06秒 | Weblog
今日は小春日和のようなポカポカ陽気です。
毎日のことながら、お昼を食べると眠くなります。
お陰さまで、今日も会社で気持ちの良いお昼寝が出来そうです。

実は、昨晩、家内と一緒にテレビを見ていました。
内容は「自給自足の田舎生活」。田舎に住んで農業などをしながら夫婦で自給自足の生活を送っている方達の生活ぶりを楽しく紹介していました。

私が、「俺もこんな生活がしたいな・・・・・」、とポツリ・・・。
妻 : 「本当にできるの・・・?、 こんな生活・・・」
私 : 「楽しそうだな・・・・、自分で作ったものだけを食べて生きるなんて・・」
妻 : 「私は、農業なんて出来そうもないわ・・・」とキッパリ・。

昨夜の夕食も、私の食欲は旺盛でした・・・・・
ゴルフの帰りにスーパーによって夕食のおかずの買い出し。
豚のロースカツ二枚。生イカが特売だったので二ハイ。
その他にもおかずが一杯の夕食でした。
最後に、ゆで卵を二つ。
特に、イカのバター炒めが、夜中までお腹にこたえてしまいました。
お陰で、今朝はバナナだけ・。

よくないとは判ってはいても、ついつい本能の食欲に任せた自堕落な食生活です。

本当に、田舎生活を想定したくなりました。
私の仕事なら、インターネットを使って、ド田舎でも何とか仕事は出来るかも、必要な時には山を降りて仕事をして、普段は山の中で生活するのも楽しそうです。

気分がおもむいたときだけ、無理をしないで野良仕事。
あとは、晴耕雨読の毎日なんて素敵ですね。

囲炉裏のある農家のような家をつくって、故郷の山々が見える露天風呂。
昔は、軽井沢に浅間山と向かい合ったジャグジーをつくって、一人で風呂に入っていました。
猿の群れが遊びに来て、友達になったものです。

考えれば、「あの頃」のほうが食生活を自制していたような気がします。
いまは、幸せ太りなのかもしれません。

ライフスタイルも含めて、改めて自分らしい生活を考えなおす必要がありそうです。

目先の利ざやよりも、収益の仕組みを考える 、「企業統治(コーポレートガバナンス)

2009年01月17日 07時37分12秒 | Weblog
石油の仕切りや市況は毎日変わります。
仕入れや売りの価格に毎日、毎日、振り回されて、ああでもない、こうでもない。

「そんな目線で商売をしていると、自分の石油ビジネスが情けなくなる」
「これからも、こんな仕事が続くのか・・・・・」
なんて、嘆いているSS経営者の悲痛な声が聞こえます。

確かに、そうなのです。そのとおりです。
目先の価格ばかりを追いかけていても、競争が激しいこの業界では、いつまでたっても採算に追い付きません。
ですから、採算性を確保するには「儲かる仕組み」、を構築することがポイントです。

最近では、SSを起点とするビジネスアイデアの試行も増えています。

しかし、企業として、一番即効性がある、収益構造の改善手法は、
「経営管理業務の省力化」、(管理業務のコストダウン)なのです。
こんな時代に、売上を増やすことで租利益を増加させるという考え方はしょせん無理があります。

業務管理コストを、劇的に削減することが即時の収益向上に効果を発揮します。

ですから、大手企業は人を削って、合理化システムの導入を推進します。
当然、経営規模が大きいほど確実に収益効果も大きくて、即効性があります。
問題は、導入経費対効果ということになります。あとは、人材と資質の問題です。

合理化ですから当然、人の問題は付いてきます。
リストラして、システムで管理業務を平準化するという手法が一番効果があるのですが、当然、リストラに対する抵抗や業務改善などの変化を嫌うベテランスタッフなどの抵抗もあるはずです。

ここで、経営管理者に問われるのが、「企業統治(コーポレートガバナンス)」ということになります。

こんな時代です。部下の社員やスタッフが、正面切って反対したり、抵抗することはないにしても、かなり巧妙な手練手管で、経営者の目の届かない現場の一部の意見などの理由をつけては、省力化に抵抗したり、進捗を遅らせるといった手法で見えない抵抗勢力となっているケースが増えています。

最近も、某大手企業の経営者の方が嘆いていらっしゃいました。
老舗企業などにはよく見られるケースです。

貴方の企業では、そんなジレンマをありませんか?
なにも、石油業界に限ったことではなくて、ほとんどの企業で経営者の課題として企業統治能力が問われているわけです。

国の政治でも企業でも、現状維持派で変化や改善を嫌う「抵抗勢力」が組織を腐らせているわけです。
大胆な改革や改善を実行するためには、経営者としての大英断が必要なのですが、抵抗勢力は業務の中身に精通していて、何だかんだと理由をつけてきます。
ですから、経営者の意思と命令を速やかに実行に移すための企業統治能力が問われるわけです。

アメリカなどでは、企業によるリストラを回避するための社員のためのコンサルティングという、有料の学習教室があるのだそうです。笑ってしまいますが、本当の話なのです。

こうなると、経営管理者と怠慢でしたたかな社員の「知恵比べ」みたいになってしまいそうです。

チャイナ発 世界大恐慌

2009年01月17日 06時22分04秒 | Weblog
全国各地に出張して見ますと、年が明けて景気は、さらに厳しくなっているという実感がわいてきます。

石油業界では、今後の値動きと収益動向に対する緊張感が増幅しているようです。
こんな時節は経営者の考え方や動きにも差が出てきます。
積極的な方、意気消沈型。
まあ、一人の人間でも強気になったり弱気になったりするものです。
仕方がありません。

企業を経営していれば、常に心の迷いや、不安がついて回ります。
独りで悩んだり、苦しんだり、そんなときに経営者は孤独だと感じます。

「100年に一度」と表現されている、今回の大不況。

本当に100年に一度だとしたら、ほとんど100%の経営者が初めて体験する規模の大不況だということですから、考えてみれば大変なことなのです。
ですから、どんなことが起きるのやら全くわかりませんね。

これほど急激に、そうそうたる大企業の決算が一気に赤字になって、製造業などの人員整理がこんなに過激に行われるとしたら、これからの実体経済はどうなるのか? 、誰でも、先行き不安になってしまいます。

昨年の今頃は、こんなことが発生するとはほとんどの方が予想せずに、「オリンピックイヤー」で浮かれていたわけです。

一部の経済評論家などは、「大恐慌到来の危機」を予測する論評を盛んに書いていましたが、実感としては「まさか・・・」という方が多かったはずです。

こんな時節に、副島隆彦氏のベストセラーであるアメリカ発の世界金融恐慌の到来を予見した『恐慌前夜』などを読み返してみると本当に勉強になります。

浅井隆氏の「チャイナ発世界大恐慌」も今後の予測としてはかなり大胆な事が書いてあります。
「2010年、世界もあなたも未曾有の大混乱に襲われる!」
第一幕(サブプライムローン)はついに終わった。
そして、次にやってくるのは
前代未聞のチャイナ発世界大恐慌だ!

なんともはや、恐ろしい、副題の「本」です。
本屋の店先に、「大恐慌」の文字が躍っている時代です。

大変なのは、貴方だけではないのです。
世界中が大変なのです。

こんな時代ですが、一生懸命。がんばりましよう。

直売・卸売システムによる新価格体系への対応、意外な課題が出てきます。

2009年01月15日 14時06分55秒 | Weblog
こんな時代なのですが、石油ビジネスの有力特約店レベルでは、
経営管理の省力化に対するシステム投資は今までよりも盛んになりつつあります。

軽油税納税に関する業務省力化、受発注システムの構築、特に「新価格体系」の影響なのか直売部門システムの見直しが増えています。
複雑で細かい価格変動に対してどのように対応するかが、大きな課題となっているようです。確かに、週決め、日決め、など、細かい設定対応が大変です。

公開することはできませんが、値決めの中身のコスト計算や演算手法についても、それぞれの企業で異なりますから、大変なのです。


このようにシステム改善などの時ほど、それぞれの企業の組織の内部統制力、思考の柔軟性、特に、社員の資質や経営者の経営統治能力が明確になります。

最近は情報システム部といわれる部門のスタッフの組織疲労と言いますか、マンネリ化により、業務改善などが遅れてしまう企業が増えていまして、先進的な企業の経営幹部にとってはストレスの原因となっているようです。

要するに、情報システム部のスタッフの対応の動きが遅いわけです。指示しても対応がスピーディーではないわけです。たとえ改善であっても、慣れの業務の変化を嫌うようなケースもあるわけです。そんなわけで、先進的な大手企業ほど、情報システム部の見直しや、撤廃などまで増えているわけです。
やはり、組織というものは水と同じで、内部的な動きや変化がないと腐りやすいものなのです。

仮にスタッフの個別的な資質や性格の問題であっても、企業にとっては経営中枢部分の組織疲労ということで、大きな影響が出てくるわけですが。しかし、当事者は「そんなの関係ねぇ~~」というような最悪のケースもあるわけです。

そんなわけで、当社も都内の大手企業などのシステム構築などでは、実はクライアント企業のスタッフとの対応などで苦労することもあるわけです。

営業レベルは大混乱。システムスタッフは対応能力というか、対応する意思なし。
なんて馬鹿なケースもあります。
上層部には「現場と調整して検討します。」なんて応えておいて、改善のタイミングを逸してしまうようなこともあります。

組織とは、本当に難しいものです。

そんなときに、経営者としての「企業統治能力」が問われるわけです。

私自身でも同じことが言えるわけです。
常に、冷静にそして、組織にゆるみが出ないか、活性化しているか、
油断できません。

個人経営の小規模企業では、経営者自らが常にその点について自己管理する必要があります。
経営者は、本当に大変です。

お互いがんばりましょう!!
ということです。

灯油があって・・・、よかったね

2009年01月15日 08時37分45秒 | Weblog
体感温度と同じで景気に関して、個人が感ずる景気感覚も色々です。

世の中はこんなに不景気ですが、退職金をたくさんもらって、「不景気なんて、関係ないわ」とご夫婦でゴルフをしている、悠々自適な元公務員の夫婦もいらっしゃいます。

地方公務員の退職者でもあのゆとりです。
公務員は本当に羨ましいですね。腹立たしいくらい一般国民との格差があります。
この国は、公務員のために存在しているのでは・・、と考えてしまいます。

公務員は解雇という事がないわけですから、こんな時代でも職を失う心配がないわけです。

確かに、どんな時代でも日向があれば日陰もできます。
しかし、公務員は公僕ですから国民のために存在しているわけなのですが、現在のこの国では公務員(政治家を含む)のために税金を払う国民が存在しているような感じを受けてしまいます。本当に困った国です。

それで、麻生総理のような豊かな政治家は、貧乏な国民に12,000円も支給すれば、満足するだろうなんて本当に考えているのでしょうか?
支給するだけで地方自治体では800億円も掛るのだそうですからバカバカしい話です。

経済危機はいよいよ深刻です。
年が明けて、地方都市でも身近に影響がでてきたようです。
製造業や商売をしていたら、とても他人事ではありません。

石油ビジネスでは、年が明けて「灯油」が動き出しました。
少しは明るい話題です。
灯油なんて・・・・・、と言っていた企業は「しまった!!」と思っているはずです。今年の灯油はかなりの値幅がとれています。

たまには、こんなこともなければ。

灯油は、今年も石油ビジネスの「孝行息子」です。

ゆきんこサポートセンターも一生懸命にサポートさせていただきます。

大相撲の話題 朝青竜

2009年01月15日 05時08分35秒 | Weblog
私は大相撲が大好きです。
今場所は朝青竜のカド番で結構盛り上がっていますが、昨日までは何とか負けなしで来ています、本気になるとやはり強いですね。

相撲でも何でも、強すぎると面白くないわけでいろいろと批判されます。
確かに、本人としては、「腕を怪我しているのにサッカーくらいなら」ということで、手と足は違うという理屈かも知れませんが、あれだけの批判にさらされたわけです。
やはり、休場中の横綱としての矜持(きょうじ)の問題なのでしょう。

横綱とは言っても、やはり20代の若者ですし、モンゴル人なのです。
習慣や考え方も少しは違うはずですから、親方の教育が重要なんだと思います。
やはり、「躾(しつけ)」が大切です。

いつの間にやら、ヒール(悪役)にされてしまった朝青竜ですが、
こうなると違った意味で大相撲が盛り上がります。

プロレスでも凄いヒールが出てくると人気が出るわけです。
古くは、ブッチャーとかタイガージェットシンなどの悪役が猪木と闘っていた、あの頃はプロレスも面白かった。

一方の横綱白鵬は、おとなしくて、行動も慎重ですから貫禄があります。しかし、最近はなんだか取り口も地味すぎてつまらない。
やはり、何か問題を起こしそうな、悪役、朝青竜のほうが、腹は立ってもファンとしては面白いわけです。

今場所は相撲人気が変な意味で盛り上がるはずです。
満員御礼の日が増えてくるような気がします。

そんなわけで、久しぶりに来週は相撲見物に行ってこようと思っています。

「忙中閑あり」
時間も、お金もないわけですが、気分転換と少しはゆとりも持たなければいけないと思い、相撲好きな家内も連れて出かけることにします。